アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

こぶつき伝助

2025年01月31日 | わんこにゃんこ

マナウスの「髪切りや師匠」の山のお家でお世話になっている

 「でっかい亭伝助」くん

頭に何かしこりのようなものができたということで、

こんな姿になりました。 

最初に写真だけ見た時には、何事かと思ったわよ、この姿。

最初、「しこりのようなものがあるな。」と思い、しばらくするとだんだん大きくなってきたそうです。

抗生物質を飲ませ、ウコンの粉で湿布しているそうです。

そうしたら少し小さくなったそうです。

明日までにもっと小さくならないようだったら、獣医さんに連れて行って下さるそうです。

少し熱もあるみたいだそうで、冷たい牛乳を出したら食欲がわいたようでエサも一緒に食べたそうです。

伝助は昔からあちらこちらに不具合がある子です。

もう年齢も年齢なので、何とか回復してほしいものです。

オレは何にも悪いとこないぜ!!  

 食欲全開 かわいさ全開 だぜ!!

3月には、伝助&コロナ プリンシピ&オレリョーナ とらこ トゥッカちゃん、他諸々に会いに行きます。

 

みんな元気でいてくれますように!!

 

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金継ぎ

2025年01月30日 | 生活

昨年、マナウスからサンパウロへの引っ越しの時に壊れてしまった大きな絵皿。

 夫が母から贈られ、大切にしていました。

それを知っていた娘、サンパウロで「金継ぎ」をしている工房を見つけました。

調べてみたら、サンパウロには結構多くの「金継ぎ工房」があるみたいです。

 

無事にお皿は元の形に戻りました。

金色の筋が付くのも、金継ぎの特徴だそうです。

何だか面白そうです。

日本の通販サイトをのぞいてみたら、「金継ぎキット」って言うのが販売されているみたいです。

早速「入門用」を真ん中妹に頼んで注文してもらいました。

 かわいい袋に入って、コンパクト

ペケママがこれを使って直そうと思ったのは、ペケ娘がパカッと綺麗に二つに割った茶碗。

もともとは湯飲みでしたが、娘はエスプレッソを飲むための器として使っています。

さて、ペケママの初「金継ぎ」は...

 

結構いい感じに仕上がったと思うのよ。

優しく扱えば、もとのように「湯飲み」として使用することも可能だとか。

残念ながらペケママ家にはもう壊れた器は無し。

「金継ぎ修理受け付けます」ってお友達に宣伝してよ!と図々しく娘に言っているペケママなのでした。

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のんびり

2025年01月29日 | 生活

今日は久々、のんびりお出かけのない平日。

朝、ちょっと寒いなーと目を覚まして携帯を見たら午前3時。

いつも朝3時半に目覚ましアラームをかけてあるので、「ああ、アラーム解除しておかなくちゃ...」と思いつつも、そのまま また眠ってしまった。

次に目を覚ますと、あら?いつの間にか もう朝の5時過ぎ。

いつアラームを解除したのか、全く記憶になし!!

それだけ寝やすい気候になったということね。

今日は買わなくてはいけないものができたので、近くのショッピングセンターに行きました。

ショッピングセンターの開店は朝10時ですが、少し回り道をしてお散歩してから行こうかと思い、早めにアパートを出ました。

我が家から幹線道路を渡った反対側は坂が多いので、普段は足が向かないのですが、今日はあえてそちらに向かいます。

娘によると、そちら側に美味しいお店が多いそうなのです。

今日はそんなお店を見つけながら歩きましょうか?

でも...

トコトコと歩いていると、あらあら??

思いっきり怪しい黒雲が空を覆い始めました。

アパートを出る時は良いお天気で、お洗濯物も早く乾きそうだな~なんて思ったのにな。

ショッピングセンターに入って、しばらくあちらこちらのお店を見ているうちに「ドドーン!!」

雷の音がした。

外を覗き込むと、幸いまだ雨は降っていないみたい。

急げ急げ!

ショッピングセンターに入っているスーパーに寄って、お土産のパンやお菓子を買い込み、外に出るとポツポツと顔に雨が当たりました。

くー、今日はこのショッピングセンターの前のアラブ料理屋さんでランチしようかと思っていたのに。

写真 屋台みたいなお店ですが有名店らしいです

久しぶりに美味しいEsfiha(エスフッハ) 写真の説明はありません。

食べたかったなあ...

ショッピングセンターからアパートまでは速足で帰ったら15分ぐらい。

傘を忘れてきたので、降られたら大変。

セッセと歩くと、わが家の方はもうずいぶん降ったみたいです。

道路がびっしょりに濡れていました。

幸い 私は降られることなく家に到着できました。

が、お昼を過ぎると雷と雨が激しくなりました。

早朝干した洗濯物はまだ湿ったまま。

アマゾンは雨が降っても気温は高かったけれど、サンパウロは雨が降ると一気に気温が下がります。

いつまで続く、この雨模様。

週末には晴れて欲しいなあ...

 

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想い出を拾った

2025年01月28日 | 日記

お出かけ先で足元に転がってきた、この子を拾いました。

 ちょっと小ぶりだけれど、まさしくマンゴー

調べてみたら manga itamaracá (イタマラカー)っていう種類みたい。

ペケママがマナウスで食べていたマンゴーとは、種類が違うみたいですね。

小ぶりで、ちょうど片方の手で包めるぐらいの大きさ。

香りはとても強く、バスの中でもマンゴーを入れたお弁当バッグから、良い香りが漂ってきていました。

家に帰って切り分けてみると... 

透き通るような美しい果肉。

完熟の一歩手前と言ったところで、歯ごたえを残しつつとろけるような甘さ。

久々に出会ったマンゴーの香りで、一気に昔がよみがえってきました。

リオでお世話になっていた友人の山荘にあった大きなマンゴーの木。

そこで友人が作ってくれた、マンゴーのバッチーダ(カシャーサのカクテル)。

 これは我が家のマンゴーのバッチーダ

マナウスの職場にあったマンゴーの木 

マナウスでは街中にマンゴーの木があり、季節には必ず毎日どこかで手に入りました。

ワンコ達の散歩の時もしかり。 

毎日必ずマンゴーを手にして戻って来たものでした。

朝早くの散歩には、ビニール袋を持って散歩に行ったりね。

三女のチコちゃんはよくマンゴーをくわえてきました

野良生活をしていた時に、お腹が空いたらマンゴーをかじっていたのかな?

と思っていました。

マンゴーの木にはイグアナが何匹も来ていました。

これはマナウスのペケママ家に現れたイグアナ君。

イグアナ君たちにとってもご馳走だったのね。

夫はゴルフに行くと、いつもビニール袋一杯に詰め込んだマンゴーを持って帰ってきてくれていました。

週末は朝1番のプレーだから、拾い放題なんですって。

きっと一緒にプレーしていた方たちにはご迷惑をかけていたことでしょう。

フェイラで売っているマンゴーを見てもあまり思い出すことはありませんが、こうして落ちているマンゴーを一つ手に取っただけで、本当に多くの思い出が津波のように押し寄せてきました。

みんな みんな もう空に旅立ってしまいました。

リオの友人も、黒犬三女のチコちゃんも、夫も。

イグアナがいた森も、もう無くなってしまいました。

足元に転がってきた、ひとつのマンゴー。

友人が、夫が、そしてチコちゃん達 空に上ってしまったわんこにゃんこが

「ペケママ、大丈夫だよ、いつもそばに居るからね。」

そう伝えてくれる贈り物のような気がしました。

 

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ちょっとドキッとした話

2025年01月27日 | 生活

ペケママの引き出しの中から出てきた1枚のクレジットカード。

日本に旅行前に娘と一緒にカード類は整理したはずなので、恐らくこのカードは使用可能なカードのはず。

ううん、しかしどの口座のカードだ??

ペケママの名義になっているので、ペケママの口座の物であることは確かなのですが...

悩む。

そう、悩むなら使ってみよう。

そうしたら、引き落とされる口座に履歴が残るはず。

使えないカードだったら、支払いの時にはねられるはずだものね。

というわけで、近所のスーパーでほんの少額のお買い物。

例のカードで支払いをすると...

無事に支払うことができた。

さて、どの口座から引き落とされるか。

しかし!!

2日たっても、3日たっても履歴に現れない。

そんなはずないわよ、だってペケママの名前のカードなのに!!

もしかして本来使えないカードを使ってしまった??

もしそんなことになったら大変!!

というわけで、こういうことの専門家、娘にカードの身元調査を依頼。

カードのトラブルは面倒くさいですからね。

専門家、娘が調べた結果...

娘の口座のカードでした!!

何のことはない、娘の口座のカード履歴を見たら、私の使用分が載っていたのよ。

もっと早く見てくれ!!

夫の相続手続きを進めるうえで、私の口座が急に凍結される場合があるということで、念のためにと作っておいたカードでした。

まあ、カードの素性がわかって よかった よかった。

というわけで、カードは娘に返納いたしました。

     *     *     *     *     *

娘のパートナー君、3週間ほどブラジル南部で行われていた音楽セミナーに出席していました。

土曜日、お土産をたくさん持って帰宅。

ブラジル南部はドイツ移民の街です。

ビールはそれなりに飲むパートナー君、自分でたくさん「試飲」して気に入ったものを、お土産で持って帰って来てくれました。

 味は甘さも控えめで、コクがある...と思う

何より素晴らしかったのがクリーミーなこの泡 

素人ペケママがついでも、このぐらい見事な泡が立つのだから、本場で飲んだらいかに!!と思いました。

今回、行きも帰りもバスで頑張ったパートナー君。

片道6時間ほどだったとか??

今度、ペケママも挑戦してみます!!

 

 

 

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久々 サンパウロバス散歩

2025年01月26日 | サンパウロ徒然

大雨大嵐から一夜明けた土曜日、朝からとても良いお天気。

天気予報ではお昼頃からまたお天気が崩れるということです。

あまり良いお天気なのでちょっとお出かけしたいけれど、また大雨に巻き込まれるのは困るし...

で、思いついた。

そうだ、お届け物に行こう!!

最近サンパウロで便利なUber便で届けようと思っていた物があるのですが、そう遠いところでもないのでお届けに行っちゃおう。

だって、今日はサンパウロの市制記念日なので市内バスは一日中無料だし。

グーグル先生のご指導でバスを乗り継ぎ、通りを探し、無事に任務遂行。

さて、帰りはのんびりブラブラ帰りましょう。

ペケママアパートから11㎞ほどのところなので、のんびり歩いて帰ってもいいのですが、やっぱり雨が怖い。

ペケママアパートまで乗り継ぎ無しで帰れるバスを発見!!

それでは行ってみましょうか

バスに乗り込み、少しすると美しい装飾の尖塔が見えてきました。

通りからこんなにまじかにむえるというのも珍しい。

 Nossa Senhora da  Saúde 教会

建物も素晴らしいけれど、調べてみたら内部も素晴らしいそうです。

次回はぜひ教会を見に来たいわ。

ここはおしゃれなレンガ作りの建物。。。

と思ったら変電所だそうです。

昔からの建物なのかしら。

この日は祝日だったので、サンパウロ市内メインのパウリスタ通りは歩行者天国になっています。

なので、すべての車はパウリスタ通りに沿って走る通りに迂回しなくてはなりません。

平日ほどではないけれど、それでもかなりの数の車、おまけに道路は細い。

バスレーンはあるけれど、なかなか進みません。

バス散歩のペケママにとっては、周囲をじっくり観察する良い機会です。

う回路に入る直前に、丸い屋根の大きな教会がありました。

 メトロポリタン正教会聖堂

ギリシャ正教会の聖堂だそうです。

オシャレな石畳の道路が出てきたよ。

奥には何があるんだろう?

のろのろと進んでいるから、こんなものまで見つけちゃったりして。

 レストランの上のベランダにセクシーうさぎちゃん

アパートの近所までやってきました。

Nossa Senhora da Consolação 教会 

 とがった尖塔が何ともいい雰囲気ですねー

ここを過ぎると、あまり雰囲気の良くないエリアに入ります。

気がつくとバスの中はペケママ他2人だけ!!

それでもパカエンブサッカー競技場の近くまで来ると、サッカーの試合観戦をしてきた人たちが一杯乗り込んできました。

バスの中は熱気むんむん。

で、停留場一つ、二つぐらいですぐに降りちゃう。

なぜならここからすごい坂が続くからです。

普段だったらみんなヒーヒー言いながら歩くのでしょうが、今日はバス代無料ですからね。

ここまで来たらペケママアパートはもう目の前。

坂を上り切って少し行ったところでバスを降ります。

幸い雨も降らなそうだし、少し歩かないとね。

ウォーキング用の靴を履いてきているので、警戒にトットトットと歩いてスーパーに向かうペケママなのでした。

気持ちいい汗かきました!

 

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ゴロゴロ ピカピカ 2

2025年01月25日 | サンパウロ徒然

さて、二つ目のバスターミナルでバスを待つペケママ。

お出かけ最後のバスは、10分ごとに出ているバスなので通常ならばターミナルに行けばバスが待っている、という感じです。

でもこの日はバスターミナルの中は、バスはガラガラ、プラットフォームにはバスを待つ人の長蛇の列。

本当にバスが来るのかな??

心配になりましたが、この状態ではここで待つのが一番、列の最後にくっついてバスを待ちます。

20分ぐらい待ったころでしょうか、ようやくお目当てのバスが到着。

この頃になると、一時期よりは雨脚もいくぶん弱まってきたような気がします。

ずいぶん後ろの方に並んでいたと思ったのですが、幸い座ることができました。

しかも出口に近い一人席で、これは雨の日はラッキー。

2人掛け席だと、隣に座る人がびしょ濡れだったり、濡れた傘を持っているということもあるので。

バスは渋滞した通りを進んでいきます。

それでも、バスレーンを使うので普通の車よりはかなり早いのです。

普通車レーンはほとんど動かない。

途中のバス停ではびしょ濡れの人が乗り込んできます。

 道路はすでに急流。

降りるに降りられなくて困る人も。

我が家近くを通る幹線道路に入ると、車が流れ始めました。

我が家の方は大丈夫そうかな??

と思ったのもつかの間...私がいつも下りるバス停の一つ手前のバス停を過ぎると、車の流れが止まってしまいました。

車掌さんが携帯電話で会社に問い合わせます。

どうやら、この先の橋が冠水してしまっているということ。

それでものろのろとバスは進みます。

ペケママ家最寄りのバス停に到着。

その直前まで雨水が川のように流れていたので心配したのですが、バス停が少し高くなっていたため、足を濡らさずに降りることができました。

雨もかなり小降りになって来ていたので、ほとんど濡れずに帰宅することができました。

娘は本来ならこの日は自宅での勤務だったはずなのですが、会議があるとかで出勤。

娘の職場は、ペケママが最後のバスに乗り換えたターミナル近くにあるのですが、道路は川、交通はストップ、ということで職場ビルから外に出ることができず、夜8時近くにようやく家に帰ってきました。

この日はサンパウロ市内、北部を中心に市内全域で被害が出ました。

ペケママ家近くのショッピングセンター前 

Temporal alaga ruas e estação do metrô em São Paulo - 24/01/2025 -  Cotidiano - Folha さん  地下鉄駅内も急流のように雨水が流れます

階段からは滝のように雨水が流れ込みます。

電車の線路も冠水し G1 > Edição São Paulo - NOTÍCIAS - Depois das chuvas, Metrô e CPTM operam  normalmente

電車がストップ。

途中で止まった電車からは乗客が各自降りて、線路上を歩いて次の駅に向かいます。

市内北部のショッピングセンターでは、強い雨に屋根の排水が間に合わず..

Teto de shopping desaba em São Paulo após fortes chuvas  崩壊した天井からあふれる雨水

大変な混乱でした。

一日たった今日は良いお天気。

午後にはまた強い雨が降るかも...ということで心配していましたが、幸いまだ降りだしていません。

考えたらマナウスでは、道路の冠水、冠水により渋滞、普通の事だったな~としみじみ思いました。

すごいところに住んでいたんだなぁ...

 

 

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ゴロゴロ ピカピカ 1

2025年01月24日 | サンパウロ徒然

金曜日、1週間なんだかんだと毎日お出かけしてしまったので、少し早くアパートに帰ってお掃除をしたいと思い、用事が終わると急いでバス停に向かいました。

この日も一日暑かったし、ペケママちょっとお疲れ気味。

いつもは長い時だと20分近く乗りたいバスを待たなくてはならないのですが、走って行ったのが良かったのか、この日はすぐに目的のバスが来ました。

ラッキーと思ったのもつかの間...

最初のターミナルに着くころには空に黒い雲が広がり、風邪がざわざわ吹いてきました。

嫌な雰囲気です。  娘が職場の窓から激写!!

2本目のバスに乗りしばらくすると、空に稲光が走り雷鳴が聞こえてきました。半分ほど来たところで、大粒の雨が窓に当たり始めました。

でもきっと、うちの方は大丈夫よ!!

いつもこの辺りは嵐になるけど、家の方はちょこっと降るだけですもの。

なんて思っていたのですが、バスが二つ目のターミナルに近づくにつれ雨脚は強くなり、外が真っ白になってきました。

ピニェイロス川に架かる橋を渡る頃、バスの乗客の携帯電話が一斉にピーピーと鳴りました。

もちろん私のも。

聞いたことのない音でびっくり!!

画面をのぞくとDefesa Civil (災害対策局)からの「緊急情報」です。

「サンパウロ市全域に大雨と雷による災害が発生する恐れがあります。」

ブラジル生活長いけれど、初めてだわ こんなメッセージ受け取ったの。

日本では何度も受け取ったけれどね。

日本ではあまりに頻繁に「緊急情報」が出るので、何だか慣れっこになっちゃっていたところもありました。

それに比べ、30年以上のブラジル暮らしの中で初めて受け取る「緊急情報」には、本当に緊張感がありました!

大雨の中、バスは比較的順調に進みます。

でも二つ目のターミナル近くでは、すでに道路の両側に急流のように雨水が流れていました。

途中のバス停で降りる人は、道路を急流のように流れる雨水にびしょ濡れになりながらバスを降ります。

私は幸いターミナルでの乗り換え。

濡れる心配はない...なんて思っていたのが甘かった。

 次のバスの乗り場が端っこだから雨が吹き込む

しかも、雨のせいでバスがなかなか来ない 

ターミナル自体がガラガラなんですもの。

本当にアパートに帰りつけるのかしら??

この時点でペケママはガラにもなくドキドキなのでした。

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シネマ徒然

2025年01月23日 | サンパウロ徒然

昨日行った映画館は、いつもお散歩に行く家の近所のショッピングセンターの中にあります。

本当は別のショッピングセンターの映画館に行こうと思っていたのですが、お出かけ用事があってそちらの開始時間に間に合わなかったのよ。

でも、行ってみてびっくり!!

行こうと思っていた映画館と、昨日実際に行った映画館とで10レアイス(約300円)近くもチケットの値段に差があったのよ。

間に合わなくて正解だったかも。

もちろん、お高い映画館は装備が新しいとか、様々な良い点があるのでしょうけどね。

昨日行った映画館も決して古いわけではありません。

こじんまりしていて、ペケママ的には居心地が良い映画館でしたけれどね。

 映画館のホールは階上にあります

見晴らし抜群 

 売店もこじんまり

昔の映画館に比べると、最近のシネマの綺麗になったこと!!

こじんまりしてきれいなのが良いですね。

今まで何度も書いたかもしれないけれど、ペケママがブラジルに来た1992年頃は、ネットもないし、衛星放送もないし、NHKも無い。

週日は仕事で忙しくテレビを見る暇もないけれど、それでもがんばってポルトガル語習得のために、毎日ニュースやドラマを見て発音や言い回しを真似していました。

週末になると、今でもそうですが、ニュースやドラマはありません。

わけのわからないバラエティ番組があるだけ。

なので、週末は必ずのように映画を見に行っていました。

日によっては映画のハシゴをしたり。

その頃のリオには、街のあちらこちらに、いわゆる「名画座」のようなこじんまりとした映画館がたくさんあったのです。

ある時、あまり愉快でない出来事があって、それ以来夫(その頃はまだ夫ではありませんでした)と映画に行くことが多くなりました。

一緒に行ってくれる人がいるのは心強いことですが、なかなか二人の映画の好みを合わせるのは難しいことでした。

娘が映画を楽しめるようになる頃、夫が単身赴任になりました。

夫のように遠出できない分、時間を見つけては子供向けの映画をよく見に行きました。

ショッピングセンターでハンバーガーを食べて、映画を見て、本屋さんでのんびりして...

ささやかな母娘の楽しみでした。

そして今、また一人映画になりました。

ぐるっと一回り。

さあ、これから どんな映画を見ようかな??

 こんな写真まで撮って...

サンパウロの映画館探検も楽しみになりました。

 

 

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ひとりシネマ

2025年01月22日 | サンパウロ徒然

ひとりシネマしてきました。

2025年ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したフェルナンダ・トッヘス(Fernanda Torres)主演の映画です。

1970年代、軍政下のブラジル社会の様子を描いているとともに、実際に起こった拉致事件を描いています。

主演のフェルナンダ・トッヘスは、これも多くの賞を受賞しているフェルナンダ・モンテネグロの娘として生まれました。

フェルナンダ・モンテネグロはペケママが大好きな女優さん。

「Estação Central do Brasil ブラジル中央駅」の映画で好演しています。

 

今回の映画では、夫を軍政下の政府に拉致された女性を演じています。

建築家の夫人として、5人の子供とともに何不自由なく暮らしていた主人公エウリッセ。

ある日突然夫が軍政府に連れ去られ、その後自身も娘とともに軍に拘束されます。

その後解放され、様々な苦難を乗り越えて弁護士となりました。

失踪から25年たち、ようやく夫の死亡証明が出ます。

最近夫を亡くした経験から、死亡証明がないと遺族年金が出ないということがわかったペケママ。

ということは彼女は25年間、夫の遺族年金も無しで、一人で頑張って5人の子供を育て上げたんだと思うと、どれだけ苦労したのかと胸が詰まる思いでした。

夫が連れ去られ、銀行の試算もすべて凍結され、その日を暮らすことも難しくなったエウリッセは、家にあるだけのドルを換金し、引き出せるだけのお金を引き出し、メイドに払えるだけのお金を払い暇をだします。

家を売り、子供5人を車に乗せて、サンパウロに向かいます。

そんな彼女の奮闘を見て、本当に胸が痛くなるようでした。

軍政下のブラジルで行方不明になった人たちは、数知れません。

その人たちの人権の回復が行われるようになったのは、本当に最近のことです。

軍政下、政治犯としてとらわれた人たちは、拷問を受け、海の沖合で小舟に乗せられ、漂流させられたとも言われます。

今日の映画では、リオデジャネイロから100㎞ほど離れたところの、海に伸びた「砂嘴」のところに、多くの方の遺体が処分されたと言っていました。

ここは現在でも軍の管轄下にある土地で、一般の人はあまり近寄れなくなっています。

2時間20分という長い映画でしたが、終わった時には「え?もう終わりなの??」という感じでした。

知識としてしか入っていなかった軍政下のブラジル社会の様子を、視覚的にそして身近な家庭の問題として見せつけられました。

最後、子供たちが成長し、それぞれの家族とともに集まったシーンでは、歳をとった母親役としてフェルナンダ・モンテネグロが登場。

半分夢の世界に入ってしまったような彼女が、軍政下の行方不明者のニュースにじっと見入る場面では、タイトルの「Ainda estou aqui. 私はまだここに居る」という言葉が重なって、主人公の女性の思いを深く感じました。

 
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