アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

上へまいりまーす

2021年11月15日 | アマゾン河

あらまあ のっけからアンニュイなコロナちゃんのお姿。

でもねえ、ショパンの調べの雨音は、きっともっと優しい音だと思うのよ。

こんな 屋根を突き破るようなどしゃどしゃどしゃぶりでは 無いと思うの。

母がテラスに浸水除けのトタン板並べて レンガを重ねなくてはいけないような、そんな雨ではないと思うわ。

しかも あなた、そんな雨だというのに、そして 雷がお隣に落ちたらしいというのに、お庭で遊んでいたでしょう!!

雷の音に驚いて 泥だらけの足で 掃除したばかりの お部屋の中に逃げ込んで来たでしょう?!

ネタは上がってるのよ!

あら、失礼!

ついつい 感情的になってしまいましたわ。 オホホㇹ

例年ですと まだまだ乾季が続いているはずのアマゾン。

今年はすでに雨季の装いです。

毎日 雷とともに強い雨が降っています。

乾季ですと 雷雨があってもその後 また お日様が顔をのぞかせ、強い日差しが照り付けるのですが、今年は雷雨の後もずっとはっきりしない空模様が続き、一日に何度もゴロゴロ ゴロゴロと雷鳴が鳴り響いています。

唯一 お日様が顔を出してくれるのは 午前中 早い時間帯だけ。

なので、そのすきを狙って 猫たちは一斉に日向ぼっこ。

 お日様はありがたいニャ

こんな日が続くと きっと来年も大水害が起こるかもしれないね、なんて夫と話をしていたら、ちょうどお昼のニュース番組でネグロ河の水位が上昇に転じたとのニュースが流れました。

例年、10月末から12月初めにかけて 最低水位を記録するネグロ河。

今年の最低水位は11月5日に記録された 19m44㎝でした。

今までの最低水位の記録は、2010年に記録された13m63㎝ですから その時より約5m80㎝ほど高いということになります。

ただし、過去には1974年に21m84㎝の最低水位だったこともあり、観測を記録し始めて以来(1902年以来)20m超えの最低水位は10回程度あったようです。

そのような時でも 特に次の年に特別水位が高くなるということには ならなかったようです。

なので 今 特別来年の満水期の心配をする必要はないかもしれないのですが...

今年は乾季とは思えない雨量で、このことが来年の満水期にどのような影響を与えるか、注意深く見守り必要があるとニュースでは言っていました。

市当局も今年の浸水状況をベースに、浸水マップを作り 対策に当たっているとのことでした。

被害を受けた方たちにとっては 心配な季節がまた始まりそうです。

 

 

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地に足がついた

2021年07月13日 | アマゾン河

6月半ば観測が始まって以来、ここ119年で初めてという30m2㎝という最高水位を観測したネグロ河(アマゾン河)、6月末から水位は減少に転じました。

今日7月13日の水位は29m67㎝。

「たった」35㎝、されど35㎝。

35㎝水位が下がるとね、何が起こるか⁈

地面が見えるのよーん!

これが...

こうなる!

おお!

地面が見える!

何か月ぶり?

6月1日以来 閉鎖されていたセントロのバスターミナルが再開されました。

今までは完全に水没し、閉鎖されていたのよ。

1か月半ぶりの再開!

でもね、水が引いた後も色々大変なことも多いんです。

まずは路面の整備。

水に長い間つかることで、アスファルトがかなりのダメージを受けています。

それをすべてきれいにしていかなくてはいけません。

特に長く水に浸かっているところは大変です。

また、水が運んできたゴミの片づけ。

これは大変な仕事だそうです。

増水期間も6トンを超えるごみの処理が必要だったということですが、水が引いたことでそうしたごみが路上に残るわけですから。

流れてきたゴミあり、その場で捨てられたゴミあり。

住民のモラルの問題もありますね。

また、水に浸かっていた地域の人たちは、自宅や自分の勤める職場の掃除も大変。

「たった」35㎝、「されど」35㎝、「ようやく」35㎝。

最高水位記録後の後始末は、まだしばらく続きそうです。

 

 

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笹の葉 さーらさら

2021年07月06日 | アマゾン河

ん?

七夕様?

気が付いたら 明日は七夕なのね。

ああ、今日かと思ってた。

日付があいまいになっている 初老のペケママです。

七夕様だというのに、マナウスは今日もひどい雨。

ここのところずっとです。

例年ならこの時期は乾季に入り、畑の灌水も大変になってくる頃なのに、今年は水をやりすぎて なんと根腐れを起こしてしまった!

ペケママ、栽培人として良心の呵責に悩まされております。

 

さて、今年30m2㎝という、観測が始まって以来の高水位を記録したネグロ河、すでに減水が始まって2週間以上がたとうとしています。

実質15㎝程度 水位が下がったそうです。

増水の影響が一番出ていたマナウス港、旧税関跡広場では...

こんなだったのが...

こうなったそうですよ。

おお!

地面が見えている!

 

ただし先週末からの大雨で、セントロの商店街では再び水が店内に入ってきてしまってきているそうです。

大体水位が下がったとはいってもまだ30m近いわけですからね。

ごもっともな話です。

店によっては排水ポンプをフル稼働させても まだ完全には排水できないところもあるとか。

 

実はペケママ、ブラジルに30年近く住むくせに、まだお空の上の牽牛織女がわからない。

大体南半球で見えるのだろうか?!

一番大切なところですけどね、そこのところ!

 

とりあえず、あしたの夕ご飯は「そうめん」かな?

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repiquete

2021年06月16日 | アマゾン河
昨日今日と、雨季かと思うような激しい雨が降りました。
それもね、いきなり降り出すのよ。
今朝なんて、私が家を出る時には青空まで見えていたのに、スーパーで買い物している間にもんのすぐーい大雨になっちゃった。
うん、あれはすごかった。
買い物が終わって家に戻る帰り道では、普通に道路を車で走っているのに3回も穴にタイヤを落としちゃったわ。
幸い大事はなっかったけど...
車さん ごめんなさい。

今朝は川のほうでは竜巻まで起こったみたいです。



空から雲の足のようなものが下りてきているのが見えるかな?

さて、こんなに空から雨が降ってくるのに、これが地上に影響しないわけがない!

先週ずっと30mの水位をキープし、今週になって月曜日に1㎝ほど水位が下がり 注目されたアマゾン河(ネグロ河)。
空から落ちてくる雨粒をひたすら貯え、何と水位が再び上昇してしまいました。
一昨日29,99㎝から一気に3㎝も増え、今日の水位は30m2㎝
これぞまさに、観測史上の最高水位でございます。

こんな風に一度ピークを記録しその後次の状態に移行し始まったのに、何らかの理由でまた最初と同じような変化の動きに戻り、最初に記録したピークを越えてしまうような状態を repiqueteと言うのだそうです。

以前...たしか2011年だったかに 最低の水位を記録した時にも起こったのよね。
一旦最低水位を記録したのに、その後上昇を少しした後 また水位が以前より下がったっていうこと。

水位の上昇がこのまま続くことはないと専門家は言っていますが、それでもセントロの水害を受けている地域の人たちはかなりがっかりした様子でした。
市側は一度設置した特別歩道などをさらに高い位置に設置し直したということです。
     *     *     *     *     *
アマゾンはこんな風に雨が多くて...なんて話している一方で、ブラジルの中央部から中西部にかけては水不足が深刻化してきています。
サンパウロ市に水や電力を供給するダムは水量が心配されているし、昨年ひどい火災が起こったパンタナール地方では今年も乾燥による火災が心配されているそうです。
アマゾンの水を持って行くことのできるようなシステムがあるといいのになあ...

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やっと止まった?

2021年06月11日 | アマゾン河
6月5日に歴代最高水位30mを記録した アマゾン河(ネグロ河)。
その後1週間、同じ水位を保っています。
専門家はそのままだんだん水位は下がっていくのではないかと予想しています。
まあ、順当に考えればそうなるはず。
ちょっと気になるのは、最近になってブラジル北部ベネズエラやコロンビア、ペルー国境沿いに雨雲が多く発生し降雨量が増えていること。
そうなると、時間をおいてまた少し増水することがあるからね。
まだまだ気は抜けません。

増水したセントロ等の通りの様子はいまだに変わりなし。



こんなに水に浸かっていたら、ダメになっちゃうものがたくさんあるでしょうね。

先日家族で増水の様子を見に行った友人に、
「下水の臭いがすごいんでしょう?」と尋ねたら、
「市場近辺はすごいけど、それ以外のところは平気だったよ。」と言っていました。
市の衛生局が薬撒いているのよね
友人は娘さんが「水に入る~!!」
と言ってごねて、親御さんたちを困らせたそうです。
何といってもトイレの水も流れないぐらいだからね。
仕方ないよ
実物が浮かんでいないだけでもありがたい。
あら 失礼!

アマゾナスは増水ですが、ブラジル中部から南部にかけては今年も水不足だそうです。
サンパウロではすでにダムの貯水率が話題になっています。
パンタナールの火災も 心配です。
昨年の被害がひどかっただけに。

* * * * *
寒冷前線が入ってきていて サンパウロは明日は寒そうですね。
夫も風邪などひかないと良いのですが.
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最高水位記録とその影響

2021年06月05日 | アマゾン河
アマゾン河(ネグロ河)この週末水位が上昇して、とうとう30mを記録しました。



119年前から記録を取り出して以来の最高水位です。
専門家の意見では、この後はそれほど上昇することなく このままの水位を一定期間保った後、下がっていくのではないかということです。

それでも生活をしていく人たちにとっては大変です。
家の中にまで水が入ってきてしまった人たちは、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品をとにかく高いところにあげて被害を防ぎます。



ベッドマットなどは天井にくくりつけ、高い位置に張ったハンモックで寝ている家庭も多いとか。



少し余裕のある家庭では、床板を少し高めに張り直して、少しでも生活ができるようにしているそうです。



家が完全に住めない状態になってしまった人たちは、とにかく必要なものをもって近所の家に避難しているのだとか。
そういえば日本のような避難所は今回開設されていないのか見て見たのですが、マナウス市内に限っては見つけることができませんでした。
普通だったら 学校や教会の施設内に開設されるはずなのですが。
周辺の自治体では、農村部を中心に 開設されているところがあるそうです。
マナウスからネグロ河を挟んで対岸にあるcareiro da várzeaという町には「Balsa」と呼ばれる、



通常は車などを積んで川を渡る船が派遣され、その上にテントが張られ避難所となっているそうです。



これならどれだけ水が増えても大丈夫ね!
    *     *     *     *     *
マナウス市は今回の増水で被害を受けた人たちへの金銭的な援助を始めています。
ただ、登録がうまくできなかったり、お金を受け取るための口座を指定された銀行に持っていない場合があったりして、なかなかスムーズにはいかないようです。
またスーパーマーケットなどで被害を受けた人たちに配る食料品などを集めているコーナーがあるところがあります。
お米やフェジョン(豆)など、日持ちのする食料品を寄付することができます。
     *     *     *     *     *
幸いにして水害を受けている地域から離れたところに暮らす私たちにとって、今回の大増水は一つのイベントごとのようにとらえがちですが、実際に住む家が亡くなった人たち、生活に必要な家具や電化製品を失ってしまった人たちにとっては本当にひどい「災害」なのだと思います。
それを必ず心に留めておかなくてはなりません。
コロナ禍と水害、二つの災害を被ってしまった人たちが、一日も早く普段の生活を取り戻せるようになるよう祈りたいと思います。
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満水がっかり河めぐり2021 3

2021年06月01日 | アマゾン河
昨日2012年と同じ満水レベル29m97㎝まで達したアマゾン河(ネグロ河)。
2日間ほど水位の上昇はなく、2012年と同じレベルを保っていましたが、本日1㎝さらに上昇、
29m98㎝となり、何の文句も無く 最高水位29m98㎝を記録しました。

ちょこっと訂正。
先日の「超えた?!...らしい」の記事で、「大増水は何年かに一度は必ず起こる現象で、地球温暖化とは関係ない」と書きましたが、過去11回の記録の中で2000年以降発生している増水が7回ということで、これはやはり多い!と思っていたら、テレビのニュースでもラニーニャ現象が多く発生することにより、アマゾン河の水源となる地方で降雨量が増えているためだと言っていました。
浅はかな知識で物申してしまい、申しわけありませんでした。

さて、本日の「がっかり」はですね...



これ!!
前回「満水がっかり...2」で少し触れましたが、水位が増えるにつれ 沿岸部のゴミが半端ない!
河沿岸部のゴミだけで、一日60万トンですって!
それを取り除く費用だけでバカにならないわね。
ゴミは、増水により周辺部の地区から流されてきたものだったり、中にはこの時とばかりに川に捨てられたりするるゴミも。



家のお隣がこういう状態だったら いやよねー。

その他にも、この増水でそれまで住んでいた家に住めなくなって、仕方なく小舟暮らしをしている人も増えたそうで、



そういう人たちの出すゴミもバカにならない。

ゴミの他にも汚水の問題も深刻だそうで、セントロの増水して水が上がってきた個所では、市当局が薬品を散布し 悪臭や病害虫による被害を抑えているそうです。
今一番怖い伝染病は、ネズミの排せつ物などにより起こる伝染病だそうです。
その他にもデング熱などの流行も懸念されていて、コロナ以外の心配事が増えていきそうです。







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超えた?!...らしい

2021年05月30日 | アマゾン河
みなさま~
長らくお待たせいたしましたが、本日日曜日、とうとうアマゾン河(マナウスの観測地点ではまだネグロ河)の水位が、過去の最高水位2012年の29m97㎝に並んだらしいです!
どうして「らしい」なのかというと、日曜日だからか、いつも私が確認するサイトに最新情報が載ってないのよ。
なので、実際に私は数字としては確認していないの。

でもまあ、固いこと言うのはおいておいて...



港の水位表示板でもこの通り!
ここのところ水位の上昇がなくて「あと2㎝!」っていうところで2日間とまっていたので、みんな結構やきもきしていたみたい。
マナウスのあるサイトで「もっと水位が増えるか?」という質問を投げかけたところ、返答した人の8割以上が「まだまだ増える!」と答えていました。
ペケママは?
う~ん...そうねぇ、あと少しぐらいは増えるかな?

こういう現象が起こると、日本の人たちは「異常気象ですか?」「地球温暖化の影響ですか?」とよく尋ねてきます。
それが全く的外れだとは思わない。
でもね、アマゾンみたいな大きな自然の中では、こうした現象は何年かに一度必ず起こる現象なんです。

  Maiores cheias do Rio Negro:
① 2012 - 29,97m   2021 - 29,97 m   
② 2009 - 29,77m
③ 1953 - 29,69 m   
④ 2015 - 29,66m
⑤ 1976 - 29,61m
⑥ 2014 - 29,50m
⑦ 1989 - 29,42m   2019 - 29,42m
⑧ 1922 - 29,35m
⑨ 2013 - 29,33m

こんな感じにね。
同じように「異常減水」も何年かに一度は必ず起こる。
自然のなりわいです。

とはいうものの、水の近くで生活しなくてはならない人は大変よね。
アマゾナス州では62ある市町村のうち、実に58市町村が何らかの形で被害を受けているそうです。
その中でもAnamã(アナマン)という町は、町全体が水をかぶってしまったそうです。



まさに水に飲み込まれた感あり!

マナウス市内もセントロを中心に15地区で増水の影響が出ています。

セントロのバスターミナルもこの通り。



バスによっては迂回措置をとるなどしています。
バスターミナルも変更になっているのですが、バス会社...いえ、実際に運転する運転手間の意思疎通がうまくいっていなくて、路線によっては混乱が見られるそうです。



こんなところ運転するの嫌だよねー。

でもみんな逞しい。



バスが通れなかったら、カノア(小舟)があるさ!



市場に魚を買いに行けなくても...家庭内生簀があるさ!

えええ~??



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満水がっかり河めぐり2021 2

2021年05月25日 | アマゾン河
ネグロ河水位、5月25日現在29m91㎝となりました。
2012年の最高水位まで あと6㎝!
これは もちろん越すだろうな!
今月中に。
23日から24日までの増水率は1㎝だったけど、24日から25日は2㎝。
マナウス市内は3日間、雨らしい雨が降っていないけれど、周囲の町は降っているところもあるっていうしね。

街の中ではこんな光景が...



ホント?
先日はタンバキ(大型の魚)に紐をつけて散歩させている人の動画なんかもあったけど。
実際には汚水が流れずにたまってしまうので、かなり不衛生。
この週末にセントロに行った方のお話では、「下水の匂いが強かったわ~」とのこと。
水が引いた後の衛生状態も心配なところです。

さて、今日のがっかりは、ここ!



ネグロ河大橋。

2011年、鳴り物入りで開通したこの橋。
マナウスの対岸の町に州立大を移し、一大学園都市構想なども出ていて、幹線道路沿いの土地はコンドミニオ建設などで驚くほど地価が高騰しました。
将来的にはマナウスと他都市を結ぶ交通の大動脈建設の第一歩になるのでは...
と言われていましたが...

今回行ってがっかり。
道路、穴だらけじゃん!

いえ、道路だけじゃなくて、橋のアスファルトもボロボロ。
橋のマナウス側の入り口にあった警察の検問所も撤廃されてしまっていて、橋の上で突然ユーターンをする人もいてひやっとする一幕も。



橋の中央部のこの吊り橋部分は、近づいていくと黄色い吊り綱が一つになり、そしてまたそれがほどけるように広がる圧巻の部分でしたが...
ここは、黄色の塗装が排気ガスですっかり灰色になってしまっていました。

橋を渡り切ったところは、昔は車を停めておくとすぐに交通指導員が来て注意されたものですが、今では停め放題、屋台の出放題。
鏡のように美しかった道路沿いの川面は...



今ではゴミだらけ。

今回はいつも写真で撮っている定点観測点「ブロッコリーの木」のところでも写真が撮れなかったわ。



川沿いの草が刈られておらず、木を見ることさえできませんでした。
コロナ禍で財政がひっ迫しているのかしら?
それにしても残念。
コロナが終わったら、また美しい川の景色が戻って来るのか...?
川面にポイポイごみを捨てている人たちの意識が変わらないと 無理だろうなあ...




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満水がっかり河めぐり 2021 1

2021年05月22日 | アマゾン河
さあ、5月21日のネグロ河の水位、いよいよ29m84㎝となりました!!
いよいよ2012年の最高水位29m97㎝まで、残すところ13㎝!
しかも、この時期になっても日々の増水量は3㎝、4㎝だからね。
少し前に、今年の最高水位の予想が30m30㎝に迫るのではないかとその筋の人が言っていたけど、あながち見当違いではないかもね。

さて、先日ちらっと書いた通り、先週ペケママは夫を誘って「ネグロ河定点観測ツアー」に出かけてきました。
以前いつも写真を撮っていた場所巡りね。
そこでがっかりしたこと続出!
ちょっとそのがっかりを書いてみようかなーと思います。
     *     *     *     *     *
まずは、元トロピカルホテル。
今回はここの敷地に入るだけでも大変だったわ。
というのも、昔のトロピカルホテル本館の手前に建てられている「トロピカルタワー」。



ここが 知らない間に「コンドミニオ」に代わっていた。
ホテル機能がなくなって、普通のアパートみたいになっちゃってたのよ。
まあ、もともとここは、各部屋を個人が買い取って内装等を整え、それを業務委託の形でホテルに提供していたのよ。
そういう形だったので、ホテルが手をひいちゃえば 普通のアパートにスムーズ移行ってわけですね。
それはいいんだけど、ホテルじゃないから知らない人の出入りは少なくなっています。
なので、出入りのチェックが厳しい!!
私たちは半ば「気迫」で突破しましたが、散歩感覚で入ってこようとしていた徒歩の人たちもみんな止められていました。

さて、ようやく入ったトロピカルホテルの敷地。
完全にホテル業務を止めて、丸2年になります。
私がブラジルに始めて来た1992年当時、マナウスで外国人が利用するホテルと言えば、ここ トロピカルホテルでした。



1976年に当時ブラジルのフラッグキャリア「バリグブラジル航空」のグループホテルとして開業しました。
ジャカランダやパウブラジルをふんだんに使った贅沢な内装で、日本からいらっしゃるお客さまにもお勧めしていました。
様々な理由からホテルは2006年ぐらいから経営が悪化し、2019年には完全にホテルとしての業務を停止しました。



賑やかだったホテルのプールも...



この通り。

その後、何度かの競売を経て、今年になってマナウスのある教育関係機関が購入。
2022年、つまり来年にはホテルとして業務を再開するという予定でしたが...



まずはここまでも近寄れない雰囲気。



定点観測地点、船着き場へ行こうと車を降りたら...

そこには猫の群れ!!
おまけに遠くから何か男性にどなられた!

ペケママ久しぶりに怖くて、夫が待つ車に飛び乗る。
結局船着き場の写真は撮れず。

ものの10分ほどでトロピカルホテル敷地を後にしたのです。

これでは、来年の再開は難しいだろうなあ...



リオにいたころ、仕事で、プライベートの旅行で、何度となく利用したトロピカルホテル本館。
薄暗い廊下の絨毯を踏んで歩くあの感覚、動物園の動物たち、波のプールで聞く子供たちの歓声、すべてのものが無くなってしまったことが、がっかりというより悲しくて、しんみりとした気持ちになってしまいました。







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