朝から土砂降り。
っていうか、朝起きた時(午前3時半)には、空に大きな月が見えたのよ。
チコちゃんの朝の運動も済ませて、野良エサツアーも済ませて、夫の朝御飯を準備して、さあ、ペケ姉さんたちの朝散歩に...と思ったら、ザ~!
夫に「土砂降りだけど、ゴルフ行くの?」と尋ねたら、「う~ん、様子見る。」と、のそのそ起き出してきました。
根性あるよ、夫。
結局、朝御飯を食べてから、午前6時過ぎまでソファーでゴロゴロしていましたが、そのうちに雨が小ぶりになってきたので出かけて行きました。
さてさて、今週の週末は全国的に「Ação Global」という催し(?)がブラジル中で行われています。
これは、さまざま理由で、選挙権、身分証明、出生証明等の証明書が取れずにいた人たちが、そういう証明書が手軽に取れるようにしたり、会場によっては集団結婚式などがおこなわれる都市もあるそうです。
ブラジルではまだまだ普通に出生届が出されていない人や、そのために身分証明書なども持っていない人などもいます。
すべての人に、正常な市民権をということらしいです。
イベント会場には、各機関の出張所のスタンドが設けられます。
そのほかにも、予防接種のスタンドや、健康診断のスタンドなども。
マナウスでは、マナウス在住の1240人のインディオたちが「初めて」市民として登録され、身分証明書の発行、選挙権の発行などがされました。
「初めて」というのに、びっくり。
と言うことは、これまで彼らは、どういう扱いだったんでしょう?
本当に驚きました。
その中の一人、マナウスから356km離れたマウエスという街から来た女性は、6歳の息子を伴って、このためだけにはるばる船で来たそうです。
女性は、
「今まで一度も証明登録をしたことがありませんでした。周りの人からは「(何の証明書も持っていない)あなたは、この世に存在しないのも同じ。決して普通の生活はできない」と言われていました。」
と話していました。
38歳になる別な女性は
「人生で初めての証明書です。これがないために、今まで私は「何者でも」なかったのです。これを得るための道のりは本当に長いものでした。そのために、選挙に参加することも、学校に行くこともできませんでした。今、やっとこうして証明書類を手にできましたが、今まで差別のためにこれを手にできなかった、その痛みは決して消えることはありません。」
と語っていました。
こうした「何者でもない」人たちが、いったいブラジルにどれだけ存在するのか?
相当な数になると思います。
アマゾナスのインディオばかりでなく、リオのファベーラで、ノルデスチ(東北部)の内陸部で、登録する役所に行くためのバス代もなく、生まれた子供の出生届を出していない人が相当数いるそうです。
それにしても、インディオが今まで「市民登録できなかった」と言うことを初めて知りました。
多分、インディオとして、彼らのグループで暮らしている人たちだけだと思いますが、それでも、市民として生活して来られなかった人がすぐ近くにいたのです。
っていうか、朝起きた時(午前3時半)には、空に大きな月が見えたのよ。
チコちゃんの朝の運動も済ませて、野良エサツアーも済ませて、夫の朝御飯を準備して、さあ、ペケ姉さんたちの朝散歩に...と思ったら、ザ~!
夫に「土砂降りだけど、ゴルフ行くの?」と尋ねたら、「う~ん、様子見る。」と、のそのそ起き出してきました。
根性あるよ、夫。
結局、朝御飯を食べてから、午前6時過ぎまでソファーでゴロゴロしていましたが、そのうちに雨が小ぶりになってきたので出かけて行きました。
さてさて、今週の週末は全国的に「Ação Global」という催し(?)がブラジル中で行われています。
これは、さまざま理由で、選挙権、身分証明、出生証明等の証明書が取れずにいた人たちが、そういう証明書が手軽に取れるようにしたり、会場によっては集団結婚式などがおこなわれる都市もあるそうです。
ブラジルではまだまだ普通に出生届が出されていない人や、そのために身分証明書なども持っていない人などもいます。
すべての人に、正常な市民権をということらしいです。
イベント会場には、各機関の出張所のスタンドが設けられます。
そのほかにも、予防接種のスタンドや、健康診断のスタンドなども。
マナウスでは、マナウス在住の1240人のインディオたちが「初めて」市民として登録され、身分証明書の発行、選挙権の発行などがされました。
「初めて」というのに、びっくり。
と言うことは、これまで彼らは、どういう扱いだったんでしょう?
本当に驚きました。
その中の一人、マナウスから356km離れたマウエスという街から来た女性は、6歳の息子を伴って、このためだけにはるばる船で来たそうです。
女性は、
「今まで一度も証明登録をしたことがありませんでした。周りの人からは「(何の証明書も持っていない)あなたは、この世に存在しないのも同じ。決して普通の生活はできない」と言われていました。」
と話していました。
38歳になる別な女性は
「人生で初めての証明書です。これがないために、今まで私は「何者でも」なかったのです。これを得るための道のりは本当に長いものでした。そのために、選挙に参加することも、学校に行くこともできませんでした。今、やっとこうして証明書類を手にできましたが、今まで差別のためにこれを手にできなかった、その痛みは決して消えることはありません。」
と語っていました。
こうした「何者でもない」人たちが、いったいブラジルにどれだけ存在するのか?
相当な数になると思います。
アマゾナスのインディオばかりでなく、リオのファベーラで、ノルデスチ(東北部)の内陸部で、登録する役所に行くためのバス代もなく、生まれた子供の出生届を出していない人が相当数いるそうです。
それにしても、インディオが今まで「市民登録できなかった」と言うことを初めて知りました。
多分、インディオとして、彼らのグループで暮らしている人たちだけだと思いますが、それでも、市民として生活して来られなかった人がすぐ近くにいたのです。