アマゾンわんわん日記 2018

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ロックダウン

2020年12月24日 | ブラジル雑記
アマゾナス州の州知事ウイルソン・リマは、今日の午後 アマゾナス州全体を対象とした「新型コロナ感染予防」のためとして、様々な制限を設けることを宣言しました。

まず 第1に商業施設の開店時間と販売方式の制限。
前回のケースを考えると、スーパーマーケットや身近な商店はほとんど営業していたので、それほど私たちの生活に不自由になるほどとは思いませんが、ショッピングセンターなどは販売方式がドライブスルーかデリバリーになります。
レストランなども営業が制限され、ショッピングセンターと同じようにドライブスルーまたはデリバリー,営業時間は午後9時までとなります。

我が家は明日 娘が帰って来るのですが、帰ってきたらどこのレストランに食べに行こうか?ショッピングセンターに買い物に行こう!なんて話していたのに がっかり。

第2に大人数が集まってのパーティーやイベントの禁止。
クリスマスから年末にかけて、多くの家庭で親族や友人たちが集まって大がかりなパーティーが開かれます。
また、年末にはアーチストなどが年越しショウをするのが恒例になっています。
こうしたことはすでに12月に入り、あちこちで開かれていて それによりアマゾナス州の感染者の急増につながっていると言われています。
今回はそれに加えて結婚式や卒業式のパーティーも禁止となりました。

第3にマナウスの主な人々の憩いの場所、ポンタネグラの河畔の砂浜もすべて水浴禁止になりました。
これはかなり以前から禁止されていたことですが、暑い日などは相変わらず一杯の人出だそうで。
マナウスから少し離れた場所に多くある森の中の滝の水浴場なども水浴禁止になっています。

     *     *     *     *     *     *

今回の州知事令は感染者数の増加による医療崩壊を防ぐためということです。
実際 12月になって年末のパーティーなどがあちらこちらで行われるようになって、そこでの感染ケースが急増しています。
ペケママ家の近所にもパーティー会場、イベント会場があるのですが、夜中大音響で音楽をかけています。
あれで 感染しない方がおかしいよねー、なんて話していたのですが 案の定です。
自分で自分の首を絞めている奴らが多いってことよね。

これはマナウスだけでなくブラジル全体に見られる現状だと思います。
今日 夫と心配していたのが、明日帰って来る予定の娘の飛行機がちゃんと飛ぶかしら?っていうこと。
チェックイン済だということなので 一応飛行機は飛ぶ予定だとは思うのですが、こういう状態になると突然キャンセルになったり 場合によっては空港側が到着する便の制限をするなんていうケースも出てくるので。
帰りも経済活動制限期間内なので、もしも飛行機が飛ばない!なんてことが起こった時のために、ホームワークできるように仕事用のPCを持ってくるように伝えました。

一つ不確かなのが教育施設の閉鎖ということですが、とりあえず今のところはどこの学校も休暇期間中なので まだ大きな混乱はないようです。

一部の人たちの不適切な行為により感染が拡大し 普通に暮らしている多くの人たちが迷惑を受ける。
迷惑を受けるだけでなく、場合によっては命にもかかわります。
一人一人が自分の行動を考えることができれば、きっと感染も治まって来るのではと思うのですが。
そんな甘い話ではないかしら...

コメント (4)
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