昨日「雨が降って欲しいー」なんて書いちゃったんだけど、ホントこのカーナバル期間の雨はすごかったわ。
カーナバルの最終日にニュースで「カーナバルが終わったので 雨も終わりました」なんてニュースのお天気お姉さんが言っていたけど、本当にその通り!
ピタッと雨がやみました。
マナウスでも雨が多かったのですが、サンパウロの海岸部の雨は大変なものでした。
もともと リオデジャネイロからサンパウロにかけての海岸地帯は、岩盤のベースに薄く土の面が張り付いた土地なのですが、そこに大雨が降ったことで海岸地域各地で鉄砲水やがけ崩れが起こりました。
海岸部から内陸につながる道路は寸断され、カーナバル休暇で海を楽しんでいた多くの人たちが足止めとなりました。
内陸部との交通網が絶たれたため物資も不足し、海岸部の街のスーパーマーケットではパンや牛乳と言ったものばかりでなく、飲み水も買えない状態になりました。
また、道路が開通した後もガソリンスタンドではガソリンが不足し、足止めを食った観光客が帰り道につけたのはカーナバルが明けた3日目以降でした。
この大雨で起こったがけ崩れで自宅を流され命を落とされた方たちも60名にも及びました。
まだ行方不明の方もいらっしゃるということですから、命を落とされた方はまだ増えるものと思われます。
サンパウロ在住の友人クルッポンは、毎年カーナバル休暇をこの海岸部で過ごしていたのですが、今年は都合で訪れることを断念しました。
いやいや、幸いなことでした。
夫はこの災害が起こるちょうど一週間前、海岸部の街にお友達と釣りに出かけていました。
何年ぶりかの海釣りで ごきげん!!
しかも釣果もまずまず!!
一週間ずれなくてよかったよ。
確か昨年もこの時期、サンパウロ海岸部地方は大雨に見舞われていたはず。
気候が変わっているのか、カーナバル時期に買う身に遊びに行く方が罪なのか?
止めの雨漏り修理をしていたペケママは しみじみ考えてしまいますわ。
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