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奈良公園といえば鹿。
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ここの鹿は人に慣れていますが、
発情期や出産して子じかを守る時期には
接し方に注意をしなけれいけないと注意書きがありました。
鹿せんべいを持っていなければ、
寄ってくることもなくのんびりとしています。
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鹿と触れ合いたくなりました。
鹿せんべいを売っている所には、すでにスタンバイした鹿が待っていて
鹿せんべいを買ったら、
あっという間に、周りを取り囲まれてしまいました。
鹿せんべいを売っている方によると、
新型コロナの影響で観光客が激減した為に
お腹を空かせているんだそうで、いつもはちゃんと頭を下げて
ちょうだいと挨拶をするのだそうです。
主に小さい子を選んで鹿せんべいをあげるようにしていましたが、
鹿せんべいを売ってた方がおっしゃったように
何度も頭を下げて頂戴とありがとうをしてくれました。
鹿せんべいを売っている周りには、いつもたくさん鹿が待機していましたが、
台の上に置いてある鹿せんべいを勝手に食べようとする鹿は
一頭もいませんでした。
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この子はお腹がすいているのか、鹿せんべいをあげると
私が歩く横をずっとついて歩くので、話しかけながら一緒に歩きました。
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普段は何を食べているんだろう・・・と思い、
ちょっと調べてみました。
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鹿は草食動物で、4つの胃を使って食べ物を消化する反芻動物です。
鹿は植物ならほとんど何でも食べます。
冬になると木々の葉っぱは落ち、植物は枯れ、草も生えなくなります。
冬の鹿は少ない植物を一生懸命食べて生きています。
例えば、
- 冬でも葉が残っている針葉樹の葉っぱ
- 植物の茎や根っこ
- 落ち葉(枯れ葉)
- 木の実(ドングリなど)
- 小枝
- 木の皮を剥がして食べる
など、どんな植物でも食べて生き延びようとします。
冬に命を落とす鹿もいて、
鹿は食糧の少ない冬を越さなければなりません。
鹿は冬に備えて、春から夏にかけてたくさん植物を食べて体に脂肪を蓄えておきます。
冬で食料が少ない間は、身体に蓄積しておいた脂肪分もエネルギーとして利用して春を待ちます。
しかし、すべての鹿が厳しい冬を越せるわけではありません。
特に寒冷地に住む鹿は冬の間に命を落としてしまう確率が高く、同じニホンジカでもホンシュウジカと比べると北海道のエゾシカの寿命は5年ほど短くなります。
日本の鹿図鑑(2018.01.17)より
奈良の鹿の場合
天然記念物として保護されている奈良のシカの場合は
冬でエサが少ない間でも観光客から鹿せんべいをもらえますし、冬の朝には奈良の鹿愛護会が「鹿寄せ」を行って鹿にどんぐりを与えたりするため、他の地域の野生の鹿と比べると冬に命を落とす確率も低くなっています。
北海道のエゾシカの平均寿命が6~8年であるのに対し、奈良のシカの平均寿命は12~20年と約2倍になります。
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このおじさんがやってくると、
わらわらと其処らじゅうの鹿が
おじさん目がけて走って行きました。
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少し離れていたので何をあげているのか詳しくはわかりませんでしたが、
どんぐりらしきものを
袋から出してまいていらっしゃいました。