ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Barrel Riders

2004-12-17 09:11:45 | Tolkien・映画
Barrel Riderと言えば,ビルボ・バギンスですが。。。

特典ディスクのPart 5 に,Home of the Horse Lordsという章がありますが,これ,最高です。飛蔭役の馬の話(かわいい~!)とか,ヴィゴさんと馬の関係の話,もよいですが,

ディビッド・ウェナムの馬の話がめちゃおかしいです。(その話はコメンタリーでも少し言っています)
特に,Barrel Ridingの話が‥‥。(^o^)(ミランダ・オットーとビリー・ボイドもBarrel Ridingについて語ってます)
これ見ちゃったら,もうあのシーンは涙なしには観られません。(おかしくて)

Chapter III : Of Gollum and the Ring(5)

2004-12-17 00:35:32 | Tolkien・HoME
ガンダルフはビンゴに,元気を出して,と言って,暖炉に薪をくべます。だが,1人で行くべきではない,指輪の秘密を知っている3人の親友を連れていきなさい。オドとフロドとマーマデューク,彼らに懇願する,必要なら命令してもよい。しかし,すぐに行くのだ。そして,これは大きな冗談という事にするのだ。いいか,これは冗談だ。決して悲しい顔や深刻な顔をするな。冗談好きがおまえさんの家系だ。だからビルボがあんたを気に入ったのだよ。

しかし,ガンダルフ自身も,冗談の先に何があるのか,わからない,というより,考えたくないという感じです。

何度も念を押すように「冗談」というガンダルフがツボ! この時のガンダルフがトールキンさんの気持ちを語っているようです。果たしてこの話をシリアスに作っていいのか? と,決心しかねているっぽくて。

ところで,オドはピピン,マーマデュークはメリーなのですが,ビンゴ・ボルジャー=バギンスとフロド・トゥックはどのようにフロド・バギンスとサム・ギャムジーになったんでしょうね? 単純に,どちらがどちらという話ではない事はもう明らかですし。。ここからもわかるようにビンゴはやっぱしホントに「冗談」キャラなんですよね。しかしガンダルフへの気遣いやビルボとはちょっと違う真面目な所はやっぱり,フロド・バギンスに近づいています。フロドとサムを生み出す過程はまだまだいろいろありそうですね。


そしてガンダルフは,さらに,出発前にある大きなジョークをやる事を提案し,ビンゴにこっそり耳打ちします。ビンゴもその話には和んだようです。(これがお誕生日パーティってか?)

さて,これ以降はIII章の注となります。
クリストファー氏によると,実はこの当時,トールキン氏は「ホビットの冒険」の初版に書かれていたビルボとゴラムの出会いシーンに基づいてゴラムと指輪の話を書いていた事に注意すべきだと言っています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが,「ホビットの冒険」のその部分は,1951年に改訂されるまで,こんな感じでだったそうです。
If precious asks, and it doen't answer, we eats it, my preciousss. If it asks us, and we doesn't answer, we gives it a present, gollum!
そしてビルボが勝つと,ゴラムはちゃんと約束を守って指輪を探しに行きますが,その時既にビルボが指輪を持っていたので,見つかりません。するとゴラムは,
We are ssorry. we didn't mean to cheat, we meant to give it out only present, if it won the competition.
と言って一生懸命謝ったそうです。
ビルボはわかった,と言い,その代わり出口まで案内を頼みます。そして最後に"good-bye"と言って汚い惨めな生物と別れました。途中ビルボが指輪をはめてみると,ゴラムは一瞬彼を見失ったので,彼はゴラムの指輪を「もらって」しまったのだと認識します。

そうそう,「ホビットの冒険」の初版に何が書いてあったのか,私探していたんですよね。

The Hobbit CD : The Parley

2004-12-17 00:28:56 | Tolkien・Hobbit
すみません,日本語版を持ってない為,ついに日本語に変換できない部分が出てきてしまいました。

Chapter 15: The Gathering of the Clouds
はなれ山にはたくさんの不吉な鳥が飛んできました。それを見てトーリンは何か戦いの前兆と思います。
そこへあの鶫が帰ってきます。何かさえずっては横を向いて耳を傾け,さえずっては耳を傾け‥(この動作かわいいですね)何かを訴えようとしているようです。バーリンは鶫の言葉がよくわからないよと嘆き,ravenがいたらなあと言います。げっ,カラス?と言うビルボに,バーリンはcrowとravenは違うと説明します。crowはイヤな奴だけど,ravenは賢い友達なのだそうです。
鶫はまるでそれを聞いていたかのように,一声鋭く鳴いて,飛び去りました。しばらくして,1羽の年老いたカラス(raven)がフラフラとやってきました。彼の名はRoacといい,153才(!),スロールの時代に仕えたCarcというravenの息子だそうです。彼は「スマウグは殺された,これからエスガロスの人々等が上がってくる。湖の町の人達はスマウグに町を破壊された事に対して賠償を求めるつもりだ。彼らは君達は死んだと思っている。彼らの中で,バルドだけは信じなさい。彼はいかめしい顔をしているが,真実の人だ。」と語ります。
これを聞いたトーリンは怒り出します。宝は絶対渡さんぞ!と決心します。Roacに,トーリンの従弟で,約150年前僅か32才で,トーリンのおじいさん,バーリン,ドワーリンのお父さんと,自身のお父さんの仇を討った伝説の英雄,Iron Hillsのダインに,応援に駆け付けるよう伝言を頼みます。

また,彼らはエスガロスのポニーが3匹ほど生き残っているというニュースを聞き,町へ返してやります。

ビルボは,ドラゴンが死んだと聞いてこれで冒険は終わったと思ったのですが,それは間違いでした。ドワーフ達は彼らの卓越したスキルで,すぐにはなれ山を要塞化します。道具は洞窟の中にたくさんありました。

やがて人間達がやってきます。君達は誰だ,と横柄に出迎えるトーリンに,人間達はびっくりして逃げ出します。
トーリンは,今度はエスガロスの使者に矢を放ちます。使者はなんとか盾でしのぎました。
洞窟の中では,他のドワーフ達は彼の怒りを少しでも和らげようと楽器を演奏し,ビルボの家で歌っていた歌をまた歌いました。

次は,エスガロスの大将バルドがやってきました。彼は自分がドラゴンを殺したと言い,町の代表として,あなた方が無事とは思わなかった,あなた方の危機を我々は救った,今度は町の復興の為に少し補填をお願いできないか,と言います。しかし,アーケン石が見つからなくて,宝に心を奪われたトーリンはこれを承諾しませんでした。その上バルドがエルフの王を連れている事を怒り出してしまいました。

ビルボは,そろそろクラムが喉に詰まって困っていました。

装丁など

2004-12-17 00:10:45 | Tolkien・映画
外国版のSEEの装丁はどういうものか,日本版のFOTR SEEと比べてみます。
まず外箱は,日本版のまるで本皮を思わせるようなどっしりしっかりとした作りとは違い,ただの厚紙。とは言っても,一般のDVDより全然きれいですけどね。しかし外箱の厚みに違いがあり,日本版より一回り小さいです。中箱の方ですが,一見同じに見えますが,これも日本版の方が高級(ただし傷つき易いですね),しかも,きちんとたたんである日本版に比べていい加減で,今回のROTK SEEは,曲がってます。(怒)
中の説明書きは,ちょっとした解説はありますが,俳優さんの紹介や詳しい説明などはなく,メニューと構成図だけです。

しかし,日本版の豪華って値段に反映されているんだったら,そんな豪華な装丁はいらないよな~と思いますが。。。。日本てとにかく,DVD高いですもんね。その上リージョン制限もうるさいと来てるし。。

さて,今日は本編もまだちゃんと観てないのに,いきなり俳優さん達のコメンタリーの一部に挑戦してみました。うっ;‥さすがに,本のCDなどと違ってアンチョコもないし,ナチュラルな英語はさすがにちょっと難しくて,まだまだご報告はできませんが,とりあえずひいきの大将のコメントはTTTの時より多そうで,楽しみです♪(ふん,今度は誰かさんにジャマされる心配ないもんねー)ドムビリも例によって絶好調で嬉しいですね。Osgiliathのシーンの裏で,ディジー・ウェナム,ディジー・ウェナム,皆そう呼んでるよ,なんでディジーなの?ディビッドに近いから? などと,またまたあの話をむしかえしたりしてます。(笑)

Run!Run!Run!