ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

POA DVD 本編の前半

2004-12-18 22:34:36 | ハリポタ3巻
いよいよ映画版「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」DVDが届きました。と,言っても,某超大作のように,スペシャル・エクステンディッド・エディションとかいうものがあるわけではなく,DVDが来たからと言ってそんなに狂喜乱舞するほどのものではありませんが,とにかく,手許にDVDを置けるというのはいいもんです。

という事で,しばらくDVDの感想などを適当に好き勝手に書こうかなと思います。
まず,本編の前半を観ました。(かなりランダムで読みにくくてすみません)

映画館で観た時には気が付かなかったのですが,Knight Busと,Lupin先生のBoggartの授業のシーンでは,バックにジャズがかかっていたんですね。

HarryがKnight Busに乗る公園は,Magnolia Cresentの近くの,5巻ではDudleyを見かける公園でしょうか。でも,5巻の時には映画監督がきっと違っているでしょうから,同じシーンを観れる見込みはないんですね。。(ここが巻ごとに監督が替わる欠点なんですが)

出演者が全員イギリス人という事で,当然皆完璧なイングランドやスコットランドアクセントです。イギリス人縛りには長所も短所もありますが,アクセントが揃っていると本当にイギリスの話なんだなあ,って実感しますね。

Lupin先生(思えば4巻以降でも私は彼を「先生」と読んでいる。もう先生じゃないのに)は,原作ではJamesとの関係を,なかなか積極的には語らないのですが,映画だと時間を効率的に使う為か,もうさっさと語ってしまいますね。てゆうか,聞かれもしないのに?いきなり,お母さんのLilyの方の話から始めたのでびっくりしました。(その辺は,以前こちらにも書きました。)

4巻のダンスでHarryのお相手を務めるParvati Patilが,とってもかわいいですね。同じ子を使ってくれるんでしょうか? だとすると,楽しみです。どこかで,Dean Thomasは黒人と聞いたことがあるのですが,Harryの身近で2人ほど(Lee Jordanではない)黒人の男の子を見ました。どちらかが,彼なのでしょうか?

Marauder's Mapをプレゼントする時の双子がすごいクールです!(ああ,これも映画館ではあまり気が付きませんでした。)2人でぴったり声を合わせるのは,本物の双子だからできる事ですね。実際のFredとGeorgeもそうなのかなあ,と考えると楽しくなります。

‥続きはまた後で。


感想その2

2004-12-18 11:52:30 | Tolkien・映画
***ROTK SEEネタバレです***
Minas Tirith
追加は,ピピンが,"The mightiest man may be slain by one arrow, and Boromir was pierced by many."という所です。

The Decline of Gondor
う~む,ガンダルフは,トールキンの作品全てを通しても好きなキャラクタの上位にいるし,もちろん映画のガンダルフもそうなんですが,この前の章から始まる,デネソールへの態度だけはどーしても解せませんねぇ‥‥(泣)(原作のガンダルフはこうじゃないんですが‥)ここでの彼のセリフについては,こちらで説明してます。(以前伏字にしてましたが,はずしました)ったく‥。
しかし,ミナス・ティリスの景色とピピンが和ませてくれて,ちょっと救いですね。

Cross-roads of fallen King
フロドとサムの今回の追加シーンの中では,1番お気に入りです。decent place(まともな所)ならお茶の時間だよ(サム),ここはdecent placeじゃないよ(ゴラム),の会話もよいですね。王様の銅像へのオークの(ばっちぃ)落書きも,花の冠をかぶった王様の頭もイメージ通り,これは劇場版に欲しかったですね。

Sam's Warning
う~~ん,これはどうなのでしょう? 調子に乗ってup up up up トンネル~♪と言ってしまうゴラムにそれは何なんだ!?とサムが脅すんですが,それで顔を思いっきりゆがめるゴラムが醜かわいい(?)ですが,フロド,サム,ゴラムのファンの方の感想を待つか‥‥

Osgiliath Invaded
ファラミアのファンでなければあまり意味のない(汗)シーンが追加されてますが,ゴンドールの兵隊さんやレンジャーさんの日常がほんのちょっと伺えます♪ 彼らはファラミアが傍を通ってもお辞儀するでもなく(これはボロミアに対してもそうでしたけど),こわい上司ではなかったんだなというのが見えますね。

ふうっ,これでやっとDisc1の半分です。長い‥。

感想その1

2004-12-18 02:35:41 | Tolkien・映画
***ROTK SEEネタバレです***
1回目感想のその1つ目です。

The Voice of Saruman
サルマンが,セオデンが,グリマが,とても素敵です。特にグリマの演技が,こんな短い登場時間にも関わらず,光りますよ。最初グリマがセオドレドに毒を盛った事にして,それをサルマンを殺す動機にしようとしたようですが,こちらの方でよかったと思います。‥‥でも,これ観たら,ここまで出来るんだったら,やっぱ原作通りにやって欲しかったという思いの方が強くなりましたね。

Return to Edoras
ビール飲み競争,は,イマイチ評判よくありませんが,でも私は好きですよ。実はそのシーンでのエオメルがかわいいんですよ。

Eowyn's Dream
アラゴルンのファンの方には大変申し訳ないのですが,彼の追加シーンで,女性絡みのものはちょっとイマイチですねぇ。このシーン,実はファラミアのファンにはかなり評判が悪いのですが。その理由は,エオウィンの夢の内容がずーっと後の6巻(翻訳版9巻)の5章での彼のセリフ
"... of the land of Westernesse that foundered, and of the great dark wave climbing over the green lands and above the hills, and coming on, darkness unescapable. I often dream of it."
から来ているからなんですよ。これはファラミアが言うから意味があるんで,どうしてローハンの人がこれを語るかってね。
でも私はその小難しい話題(^^;)より,単純に,何故エオウィンがそんな所で(足出して)寝てるのか,と,夜中に女性の寝床の周りをフラフラして,しかも触ったりするアラゴルンの行為が気になるんですよ。

Palantir
ガンダルフとピピンがミナス・ティリスに発った後,アラゴルンとメリーとの間でのちょっとした会話が入ってます。この会話がすっごくナイスです。しかもメリーは原作でホビットの青少年期を示すtweensという言葉を使ってます。彼はいつも自分についてきたんだけど,行ってしまった,フロドとサムのように,というメリーに,アラゴルンが,ホビットは強い種族だと言う事がわかったと言うと,メリーは,そりゃそうさ,彼はトゥックだもの。う~ん,最高!

Chapter III : Of Gollum and the Ring(6)

2004-12-18 01:57:03 | Tolkien・HoME
今日は短いです。
当時トールキン氏は,初期の「ホビットの冒険」のビルボとゴラムとの話(正直に約束を守ろうとした)への縛りがあったために,本文にもゴラムが他人へ指輪を渡すつもりだったというような記述があるわけです。

話変わりまして,最初の頃のエルフの指輪のアイディアも面白いですね。Elf-wraith! しかしこの頃は「1つの指輪」についてのコンセプトはまだまだはっきりとは定義されてなかったようです。エルフ3つ,ドワーフ7つ,人間9つ,という数もまだ正式には決まってないようですしね。ゴラムの持っていた指輪も,ドワーフの指輪と合わせて,死人占い師がまだ取り戻していない「いくつかの指輪」の中の1つに過ぎなかったようです。

本文の最後にある。「大きな冗談=ビンゴのお誕生日パーティ」の話はこの時限りで消えたそうな。(笑)

‥‥という事で,来週はまたゲド戦記へ戻ります。ゲドの次の章は長いので,今度HoME日記更新できるのは来年かな?

A Dragon Slayer

2004-12-18 01:53:15 | Tolkien・映画
***ROTK SEEネタバレです***
トレーラーの中にも入っていたお話のネタです。

ピピンがファラミアが子供の時に着た服を着た時,ファラミアが言う"... wasted many hours slaying dragons ..."のセリフについてなのですが,以前ドラゴンを夢見た?と書いた事がありますが,すみません。どーもアレは間違っていたような気がしてきました。

"waste"と言っているから,「浪費する、無駄使いする」という意味ですよね。やっぱり,本当は勉強したかったのに,その服を着て,無理矢理「ドラゴン殺し訓練?」をやらされた,と考えた方が自然っぽいです。。
それで,「ドラゴン殺し訓練」なんですが,(^^;) ゴンドール軍はあんなに立派な飛び道具(ドア2つ分の石造りの壁をぶん投げる(笑))を持っているので,ドラゴンに見立てた模型を飛ばす事はお手の物でしょう。それで模型のドラゴン達は,もちろん「的」付きで‥‥なーんて想像してしまいます。

でも,ゴンドールの子供達の憧れだったかもしれないバルドって人は,弓矢の腕前もさる事ながら,はなれ山の財宝やアーケン石を前にしても動じない「真実の人」なんですよね。(「ホビットの冒険」15章)そちらの方も,きっとファラミアだったら学んだ事でしょう。

Run!Run!Run!