ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

覚書

2009-03-29 13:00:37 | Athelstan・Doherty
突然ですが、Crownerに意外と苦戦(もう4ヶ月もかかってるよ(爆))しているので、ドハティ小説について、忘れないよう(爆)覚書です。

ドハティさんの小説は,全くの空想ではなく,実際に起きた事件に基づいているのだそうです。

ここで,3つのシリーズの主人公達の比較です。

まず年齢について。
アセルスタンは30才前後,クランストンは40代半ばです。
コーベットは1巻では30才前後,ラナルフは17才前後ですがシリーズの主な舞台はそこから15年後以降になるそうです。
しかしロジャー・シャロットシリーズは,語りこそ90才のシャロットですが(爆),1巻はシャロット20才,ベンジャミン22才,5巻でもそこから10年と経っていません。つまり,他のシリーズに比べ,圧倒的に若いコンビです。

次に主人公達の外見。
アセルスタンは小柄,クランストンは見事なメタボ体形,コーベットとラナルフについて,1巻でははっきりとは書かれていませんが(別の巻でコーベットは長身でハンサムと言われてます),2人共女性にモテるので,かなり良いのではないでしょうか。シャロットはサル?(笑),ベンジャミンはかなりハンサムらしいです。

外見と言えば,お色気シーンですが。。
アセルスタンに関しては,職業柄期待できないでしょうねぇ。
クランストンは「寝室の英雄」と言われてます(爆)が,実況中継される可能性は。。
で,最初にアセルスタンシリーズを読んだので,お色気シーンが描ける作家とは想ってませんでした。(爆)
コーベットとラナルフは,かなり女性にモテます。
シャロットは,主人の隙をついて,主人に色目を使う女性まで「頂き」です。(爆)
ベンジャミンは,ハンサムだそうですが,1人の女性を一生守ると誓っているのでどうなのでしょう? もっとも,シャロットの一人称で描かれているので,実況中継はなさそうですねぇ。

お約束の暗い過去について。
アセルスタンは,見習い修道士だった時,百年戦争に出征する兵士達に刺激を受け,弟を連れて戦争に参加,結果,弟は戦死し,両親も悲しみの為に早世。
クランストンは,一人息子を流行り病で失ってます。もっとも,3巻でその悲しみを打ち消してくれるおめでたい出来事がありましたが。
コーベットは,妻と娘を流行り病で亡くしています。
ラナルフは,若くして死刑寸前の身でした。
ベンジャミンは,想い人が他の男に熱を上げて捨てられ,気が狂ってしまいました。そして相手の男を決闘の末殺しています。
Shellotは,意外といろいろあるんですね。(^^;) ラナルフと同様の不良少年でしたが,一度極刑を免れ兵役に出て,その戦争で恐ろしい経験をし,戻った時に母を亡くし,仇と狙った医者に一旦仕返しに成功しますが,返り討ちに遭い無実の罪であわや死刑。。という所をベンジャミンに救われたのでした。


Crowner's Quest : Chapter 6 : In which Crowner John lurks behind a hedge (1)

2009-03-29 08:31:41 | 読書
Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)
価格:¥ 823(税込)
発売日:2005-04-19

戦争のない時は,貴族達の欲望を別の物に向ける必要があり,狼や猪の狩りも行われたそうですが,中でも牡鹿狩りは大人気だったとか。(ふ~ん,それが鹿狩りの伝統を生んだか。。)

フィッツハモンは,領主ノナントの招きで,こちらに来ていました。彼はアンスゴットという弓の名手の部下を連れて,2人で森へ分け入っていましたが,アンスゴットの馬が何者かに傷つけられていて,それ以上歩けない事が判明。アンスゴットは,主人1人を残して森を退場。(ふふん,お約束シーンですな(笑))

その頃,偽地図作戦は準備万端。リメジ自身が字の読めないフルフォードに同行する事が決まり,ウォルフらは見つからないよう,護衛に回ります。しかし何故レヴェルに声をかけないんだ?と聞く,ジョン・ドゥ・アレンコン。ジョン・ドゥ・ウォルフは,フルフォードについて聞いた時の,義理の兄のぎこちない態度が気になっていたからだと答えます。(それは義兄が悪い人という事でなく,何かフルフォードに弱みを握られている(笑)という事よね)

場面変わってノナントの城。次々に昼食に騎士達が帰ってくる中,主人が帰ってこない事を心配するアンスゴット。執事や,キッチンにいる他の騎士のお付き達に訪ねても,誰もフィッツハモンを見かけてないそうです。ついに,何人かの知り合いと捜索に向かう事に。そして,森で手分けして捜した結果,フィッツハモンの遺体を発見。。。(ほらね、やっぱりお約束。。。)

また場面変わりエクセターのジョンの自宅。マチルダはお気に入りの教会にお出かけです。ジョンはブッシュに向かいました。何故かネスタはご機嫌斜め。どうやら,どっかのアホ(笑)が,ドーリッシュでジョンの馬がソーギルスの宿につながれていた,と,彼女に告げ口した模様。(ネスタは,ヒルダの事は知っているんですね)ネスタ,1度は激怒しましたが,謝ります。でも,ジョンの言い訳

Hilda is a girl from my youth, I like her very much but she knows I'm a leaf in the wind that passes her door now and then and lows away as quickly.


って,何か時節柄(笑)女性としては共感持てないねぇ。。


Run!Run!Run!