ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

読んだ本リスト5

2009-06-06 00:26:43 | 読書
さて、今回はホントに久しぶりですが、ようやく10冊まとまりましたので、掲載。

Crowner's Quest
Bernard Knight
2008/12/04~2009/06/03
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新しいシリーズ発掘です。


Angels and Demons
Dan Brown
2009/04/06~2009/05/06
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3年ぶりにダン・ブラウン挑戦です


Spy in Chancery
P.C. Doherty
2008/10/28~2008/12/03
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中世のイギリスの景色ってLOTRの起源を見るようでした。


Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
Laura Esquivel, Carol Christensen, Thomas Christensen
2008/10/10~2008/10/28
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ジェットコースタースラップスティックでございました(汗)


The Kite Runner
Khaled Hosseini
2008/9/15~2008/10/9
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久々に超面白い本を読んだって感じ!


Crown in Darkness
P.C. Doherty
2008/9/5~2008/10/2
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シリーズ2巻目、1巻より進化しておりました!


His Majesty's Dragon
Naomi Novik
2008/6/14~2008/9/04
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映画化が楽しみです


The White Rose Murders (Tudor Mysteries 1)
P.C. Doherty
2008/5/22~2008/6/14
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またまた変なコンビ登場?


Beowulf: A New Verse Translation
Seamus Heaney
2008/1/18~2008/5/28
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指輪,ホビットの起源を見るようでした!


Satan in St.Mary's (Medieval Mysteries 01)
P.C. Doherty
2008/5/6~2008/5/20
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アセルスタンシリーズに続いて,とても面白かったです♪


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Crowner's Quest : 感想

2009-06-06 00:23:28 | 読書
Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)
価格:¥ 960(税込)
発売日:2005-04-19

読み初めが去年の12月。。。仕事でいろいろトラブルがあったというのもありますが、間に1ヶ月、Angels and Demonsを緊急に入れてしまったというのもありますが~。。。それにしても、時間かかり過ぎ~(汗)

正直言って、少しボキャブラリも難しく、登場人物達が何を着ているというような記述が多くて、話が論理的に進まず、ちょっと読みにくいかなあという印象がありました。

アセルスタンシリーズ等とはちょっと違い、ジョン・ドゥ・ウォルフは検視官ではありますが、それより何より「十字軍騎士」なんですね。最後は、検視官として、事件論理的にをすっきり解決するのでなく、力ずく。(笑)

最初、ジョンと夫人マチルダとの仲が芳しくなく、やや辛かったのですが、後半、マチルダが兄の為と言いながら、実は夫の為と匂わせるような活躍で、夫婦の関係を保ったのが、かなりほっとしました。それがわかった辺りから、実際読み易くなりましたもんね~。
作者バーナード・ナイトさんは、英国内務省付き病理学者という事で、犯罪の証拠がじっくり語られるのかな?という期待を裏切りませんでした。ただ、もうちょっとクライマックスに絡めて欲しかったかも。

次にいつこのシリーズの続きを読むか、ですが、ガツガツ仕事をしながら読むより、リタイアした後にでも、ゆっくり時間をもてあましながら読むのが良いシリーズかもしれません。


Crowner's Quest : Chapter 15 : In which Crowner John uses an old glove

2009-06-06 00:09:36 | 読書
Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)
価格:¥ 960(税込)
発売日:2005-04-19

use an old glove:
辞書に載ってないけど「古い手を使う」という意味なのでしょうか?

ジョンは一計を案じます。それを聞いたグウィン,ちょっと不安そう。
ジョンは,グウィン,トマスを伴って,ルージュモンの地下牢を訪れます。そしてブローズに面会。ブローズは,そのままだと,やがてEyre of Assizeと呼ばれる巡回裁判(いわゆるKing's Benchの原型)で,極刑に処せられる事がほぼ確実。それなら普通,それに任せる所ですが,ジョンは,実家から持って来た古い手袋をやおら投げて,何とブローズに決闘を申し込みます。槍試合で,どちらかが死ぬまで戦い,ブローズが勝てば釈放するという,破格の条件付き。

彼がわざわざそんな条件の決闘を申し込んだのは,今のままだとフィッツハモン殺しが立証されないから,の,ようです。(いや読み間違いかもしれません,間違ったらゴメン(^^;))未成年の息子ロバートの代理で,仇討ちを請け負うという事のようです。

ブローズは,無論,同意。フルフォードとグウィンが,お互いの助太刀となります。さらに,ジョンは,試合当日までの練習場と,馬を提供。ジョンは彼の年老いた愛馬ブランに乗ります。

ネスタはもちろん大反対。ジョンの腕は信用できますが,彼は齢40才,相手は2人とも20代の若者です。

いよいよ当日,身支度をしているジョンとグウィンのシーンを読んでいて何故か,LOTR TTTの映画で,アラゴルンとギムリがレゴラスと口論しながら,ローハンに備え付けの防具を身につけていたシーンを思い出しました。(グウィンは大男なので,鎖帷子が長すぎるという事はありませんが(笑))

ジョンは,マチルダを思いながら準備。用意できて会場に出た時,彼女は兄と一緒でしt。まるで喪服か尼僧にでもなるかのような黒いドレス姿。彼女は通常黒などは着ないそうですが。ジョンを見つけると手を上げて挨拶。Good luckなのかFarewellなのか,わからないと思うジョン。義兄レヴェルは,今日はジョン・ドゥ・ウォルフの味方です。何故なら,ブス妹にまとわりつかれたない(早く帰って欲しい)し,危険なブローズに生き残って欲しくないからね。(笑)

いよいよ,試合開始。
最初は五分五分でしたが,ブローズは,突如ブランの首を襲います。転げ落ち,何と足の骨まで折ったジョン,断末魔の相棒を見て,怒りが込み上げますが,動けない。。。ブローズが迫ってきます。ここまでか,と,思った目を閉じたジョン,ところが,これがあの世か?と思い,目を開けると,死んでいたのはブローズでした。何と,彼の剣がブローズの足の間からお腹に突き刺さっていました。

しかし,???と考える間もなく,今度はフルフォードが襲ってきます。すると,グウィンが彼を片付けました。フィッツハモンが殺されたのと同じ方法で。(汗)

悪党2人片付けて,ラルフ・モリンがやってきました。彼が教えてくれました。ジョンの命を救ったのは,ブランの「最期の一蹴り」それがブローズをジョンの剣に串刺しにしたそうな。

グウィンがジョンの曲がってしまった足を元どおり真っすぐに整えます。とは言っても,当時の医療技術,果たしてどこまで回復するのやら。。。ジョンは担架に乗り,お気に入りの女性達と退場。

という事で,物語は,めでたしめでたし,で,終わったのでした。


Run!Run!Run!