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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Wallace & Gromit in The Curse of the Were-Rabbit

2006-03-26 01:29:53 | 映画
ネタバレです。
南極物語と同様,字幕で公開している所が見つからなかった為,わざわざUKアマゾンからDVDを購入致しました。完全に英語なので,タイトルも英語としました。

ウォレスとグルミットシリーズを観るのは多分初めてだと思いますが,発明家のくせに全然現代的でないウォレスと,賢いグルミットの組み合わせと,粘土で作る豊かな表情が,とっても楽しいですね。そしてどこまでもグルミットに忠実なウォレスがかわいいです。
原作はイギリスだそうで,使っている言葉も"chum"とか"lad"とか,イギリスっぽいし,町の風景も「back-to-back」と呼ばれる,日本のテラスハウスにそっくりな,イギリス伝統の長屋風アパートが多くて,とてもイギリスを感じます。

英語字幕が付いていますが,字幕は,そもそも耳の不自由な人の為の物で,セリフ以外にも[xxxing](例:[creaking])という説明が付いているのですが,日本人にとっては,辞書を見てもわかりにくい単語が,実際どんな音を指しているのかわかって,なかなかおいしいです。中でも勉強になったのが「ふふん」は[chuckling]なんですね。辞書をよく読めば「含み笑い、クスクス笑い、ほくそ笑み」確かにそうなんですが,実際に誰かがchuckleしている場面を見て,初めて,その笑いか~!と理解しました。

ちなみにこの原題は,「The Curse of the Werewolf(狼男の呪い)」のパロディだそうですが。他にもキング・コングのパロディなどが入ってました。

お話については,結論から言うと,久しぶりに超~おかしい映画を観たなあって感じです。

コンテストに出す大きな野菜を作っている人達の畑に忍び込むウサギを次々捕まえるウォレスとグルミットですが,何故ウサギ(しかもかわいくない(笑))?他にも野菜の害獣害虫はたくさんいるでしょうに。(笑) でも捕まったウサギ達も何故かウォレス達に腹を立てている様子も全然なくて,閉じ込められているのにのんびりしている所が,何だか面白いです。で,ウォレスは,ウサギを「去勢」して,野菜を欲しがらないようにしてしまおうとするんですが,何故か彼の頭にウサギが1匹付いてしまうんですね。(笑)

Were-Rabbitって,ああやってできてしまうんだ。(笑) で,クレイ・アニメなのに,Were-Rabbitがとても「フワフワ」。一応,満月の夜に変身するんですね。で,遠吠え?に他のウサギ達も応える所がかわいいです。

実は私はこの映画と同時にレイフ・ファインズ主演の「The Constant Gardener」も仕入れました。これはちょっと難しい映画なので,まあ,そのうち,ちゃんと観れたら感想を書こうと思います。実は全然知らなかったのですが,レイフ・ファインズは「The Curse of the Were-Rabbit」にも,ウォレスを恋敵とするビクター役で,出演しているのですね。


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