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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

エリザベス:ゴールデンエイジ(ネタバレ)

2008-02-21 00:29:36 | 映画
ゆっくり見たかったので,わざわざ前売り券を買って,意図的に水曜を避けて行って参りました。

私的には,キャットウーマン,ミス・ポターに続く,「本能的」に好きな映画でしたよ!
最初からケイトさんの心地良い声が響き,これはガンガンリーダーシップを発揮していくのかなと思いきや,映画の多くの部分が,クライブ・オーエン演じる探検家との「恋」に割かれていました。恋する女王様のあまりの可愛さに,おもわず涙ちょちょ切れました♪ いや~それにしても,ケイトさんの声素敵ですね~。歴史的には,エリザベス女王が50才位の時のお話なのですが,老け役? 実際のケイトさんよりちょっと年上に見えましたね?

女王様と同じ名前でべスと呼ばれる女官が,いつも彼女の傍に控えおそろいのドレスを着て,影武者のように,女王様のできない想いや行動を体現し,もう1人の女王様メアリ・スチュアートが自分が持っている物を持ってないエリザベスを憐れむ(イギリスは結局彼女の子孫が治めるようになる)という構成になっているんですね。これは映画プロットオンチの私でもわかりましたよ~。

クライブ・オーエンは,今まで全然対象外(笑)でしたが,今回どこかの大王よりずっとカッコよかったですよ♪

後半で,いよいよ,予告編で見られるような,大英帝国のリーダーとしての顔が出てきます。最初はヒラヒラの服で着飾っていた女王様も,戦争が近付くにつれ,服装が地味になっていきます。

烽火の場面は,LOTRを思い出してツボでした。ああそうか,山が少なくて,海から攻められるイギリスでは,確かに有効な手段なんですね。鎧着て,兵の前で檄を飛ばすシーンもカッコよいですね。(馬ちょっと動き過ぎ(笑)もうちょっと馬が落ち着いていたら完璧だったな)そう言えば,ローリー卿と馬でデートのシーンもありましたが,横乗りで結構飛ばしてますよケイトさん。

字幕翻訳は,例のあの人でした。いくらなんでもやはり第1人者ですから,長い文は頼りになりましたよ。でも,英語が苦手な人でもわかる位の短い文で,やっぱり,あれ~?な翻訳がありましたねぇ。ちなみに,エリザベスが,母も一時女王だったと語る所がありましたが,エリザベスの母アン・ブリンは女王様じゃなくて王妃様(Queen consort)です~。彼女は可愛いタイプではなさそうですが,細くて黒い瞳と髪の毛が魅力的‥‥な方だったそうで,う~ん,今で言う所のスーパーモデル風? いろいろ浮名を流して,処刑されたのだそうです。映画の中でエリザベスの敵が,盛んに売春婦を意味する言葉を言っていたのは,そのせいなのですね。


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