Amazon.ukで,このDVDを買いました。
レディ・ジェーン・グレイとは,「あの」(^^;)ヘンリー8世の姪で,病弱な従兄エドワード6世の後を継いで16才で女王様になったものの,僅か9日でエドワードの義姉メアリーによって女王の座を追われ,半年後に処刑されてしまった悲劇の女性です。「あの」エリザベス1世もまた彼女の従姉で,エリザベスの愛人ロバートは,ジェーンの夫だったギルフォードの兄,という関係でもあります。
レディ・ジェーンに出会ったのは,Athelstanシリーズ読書のバックグラウンドの知識をゲットする為に,英国王室の家系を見ていた時です。英国王室はホントに恐ろしい所で,王様が若くして処刑されたり,年端も行かないのに亡くなってしまう事も少なくないのですが,中でも,たった9日間の女王様,16才で処刑という,あんまりな運命に思わず惹かれてしまいました。で,映画があるという事を知り→しかも主演はハリポタでイカれた女デスイーターを演じる,ヘレナ・ボナム・カーター。という事で,さっさと購入したのでした。(笑) 買ってみると,BBC版LOTRでガンダルフを演じたマイケル・ホーダンも出演していました。私,彼の声をしっかりガンダルフと認識していまして(笑),出てきた瞬間にわかりましたよ。しかも,髭を生やしてもいないのに,ガンダルフに見えて,困りました。(爆)
若き日のヘレナ姐さん,とても初々しいです。思わず,一体どこでどう間違えてヴォルデモートに遣える事になったの? と思ってしまいました。(^^;) Wikipediaなどの資料を見て,利発な女性という印象を持っていたのですが,ヘレナ・ジェーンは,どちらかと言うと,がり勉の冴えない女の子。冒頭で鹿が追い詰められるシーンがありますが,まるで伏線です。彼女の親は,娘の幸せなんか全然考えてなく,ただ出世の道具とだけ思っているよう。(泣) 結婚話に全然乗らない娘は,お仕置きされてしまいますが,お仕置きの間捕まっている道具が,何だか首切り台に似ていて,これも伏線かなあ。。(泣) そんな彼女に優しい,従兄の幼い王様は,なかなか素敵でした。
お話も興味深かったですが,衣装や調度品なども,時代考証がよくされていて(‥と言ってもそんなに詳しいわけではありませんが)とても素敵でしたよ。
この映画と,エリザベスの2部作と,合わせて3部作で観てもなかなか面白いかなと思います。
余談ですが,ジェーンから奪ったような形で王位についたメアリーですが,彼女は,40才過ぎて想像妊娠に悩まされ,結局長生きできなかったそうです。当時40才過ぎて子供を生むというのは大変な話だったと思いますが,とてもお気の毒な話です。
3人続けて短い治世で終わった時,宗教的な不安もあっただろうし,国民は国の存続すら心配だったと思いますが,そこから王位を継いだ25才のスキャンダルまみれの小娘エリザベスが,歴史に名を残す名君になるとは。歴史って面白いですねぇ。。。(^^;)
レディ・ジェーン・グレイとは,「あの」(^^;)ヘンリー8世の姪で,病弱な従兄エドワード6世の後を継いで16才で女王様になったものの,僅か9日でエドワードの義姉メアリーによって女王の座を追われ,半年後に処刑されてしまった悲劇の女性です。「あの」エリザベス1世もまた彼女の従姉で,エリザベスの愛人ロバートは,ジェーンの夫だったギルフォードの兄,という関係でもあります。
レディ・ジェーンに出会ったのは,Athelstanシリーズ読書のバックグラウンドの知識をゲットする為に,英国王室の家系を見ていた時です。英国王室はホントに恐ろしい所で,王様が若くして処刑されたり,年端も行かないのに亡くなってしまう事も少なくないのですが,中でも,たった9日間の女王様,16才で処刑という,あんまりな運命に思わず惹かれてしまいました。で,映画があるという事を知り→しかも主演はハリポタでイカれた女デスイーターを演じる,ヘレナ・ボナム・カーター。という事で,さっさと購入したのでした。(笑) 買ってみると,BBC版LOTRでガンダルフを演じたマイケル・ホーダンも出演していました。私,彼の声をしっかりガンダルフと認識していまして(笑),出てきた瞬間にわかりましたよ。しかも,髭を生やしてもいないのに,ガンダルフに見えて,困りました。(爆)
若き日のヘレナ姐さん,とても初々しいです。思わず,一体どこでどう間違えてヴォルデモートに遣える事になったの? と思ってしまいました。(^^;) Wikipediaなどの資料を見て,利発な女性という印象を持っていたのですが,ヘレナ・ジェーンは,どちらかと言うと,がり勉の冴えない女の子。冒頭で鹿が追い詰められるシーンがありますが,まるで伏線です。彼女の親は,娘の幸せなんか全然考えてなく,ただ出世の道具とだけ思っているよう。(泣) 結婚話に全然乗らない娘は,お仕置きされてしまいますが,お仕置きの間捕まっている道具が,何だか首切り台に似ていて,これも伏線かなあ。。(泣) そんな彼女に優しい,従兄の幼い王様は,なかなか素敵でした。
お話も興味深かったですが,衣装や調度品なども,時代考証がよくされていて(‥と言ってもそんなに詳しいわけではありませんが)とても素敵でしたよ。
この映画と,エリザベスの2部作と,合わせて3部作で観てもなかなか面白いかなと思います。
余談ですが,ジェーンから奪ったような形で王位についたメアリーですが,彼女は,40才過ぎて想像妊娠に悩まされ,結局長生きできなかったそうです。当時40才過ぎて子供を生むというのは大変な話だったと思いますが,とてもお気の毒な話です。
3人続けて短い治世で終わった時,宗教的な不安もあっただろうし,国民は国の存続すら心配だったと思いますが,そこから王位を継いだ25才のスキャンダルまみれの小娘エリザベスが,歴史に名を残す名君になるとは。歴史って面白いですねぇ。。。(^^;)
ちなみにTwiningsで私の好きな紅茶は、Queen Mary Teaだったりしますw