ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-VII:The Ride of the Rohirrim (3)

2006-11-10 00:29:25 | Tolkien・HoME
当時はまだデルンヘルムではなく,Grimhelmという名前だったのですね。grimというと「恐ろしい,残酷な」という意味があるんですが(汗) やや小柄だけど,しなやかで均整のとれた体格だったそうで。

そしてトールキン父さんは,それまでこの章の初めに持ってきていたこのメリーとGrimhelmの話を,The Muster of Rohan(ローハンの召集)の章の方へ移動。Grimhelmはそろそろデルンヘルムに改名しそう。正式版では馬鍬砦出発辺りにあった少し長い詩もこの辺りから入ってきます。

‥この辺り,正式版との烽火のあった場所の細かい違いとかをずーっと説明されているので,もうちょっと面白いイベントが出てくるまで,我慢我慢‥‥‥(汗)

‥おっと,初期の鉛筆バージョンでは,メリーにドラムの音とそれを鳴らしている人達について解説するのは,デルンヘルムなんですね。(正式版ではエルフヘルム) 彼らはこの辺りの森の住人で,太古の暗黒の時代の生き残り。彼らはゴンドールやマークの為に戦争には行かない,しかし今はオーク達が彼らを悩ませている。これは我々にはありがたい,彼らはセオデンに一仕事申し出ている。ガイドになってくれると言うのだ,‥‥また随分,饒舌ですね。(笑)

しかし,次の上塗りインク版では,今度は護衛のリーダーであるエオサインがメリーにつまずきます。あれはオークのドラムではない。丘の野人だ。彼らは今は谷間に秘密裏に住んでいる。と説明し,
<下書き>
「‥これは我々にはありがたい,彼らはセオデンに一仕事申し出ている。彼らは敵方をスパイで探り,我々のガイドになってくれる。「精巧な」裏道という事だ。」「どこですか?」「それはもうすぐわかるだろう。しかし私は急がねばならない。」と言って暗闇に消えます。するとデルンヘルムの声が「来なさい。出発しますよ。」

メリーは気が付くと,不思議な体型の人達に導かれて隊列が進んでいました。Pukel-menを思い出させるような人々です。この思いがけない友人達のお陰で,彼らは南側の木々の中の秘密の道を通り,谷を越え,暗い丘を越えたのでした。
</下書き>

次に,メリーにつまずいたエオサインは,森のリーダーはセオデンの所へ連れていかれたそうだ,と話しますが,ここからいきなり,セオデン,エオメルと,野人のリーダー,ガン=ブリ=ガンの話が出来上がってしまいます。名前もあっという間に決まったそうで。(一体どこからそういう名前が来たんだか。。(^^;))


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1 コメント

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Unknown (luck7979)
2006-11-14 18:01:16
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