The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,250(税込) 発売日:1992-11-12 |
コーベット,ラナルフ,マルトートの3人でウッドストック城に行くと,予想外の光景。中庭に首吊り台が設けられ,3頭の恐ろしい犬と,犬の世話係、口をきく事のできないガースが吊るされてました。
中では王子とガベストンが青ざめ顔で,「申し訳ない,事故だった」コーベット,ガベストン抜きで2人きりの会見を申し込み。
王子の部屋は,とても豪華に飾られ,この時代としてはびっくりのシミ1つない真っ白なカーペット。コーベットは,エドワード王子を嫌いではないようです。絵を見てもわかりますが,なかなか容姿にも恵まれていたようですし‥‥それにしても,当時17才で完全に大人扱い。もっとも16才で女王になって9日で反逆者になったレディ・ジェーンの例もあるわけですし,この世界は厳しいですね。(泣)
さて,コーベットは思い切って,王子に,事件をどうやって知ったのか,月曜より前に彼に知らせた人物がいなかったのか,尋ねてみます。すると,王子は,よく覚えてないけど,ドゥ・クラオンとそういう話をしたかも,と,言います。
続いて,コーベット,王子に「レディ・エリノアと結婚されていたのですか?」と尋ねますが「お前に関係ない事。今ドゥ・クラオンが来ている。彼に何なりと聞いてくれ。」と言い残して立ち去ります。
コーベットは,早速,戦友?(^^;)ドゥ・クラオンに会いに行きます。どうやらドゥ・クラオンのスパイは,彼に真実を伝えてない‥‥ははあ,なるほど。(何かあまり読めてしまうと後々面白くないのかもしれませんね)
村へ戻ると,犬の犠牲になった居酒屋のオヤジの葬儀の準備中。コーベットはレイナード牧師を見つけてちょっと立ち話。レイナード牧師は,若い男女の遺体を見たそうです。男性は行ってても16才,女性は1つ2つ上(姉弟でしょうかね?)色黒で外国人のようだった,そうです。
レイナードは,ドゥ・クラオンからお金をもらって情報提供しているようですが,悪い人ではなさそう。コーベットは,ドゥ・クラオンは危険な男だから注意するようにと警告します。が,体力に自信のある?レイナードは,言う事を聞く様子なし。
コーベットは,居酒屋で待っていたラナルフ,マルトートと一緒に修道院に向かいますが,クロスボーで襲われます。またまたアメリア院長に心配をかけてしまいます。。コーベットは,犬の首輪に書いてあった家訓のような言葉「Noli me tangere (Do not touch me)」が事件解決の鍵を握ると思い,シスター達に聞いてみますが,‥誰も答えてくれません。
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