ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 1-VI The Palantir (2)

2006-05-25 01:34:50 | Tolkien・HoME
さて,クリストファーさんは,この時点でガンダルフが「アイゼンガルドとモルドールの間にはわしの知らない方法でつながりがある。」と言っておいて,その球体が「テレビ電話」(笑)ではない事について,お父さんはまだ球体を使って連絡するとは思い付いてなかったのか,あるいはガンダルフが使い方を知らなかったのか,あるいはちょうどそのアイディアが開発途上であったのか,‥と考えを巡らせております。

<メモ>
その赤黒い球体の中では何かうごめいている。彼らは戦争が進んでいるのを見る。(船が見える?)そしてセオデンの軍がヘルム峡谷にいる様子と,ローハンでの召集の模様も映る。
</メモ>

「彼ら」って誰?とクリストファーさん。
次はもう少し進んだメモだそうです。

<メモ>
「アイゼンガルドは倒れ,『石』は旅に出たとわしは言った。」とガンダルフ。「後でまた話そう。じゃが,今は急がねばならぬ。」(ここでトールキンさんメモ:いや,その球体をモルドールとコンタクトさせると,指輪みたいになってしまう)

ガンダルフは,オルサンクの石は遠くを見る事ができるという事を発見する。しかし彼には使い方はわからない。それは気まぐれな物に見える。それは,最後に使われた時に見ていた物をまだ見ているように見える,と彼は言う。

故に,7人の城壁の上のナズグル。彼はモルドールの方を見ている。Can one see back?(見返す事ができるのか?という意味だと思いますが),「おそらく」とガンダルフ。危険じゃが,食指が動く。

彼は後ろに下がる。彼は見られた。
「いや違う」と彼は言う。これは暗黒の塔が強固になるずっと前から,上の部屋にある古い石じゃ。これはゴンドールの番人(warden)が使っておった。角笛城にも別の石があった。ミナス・ティリス,ミナス・モルグル,そしてオスギリアスにもあった。(5つ)

彼らは角笛城を見た。ミナス・ティリスを見た。彼らはオスギリアスの城壁の上のナズグルを見た。サルマンはこれで情報を得ていたのじゃ,と彼は言う。
</メモ>

()のトールキンさんメモの内容から,ガンダルフが最初に話していた相手は,モルドールの誰か,それもサウロンではないか,と,クリストファーさんは考えます。

<メモ>
サルマンとの会話は3時15分に始まり,4時30分に終る。5時30分頃に暗くなる。(細かい(笑)) ガンダルフは彼らをリードして南へ。彼らはますます隠密に行動しなくてはならない。(彼はサルマンとサウロンの間にどんなつながりがあるか気になっている)遣いが2人,ヘルム峡谷に王が戻る事,強力な護衛が必要な事を告げ,王は山道から馬鍬砦へ向かう。

そしてピピンと石のエピソード。
ガンダルフは,石が複数(角笛城,オスギリアス,アモン・ヘン,アモン・ラウ,ミナス・ティリス,ミナス・モルグル,アイゼンガルド)ある事を話す。彼はバラド=ドゥアを覗こうとして捕まる。

ナズグル。
2/4。ヘルム峡谷。兵が集められる。ホビットに馬が与えられる,そして―ギムリ!
2/5,6 移動。
2/7。馬鍬砦。喜び。エオウィンが来る。王はエオウィン,エオムンド(エオメル),ガンダルフ,レゴラス,アラゴルンと一緒に馬で降りる。そして傍には,ホビット,ギムリ。

祝宴,煙草,メッセンジャー
</メモ>

このメモは面白いですねー。
「‥そして―ギムリ!」って何だ?(笑)
しかしここも,一部ROTK映画に使われたんでないの?なアイディアが。「祝宴」とか。
そしてついに,ピピンが「捕まる」話挿入。どうやら前のメモで『指輪みたいになってしまう』と,『見返す事ができるのか?』などと書いている間に,インスピレーションが沸いたようです。またサルマンの堕落の原因が,バラド=ドゥアの「覗き見」から来ているとも。

書いている間にアイディアが沸いてくる。。。トールキンさんてやっぱ天才なんですねぇ~。


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