全日空の時刻表 3

全日空の旧時刻表の紹介も今回が最終回（汗）
お付き合いしていただきありがとうございました。

時期が前後してしまいますが、今回はじめに紹介するのは

1977年 10月 宮崎が表紙のもの

今なにかと話題の宮崎ですが、空港も航空機もなく地元の名品が
描かれていて、左下には 航空再開25周年のマークも。
戦後しばらくは日本の翼はもぎ取られていたままになっていたそうで、
模型飛行機の製作、フライトさえも原則禁止されていたと聞く。


今年は2007年だから航空再開55周年ということか。




次は
1978年 ２月　成田空港が表紙
トライスターが管制塔をかすめるように飛んでいます。


詳しい方はすぐわかると思いますが、この時点では
まだ成田空港は開港していません。
この年の5月に開港しましたが、きっと当初の開港
予定が3月頃だったのではないでしょうか。
その開港をにらんだ2月使用だったのでしょうね。

3月に管制塔を破壊された空港は開港延期になったと記憶しています。



そして最後は
1979年 3月　絵柄はスーパージャンボとB727-200

スーパージャンボとは 500人乗りのB747-100SRのこと。
1979年1月25日に羽田 - 札幌・福岡線に就航、大量輸送時代になった。


一緒に描かれているB727-200が200人弱程度のキャパシティーだった事を
考えると機種変更の意味は大きかったのではないでしょうか。


紹介してきたタイムテーブルに描かれていた全日空の航空機達は
（当時のフリーツの１機だったB737が描かれた時刻表は手元にない）
昨年 B747SR機が引退したことで、今ではどれも見れなくなってしまっている。


さて、私はこれから千葉方面へ遠征してきます。
目的はアレです！