三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

次のプラモ ネタは Canberra (キャンベラ) PR.9 偵察機

2009年12月28日 | プラモの話
前回、12月7日の記事からの続きですが、だいぶ期間が開いてしまいました
関連がわかり難いようでしたら、カテゴリー ~プラモの話~ からお入り下さい


この画像は1999年のRIATで撮影したもので機体は、Canberra(キャンベラ)PR.9 偵察機
この年の3~6月、コソボ紛争にNATO軍として参戦した直後に行われた航空ショーだった

この偵察機もイギリスらしい機体、それはコックピットが左側にずれっているのだ
それと偵察員は何処に座るのか? と思ったら機首の小窓があるのみの先端部に座り
ひたすら任務に没頭するように作られ(笑)、さらに機体への乗降は機首が横に開いて行うという



今回の機体も前回に紹介したイタレリ社の1/72 キットをメインに
遥か昔に倒産したフロッグ社の大昔のキットの機首部も使用し改造した
(またまたヘンプ塗装の色が出てなくて残念)

上の画像でコックピット位置のオフセットがわかるだろうか
元キットとは容姿がまるで違うということはそれだけ手もかかるということ
このCanberra PR.9 は翼面積も大きくなっているからプラバンやパテで翼面を広げてある


さらに、エンジンも違うからインテークの大きさ等も改造箇所となる
先のT.17と比べると翼の違いが一目瞭然! かな・・・




実機は1999年のコソボ紛争でも実戦に投入され、1999年のRIATでは偵察員席もオープンして
展示されていたがその狭さに驚いた、私のような閉所恐怖症の人間には無理な環境だ
その後は2機のみが使用され続け(イラク等)た後に2006年に退役した

キャノピーの前方斜め下にある細長い窓が偵察員の唯一外界との接点だ


アンテナやセンサー類もすべて自作となってしまったが出来上がれば
こいつもやはりイギリス機らしさが溢れる機体で満足の1機になった


しかし時代は変わるもので、今では1/72 PR.9のまともな?キットも市販され
さらには Pavla Models というメーカーからディテールパーツも発売されている
この画像を見た時には、クソーッ! と唸ってしまった
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする