三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

4年ぶりの福島へ

2017年07月06日 | そら モノ 色々 
前日からの雨が上がった空を見上げながら
朝イチの、山形行き東北新幹線に乗る

宇都宮あたりからは、車窓の風景が土砂降りに

水田の緑、麦畑の黄色のコントラストも雨粒に霞んでしまっている

 ライブカメラをチェックすると、目的地も・・・ 雨
 現地の予報は、朝の雨も次第に上がり、一日中曇り空と


 到着した郡山駅のバス乗り場で、今回ご一緒する Tさん と合流
 同業者でほぼ満席の直通バスで向かったのは「福島空港」

ワールドツアーで日本に滞在中だった ブライトリングの DC-3
5月末に行われた福島空港フライトイベントの、出遅れ報告です
 
ブライトリングの DC-3機 自体は、5/5 の岩国フェスで地上展示を撮影済みだったが 
飛べる機体は、やっぱり飛んでこそナンボの世界でしょ

 
 というわけで
 先に行われた神戸空港でのフライトイベントに遠征できなかった私は
 DC-3 機の飛んでる姿を見たくて、4年ぶりに ココ福島にやってきた


 広くはない屋根付き送迎デッキから見えた DC-3 は、岩国で見たよりも小さく思える

 それにしてもデッキの混雑は半端なく、前面確保が厳しい

 空港南側にも撮影可能な小高い丘の公園があるが
 雨をしのげるものは無く、ここがこの天候のベストポジションなんだろう


 前回の ブライトリング・ジェット、アクロチーム飛来時 の混雑は
 平日ゆえにそれほどではなかったが、さすがに週末の今回は凄い!



定期便も水しぶきを蹴散らして到着、カメラテストも兼ねて撮影してみるが

雨は降ったりやんだり、暫くは止みそうもなく ~コリャ駄目かな?

滑走路を挟んで対面に広がる丘にもギャラリーが時間とともに増えてくる
でもアチラ側は長靴でもなければ、足元の草も長く大変そう

 そんな風景を望遠レンズ越しに見ていると


 時間通りに乗客が搭乗、 ってことは飛ぶ !?

 今回のワールドツアー中、日本でもブライトリング(時計)ユーザーが抽選で搭乗できると聞いた

 しかし、このDC-3機は、長距離渡洋飛行への備えで機内中央部に
 ゴム製 増槽(燃料)タンクの搭載スペースを設けており、座席が外されていた
 一回のフライトで搭乗客は僅か14名

 乗客は厳選? で選ばれし、ブライトリングユーザー達ってことか

 そんなフライトがこの日は午前に2回と、福島の子供達の招待フライトが午後1回予定されている


 予定より少し早めにエンジンがかかり タキシング

 コックピットから手を振る先は、ブライトリングユーザーの招待客が陣取るスペース
 他のギャラリーは「蚊帳の外」って感じで、あくまで商用イメージなのはある意味 当然というか 流石!


 2001年のRIAT以来、久しぶりに聞く DC-3 のエンジン音
  ~とは言っても覚えてはいないけどね(笑

 同じ英国航空ショーへ行った仲間からは、「向こうで充分見てるでしょ!」

 確かに、DC-4、DC-6 の数少ない機体はもちろん
 色んな塗装の DC-3 も撮影済ではあるが
 目の前に(日本国内)あるフライアブルなオールドタイマーは、やはり見ておかないと
 まして、未撮影の塗装ならばね(笑


 レシプロらしい曲線美の後姿が、またイイネ!


 随伴機なのか、撮影用機なのかは知らないが
 独特なスタイルのダイアモンドスター機も上がって行く


 プロペラからベイパーのリングを残しながらいよいよ離陸だ

 コックピットからの前方 視界確保もあるが
 案外、早く尾輪って浮き上がるんだね



 これが青空だったならな~ (カメラが傾いているのではなく、背景は丘です(笑))


 離陸を見送ると、デッキに居た同業者の一部は早くも移動をかける
 マイカーでの来場者なんだろう、デッキとは滑走路を挟む対面の丘へ向かうようだ


 離陸から約10分ほどで、空港付近に戻ってきた機体は


 大きく2回ほど空港上空を旋回した後に着陸


 アプローチライトの灯りが、周辺の暗さのおかげで目立っていた



 そのライトの強い光がコックピットに入らぬよう
 横に遮光用フェンスが付いていたなんて、この時まで知らなかった



 着陸後、滑走路エンドで向きを変えた機体のバックには

 先ほどまで霞んで見えなかった郡山の街並み? が見えはじめている
 天候は一応回復傾向のようだ


 デッキの興奮した同業者たちも一休み


そんな時、エプロンに戻った機体を覗いていると、気になる2つの影が・・・



実はこの日、ご一緒した Tさん も ブライトリング のユーザー
神戸空港での搭乗フライトチケットをゲットされた、超ラッキーな方

そんなTさんのお陰で、ここ福島でも制限地区に一緒に入れた話や

気になる2つの人影の話は~、 また次回に
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