三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

体験的 遊覧飛行 2 巡航中

2011年10月16日 | 信州まつもと空港
北へ流れる梓川上空からは2本の並んだ橋が見えてます

手前はJR大糸線の、その向こうは国道147号の梓橋
この松本と安曇野の境あたりが空港から5マイルの位置通報点

向こうの左右に延びる黒い線が長野道
たしかこの辺りは何時もお世話になってる
「アノ方」の御実家があるはずですがどの辺りかな・・・?
なんとなく何処かのTV番組の「雲じい」になった気分だ(笑)

計器は巡航状態を示しています

高度は4000ft弱、標高分の2200ftを引くと1800ftで地上から約540mの高度
速度は100ノット(約180km)弱、エンジン回転は 2200rpm位かな
こういった事も今後のシュミレーターで参考になります

下界は安曇野上空、当初はここで引き返す予定でしたが
フェスタ割引のお蔭で延長できラッキーでした


日本アルプスの遠望を期待していましたが、北に進むほど雲が多く山の頂はほとんど雲の中
(翌日アルプスの頂は初冠雪でした)


前席ではエレベーター(昇降舵)の使い方?や
自家用機操縦免許の話題で盛り上がっているようですが
後席は本当にエンジン音がウルサク仲間になかなか入れません(爆)
エレベーターのアップGでカメラを持った両手が一気に膝に押し付けられる

下画像の真ん中あたりの赤い屋根は「長野県立こども病院」

患者搬送でここへの ヘリ着陸 も多いと聞いていますが、上空から見ても航空機には目立つ目標物
画像左端には高速道の豊科インターが見えてます


画像右から繋がる川は、先程の梓川ですが
松本を過ぎると犀川(さいがわ)に名前が変わり、ここからは北東に流れ長野方面へ
犀川横の森が穂高の「大王わさび農場」、左の川は手前が穂高川、向こうが高瀬川

これから先はこの高瀬川に沿って北に飛びます


前席からは続いて、旋回についての会話がエンジン音に混じって聞こえてきた
旋回のラダー(方向舵)とエルロンの・・・、ラダーだけだと~

その瞬間身構えた、一瞬振られる尾部に笑いと「スゲェ!」と出てしまった
シュミレーターではGはかかりませんからね
ほんの一瞬の体験でしたが、普通の遊覧ではなかなか体験できません



そうこうするうちに機体は早くも大町市街にさしかかり、ここが折り返し点です

機体が通常の左旋回に入ると右側には青木湖が見えてきました

これより北は雲もベッタリ、後日ココをマイカーで北に向かわねば・・・

旋回のGは体の下方向に抜けるので旋回している実感は景色以外少ないです


機体が南側に向きを変えると、右側には高瀬川にかかる大町ダムが見えてます

ダムの後方は高瀬渓谷から繋がる日本アルプスの山々ですが雲が惜しい
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体験的 遊覧飛行

2011年10月13日 | 信州まつもと空港
天候と自分達の休みとが合致する日を、夏前からズ~ット待ち続けていました
その決行日が偶々「信州まつもと空港スカイフェスタ」の当日と重なりましたが
なんと前日まで明日がスカイフェスタだったなんて考えもしなかった(汗)

この日はフライト・シュミレーターの巨匠! Omegabooさん と実機体験です

スカイフェスタ開催日は飛行料金も割引になるとの説明に
予定していたコースを変更、飛行時間を延長し大町へ向かいます


機材は 新中央航空さん のセスナ172  JA3989

私は以前にエアロスバルで前席体験があるので
今回はOmegabooさんに前席を譲ることに

セスナ172型ですが、前席から搭乗しなければ後席の方は乗れません
思ったよりもキャビン内は狭い、「コレって外車だよなぁ~(爆)」

後席にはこんな安全のしおりが入っています

出入りは後席の乗客からなので、非常時にはアッシは取り残される可能性が~(爆)


乗った機体はスカイフェスでの抽選遊覧飛行を予定していたようで
フライトプランを直前に変更しての出発です


タキシング中には計器の説明をしていただきました


素人の方も多く訪問いただいているので、簡単に計器の名前を書いておきますね
高度計は海抜高度を示すので、エプロン付近で標高660メートルのまつもと空港は
機体の高度計はゼロ表示ではなく約2200ft(フィート)を指しています


いつもは外周からカメラを向け撮る側ですが、今日は撮られる側

「滑走路の途中から離陸を開始します」とパイロット
長い滑走路の場合はパイロットの判断で途中から離陸できます
これを「インターセクション・テイクオフまたはディパーチャー」と言い
大きな空港だと管制官の許可が要りますが、まつもと は管制官はいないので
管制塔の運航情報官に通告するのみです
さらに離陸してそのまま離陸滑走路と同じ方向(ランウェイヘディング)に
向かうのでストレート・アウト・ディパーチャーを通告してました

「55ノット、約100hkで操縦桿を引いて離陸します」
「シュミレーターの仲間で搭乗」と伝えてあるので細かく丁寧に説明してくれます
 シュミレーターだとすぐに60ノットを越えてしまいますが・・・


離陸直後の計器、高度はまだほとんど変わってないですが
速度は80ノットで、他の計器も上昇していることを示しています

機体が浮き上がると直に右側にサッカー場が見えてきます
そういえばサッカー場隣の駐車場には「オ○○イ・ポイント」が(爆)

後席からだとこんな画像も

離陸した機体は滑走路のセンターをキープしてます

操縦席から見ると右に回転するプロペラのトルクで、機体は左に偏向してしまう
そこで右のラダーペダルを踏み込んでいるはずです
これシュミレーターでは案外難しく、方位をキープするのに苦労します

左主翼の先が示す山の谷間奥が上高地


右主翼側には左右に走る長野高速道がわかります
その途中には松本インターが見えてます(下の矢印)

真ん中の矢印が松本城、さらに一番上の矢印が美ヶ原です

もう一度左側に目をやれば、上高地への入り口がハッキリ

曲がりくねった狭い川が梓川(あずさがわ)
槍ヶ岳からの水は梓川から信濃川に名前を変えて日本海へ、ここが源流

比較的に近い、山と山で狭くなった辺りが新島々
松本電鉄の電車で向かうと、ここで上高地行きのバスに乗り換えです
右奥の頂上が雲に隠れた山々が上高地あたりになるのかな

完全に一人で遊覧やってますが
自慢ではないですが、私は上高地へ行った事ないです・・・(爆)

後席からは梓川にかかる梓橋が見えてきました
そろそろ機体は空港から5NMマイル(海里)あたり
運航情報官に通過の報告を入れて、機体はさらに北を目指します
コメント (4)
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2011年 スカイフェスティバル in 松本

2011年10月10日 | 信州まつもと空港
毎年9月20日の空の日関連で開催されることは知っていたのですが
仕事の都合で一度も経験のなかった
「信州まつもと空港 スカイフェスティバル」を初体験

10月2日の日曜は半日だけ仕事の休みをいただいて
ドンヨリと曇った空を見上げながら南信の自宅を早朝に出発

それでも善知鳥(うとう)峠を下っていくと
一瞬見える上高地の山々は朝日に輝いていた、晴れそうだ!


到着した空港デッキからは、急速に広がる秋空が眩しい



フェスの開催は空港写真展の受賞者表彰で始まった
今年は松本空港に集まる私の仲間からも3名が受賞
なんと1名はグランプリ! もう1名は最優秀に輝いた
最優秀の彼は受賞の常連だ

記録派の私には縁のない賞だが、画風は見習わなければ

エプロンでは一部を開放し、軽飛行機が何機か展示されていた

このセスナ C172R は松本常駐機? 一番目立つ場所に鎮座

ほとんどの機体は個人所有機で、一部の機体はコックピットも開放

下は富士重工のエアロスバル FA-200-160 、唯一の国産機でした

操縦桿も触り放題だったが、早朝空いていたので
ゆっくりしてから~、と思っていたら長い列が!
時間のナイ私は諦めなければならないことになってしまった


パイパーアロー なんて名前もカッコイイ パイパー PA-28R-200 
カラーリングもキマッテます


アクロバットも可能なセスナ C150 エアロバット 150型なんて久しぶり見たよ
でも、この機体はアチコチの空港オープンで展示されていたようだ
昔から150型にはチェッカーが必ずマーキングされているね(笑)

垂直尾翼が前に傾いているような感じが特徴的なムーニー社製 M20K


レジは JA4070 でした

ビーチ A36 ボナンザ 、他の機体に比べると8人乗り?の大型機

主翼前縁には空理気的なものでしょうが、色んな突起がでてます

ところで、軽飛行機 = セスナ = 軽飛行機
と一般の方は思われているし報道現場等でもそのようなのだが
車にもトヨタ、ニッサン、ホンダ等あるように
今回の展示機のように、軽飛行機にも色んな製造会社があるのです

信州には縁の深いヘリ
山岳物資輸送や救難にも使われている民間ヘリ
エアロスパシアル SA315B ラマ、 フランス製の機体

午後にはデモフライトや遊覧飛行にも使用されたということで
早退の私は、せっかくのチャンスを逃し悔しい事をした

いつもは見慣れた長野県の防災ヘリ 「アルプス」ですが


真近で機内の撮影も可能、ヘルメットも展示され
それを被って記念写真を撮ることもできましたよ


ミニ航空祭みたいなスカイフェスタ、けっこう楽しめますね
午前と午後には、事前抽選と当日抽選による
無料(保険料自己負担)の遊覧飛行もありました

大昔、計画倒れになった民間アクロチームも招致しての航空ショー
場所的にもトラフィック的にも、現在でも可能なのでは思ってしまった
いつかスカイフェスでアクロが見れたいいなぁ~

さてさて、今回のスカイフェスタ見学はあくまでオマケ
次回はこの日の目的だったアレの報告を
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今日は告知です

2011年10月08日 | Weblog
この秋も「伊那街道 飲み歩き」が開催されるそうです
開催日は 10月28日(金)


ついに予算がついて?カラーポスターの登場です(笑)

酒蔵の飲み歩きは諏訪が先陣でかなり有名ですが
伊那谷の飲み歩きも定着してきました

この11日から参加券の「道中手形」が前売り発売になります
前売りは500円もお得、先着でコレクター・アイテム「特性ききお猪口」付きです

私は仕事でまたまた、参加は棄権・・・

いつも外野の私からするとアレは飲み歩きではなく
皆さん腰を落ち着けて飲み放題を楽しんでいるだけ~、ですが

まぁ、週末時間のある方はぜひ前売り券を購入して気楽にお出かけ下さい
イベントは28日(金)ですからね、お間違えのないように

1000円(前売り)で日本酒飲み放題、路上酔いつぶれ自己責任
利き酒なんて関係ねぇ! 飲んで楽しけりゃそれでイイ!
という方、大歓迎みたいですよ~(爆)
でも寒くなってきたので本当に気をつけて下さいネ
大抵倒れているのはオバサンですから
誰~れも助けてはくれません・・・

最近ネタにしてなかった「飲み歩き」ですが
過去の記事はこちらと、 こちらから

私は指を銜えて、覗き見だけ参加予定です(爆、爆)
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焼酎のお湯割りが恋しい季節

2011年10月06日 | いつもの小料理屋 さん
朝晩の涼しさに秋の深まりを感じます
空気も乾燥しているのでしょう、昼間でも日影は涼しいね

撮影遠征にも心地よい季節になってきましたが
今日は飛行機とは関係ない居酒屋報告を

秋刀魚の刺身が食べられるかな? と暖簾をくぐりましたが
出てきたお通し?の刺身は~

マグロにサーモン、焙り太刀魚、シメサバ、目鯛
手前のピーマンの煮物が本当のお通し
とりあえずビールは一口で切り上げ、壱岐の麦焼酎「確蔵」をお湯割りで頂く


「サザエのつぼ焼き」が 今日のお薦め板 にあったので速攻注文
 身も大きく肝もふっくらして美味いぞう~! 大きすぎて困るくらいだった

同席した皆さんの肝も私の胃袋に消えましたが
身と肝と交換して、身は口に入らなかったという噂も

天ぷらは「海老とコーンのかき揚げ」


蜂の季節にはすこしばかり早かったようで
去年の佃煮状態の蜂の子をサービスで出してくれました
中にはかなり大き目の物体も・・・

「大中小と並べてみました」とマスター、「今年も捕れないかも」とのこと

「鮎、一夜干しの唐揚げ」

鱒(マス)、岩名、と続いた姿の丸ごと唐揚げはついに今月「鮎」で〆になりました

苦味も混じって、コリャ酒飲み用だわ!


ここでは初めてのメニュー「鶏モツ煮」

姿も味も、甲府鶏モツ煮ですが
キンカン(卵になる前の黄身)がなんとも郷愁を感じさせます ~それは

私が昔食べて忘れられないのが、塩味だけで煮込まれた鶏モツ煮
モツもスープもシンプルで飽きのこない味でした

それと昔は鶏モツを汁気がなくなるまで塩味だけで炒って家庭料理として食べていた
子供の頃は好きではなかったが、酒のお供とした頃からは大好物
私の住処近くには「鳥そう」と「梅本」という、それぞれを提供する
美味~い店があったのだが・・・ 遠い昔に閉店、思い出になってしまった


この日の〆は「まかないチャーハン」に、先の「蜂の子」を混ぜて食べようか!
と仲間と相談して、わざわざ「蜂の子」残しておいたのだが

マスターが、今日は裏メニューで「ツケ麺」あるよ!
の一言に、「それお願い!」

じゃぁ蜂の子は遠慮せずに食べちゃおう~ と競争でつつくのでした

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