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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

すすき の高原で ”初体験” 2

2013年11月12日 | そら モノ 色々 

上空のトンビを見ながら、batilsさん が「師匠達も飛び始めたし~」

朝の冷えた空気も、陽射しでサマール(上昇気流)が発生し始めているのかな


そろそろ発航がはじまりそう


クロス(横風)気味の風が吹く中を、飛行が始まりました

機体はドイツ製の複座練習機 アレキサンダー・シュライハー ASK-13 JA2434


batilsさん も離陸していきます

機体は同じく複座練習機の  ASK-13 JA2433

偶然下に写り込んだ人影は、会員の方にサポートされた見学の方
batilsさんのブログで話題になった方です



ピットはこうやってみると寂しい感じですが
機体の回収等が終われば、皆さん集まって色んな話題に花を咲かせています

ある方は普段、軽飛行機にも乗っているとのこと
グライダーの経験はまだ浅いそうですが、軽飛行機とは違った魅力があるそうです

エアライナーのPさんもいるそうで、地元の方ばかりと思っていたクラブは
案外広地域から会員さんが集まっているようでした


ピットに翼を休めていたのは、やはりドイツ製の

黄色いシュライハー Ka-6cr と 白はアレキサンダー・シュライハー ASK-23


白い ASK-23 は、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の機体 JA23KM
コックピットを覗いてみました
  
曲線美が綺麗な曲技もこなす機体、座席にはパラシュートも装備

グライダーの機体重量は軽く
この ASK23 は、メタボではない普通の大人男性4人分程度だそうです(笑)



batilsさん の乗機が頭上を過ぎます
思ったよりも長い時間のフライト、私も飛びたい!

機体は小さいので、500mmレンズで追ってもトリミングしないと・・・
飛行中の姿はなかなか絵になりません


私が気に入ったのは、この単座の黄色いグライダー Ka-6cr JA2165

キャノピー(風防)は丸ごとハズレます

機体は木製で、スポイラー(エア・ブレーキ)にも角材が・・・


画像左の乗馬の鞍みたいな物体は

機体の尾部に縛り付けて移動する時等に使うドリーです



batilsさん の機体が降りてきました


小さな画像ではわかり難いですが、機体の向きとパイロットの視線が違います

batilsさん と 教官 は滑走路のラインを注視
機体は機首を横風方向に向けて降下中です
動力のない機体を接地寸前に、滑走路へ正対させなければなりませんが~
  
  流石! batilsさん!


                                            ~つづく
 
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すすき の高原で ”初体験”

2013年11月09日 | そら モノ 色々 
紅葉も終わりかけた山道を走り抜ける

早朝の自宅を出る頃は、低く垂れ込めた朝霧に季節を感じたが
ここで見上げる空は抜けるような青空


到着したのは、霧鐘のある霧ヶ峰高原

すでにハイカーもいて、鐘の音が時々響いていた

遠くには雲間から一瞬だけ姿を見せてくれた穂高連峰と槍ヶ岳

この画像を一眼のモニターで確認している間に
アルプスはまた雲に隠れてしまった


近くの「グライダーふれあい館」を訪ねてみる

普段は諏訪市グライダー協会の格納庫になっており
収納されている機体をガラス越しに見学できる施設になっているが
この日は練習日になっており、グライダーが引き出されるところ


格納庫入り口から許可を戴いて撮影してみた



普段格納庫の扉が閉まっている時は、画像奥に見えるガラス越しに見るだけのようで
この日は別の角度からも見学できてラッキー!


ここで私のブログとリンクしている、「東濃IFR」の batilsさん と待ち合わせです
諏訪市グライダー協会の会員である batilsさん にお願いして
一日会員として訓練を見学、さらには体験搭乗もさせてもらうことに



格納庫から引き出されたグライダーは

初冬の低い陽射しを浴びながら、ピットへ向かう



最後に引き出された、黄色のグライダーに続いてススキの高原を行く


ピットには飛行予定の機体が並べられ、点検準備等に皆さん忙しそう





batilsさんの案内で、普段は見られない滑空フィールドを見学


映画のロケ地としても使われる、広大なススキが揺れる高原
ここは滑走路から繋がる非常着陸帯になっているそうです


ピットから約1km離れた所にあるのがウィンチ、トラックの上にあるとは驚きでした

グライダーは自力での離陸はできないので
機体下に付けたワーヤーをこのウィンチで巻き上げて空に曳き上げる
エンジンは大型バスのモノを使っており、2本のワイヤーを巻き上げられるそうです


ワイヤーの長さは1000m程、機体がワイヤーから離脱する高度は地上約300m
霧ヶ峰滑空場の滑走路標高が1680mだそうなので、海抜約2000mで飛行開始となるようです



手馴れた感じで batilsさん が吹流しを装着する
風は強いが陽射しのお陰で、体感温度は寒くない


    
                                          ~暫くつづきます
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宇宙船 つながりで

2013年11月06日 | プラモの話
先日までの宇宙船繋がりで

プラモも宇宙ネタを


私が完成させた宇宙関連物では唯一のモノ

キットはレベルの1/48スケール
マーキュリーとジェミニが2つ入ったキット

米国でのレベル・キット初版は、ジェミニ計画中か後の発売だったろうから
1960年代頃だったのかな
昔のキットは何処かに年号が入っていたりしたものだが






アップに耐えられるような完成度ではないです・・・
羽咋のコスモアイルで天を指していたロケットの先端部にあるのがコレそのもの





上のマーキュリー・カプセル、ジェミニカプセル 
息抜きに手がけたキットだったので、ほぼストレートに作り上げたもの

ただマーキングは波板上の外販には、デカールがマークソフター等を使用しても馴染まず
仕方なくすべてを手書きすることになってしまった



昔見た、本物のジェミニがドッキングする時に
コックピット窓から見える飛行士が印象的だったので
中の人形は丁寧に塗装してある


お尻丸出しでハズカシイが、宇宙船後部の機械船部分は
実機では金色のサーマルブランケットに覆われ中身の機器は見えない
それを再現しようとしたが、それに使える
適当なフォイルが製作当時は見つからず断念してしまった


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アルプスに白いものが

2013年11月04日 | 歳時記かな
先月の19日に初冠雪だったと聞いた、中央アルプス
下界からは連日雲に阻まれ見えないまま解けてしまったようですが
先月の31日は綺麗に晴れ渡たったので、一眼持って出勤してみました


出勤途中で撮った、中央アルプス

少しヘイズ気味なのか、大陸からのガス影響か(笑)わかりませんが
なんとなくスッキリした山並みが見えません

望遠で狙ってみましたが

現像ソフトで修正してなんとか雪のようなものを確認
前日までの雨が一時霙(みぞれ)に変わり、白く残ったようです


さらに、昼休みに仕事先のビル階上から南アルプスを窓越しに撮影

仙丈ケ岳方面です、朝は逆光で確認できなかったのですが
やはり白く冠雪しているようです



11月8日の中央アルプスと南アルプスです

昨日の雨は山頂では雪だったようで、白く薄化粧


例年よりは雪の量が少ない気がします・・・


11月12日の朝の通勤時、アルプスの頂は雪雲の中

一気に初冬の風景になった姿を確認です

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羽咋(はくい) の 天指  3

2013年11月01日 | そら モノ 色々 
「コスモアイル羽咋」 報告の最終回です

一見「お月見団子」ですが、コレはれっきとした2段式月面探査機

月にあるより、深海を歩行移動してたら絶対似合う感じ(笑)

旧ソビエトの ルナ24 月面探査機で、展示機はそのバックアップ機とのこと

実機は1976年に月面着陸、画像にも見える長いドリルで土壌サンプルを採取
2段に別れている上部は、帰還船となり地球にサンプルを持ち帰ったそうだ


こんな無骨な宇宙船があったなんて、知りませんでした
コレの模型があったら、やっぱり作りたくなるような造型物(笑)



こちらは米国の バイキング火星着陸船
あくまで博物館展示用に作られたもの

こいつも昆虫的なスタイルが魅力アリ


着陸点から移動できるのは、まだまだ先の話だった時代の着陸船


ミッション・パッチも数多く展示されていた

シャトル関連の比較的新しいモノが多かったが


アポロ、ソユーズ計画のパッチもあった



以上が宇宙科学館の展示物、見学時間は1時間では少々もの足りなかった
真偽の程は疑問が残るモノもあるが、これだけの宇宙関連展示物が揃っているのはありがたい存在
初めて見る衛星等もあり充分楽しませていただきました



展示室を抜けると、こんな部屋がお待ちかね
でも中には入れずガラス越しに眺めるだけ



最後に紹介する展示物は、館内入り口の受付前に展示されていた
アポロ計画の 月面探査用ローバー のレプリカ

コックピット?に乗って記念写真もOK

ほとんどの部分はラッピングされ直接は触れません


羽咋駅まで戻りホームに立つと

到着した時には気がつかなかったマーキングも

UFOの街だとアチコチに看板等あったが

UFOとはあまりに違う、和みの絵がラッピングされた「七尾」行き列車到着

七尾市のマスコットキャラクター「とうはくん」の絵柄だそうです

後で調べたら「UFOのまち羽咋号」というラッピング車両もあるそうで
今回ご対面できなかったのは唯一の心残りとなりました
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