三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

先日の 信州まつもと空港にて~

2019年12月15日 | 信州まつもと空港
緊急連絡をもらい自宅を出たが、到着するまでには約1時間の道のり

以前にも、到着直前に離陸してしまい途中撤退したことがあるので、~不安いっぱい


車載のラジオをモニターしながらビクビクの到着でした
駐車場で師匠と合流し、空港駐機場を覗くと

特徴的なエンジン配置の機体がお尻を向けており、やっと一息つけた


機外に何人かいた乗員達も搭乗するところ
ギリギリの到着だったようだ




警察機の乗員だって、飛行機好きはいるよね
好きなものはスキ! 撮りたいモノは撮りたい!

やはり珍しい機体と遭遇だったのかパチリッ!


ほどなくタキシング開始

横から機体を見ると、エンジン配置は胴体後方に取り付けてあるように見えるが
正面から見ると主翼上面にのっかてる
英国的というか、大胆な配置の ~ホンダジェット~

トヨタ自動車の社有機としても採用されたというホンダ製機



 JA10HJ 九州に本社がある浄水器メーカーの社有機








これからは見かける機会も多くなるのかも
小さい機体だが、ホント変わった容してるね ~顔はやっぱり「ハシビロウ」だけど(笑




師匠のおかげで、今回も貴重な機体を撮影できました
ありがとうございました
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小牧基地オープンベース ~つづき

2019年12月11日 | 航空祭 11~19年
今回の遠征目的の陸自ヘリ OH-6 です
明野基地から飛来なので、前週の航空祭ラッピング機が来る?


 ~なんてことはやっぱりなくて 通常機

臨時のラッピング機は剥がれるリスクがあるので
通常の任務にも使用不可だとか


当日のデモフライトは10時からということで
早々に準備が始まる


Pさんのヘルメットはシャチホコ他のデザインテープが貼られている
見え難いが、ショルダーパッチも鯱なんだ


ヘルメットバックにも沢山のパッチが
岐阜基地や小牧基地のモノが確認できるが、ホンモノですぜ!(笑



フライト前のチェックに忙しそうなPさん
左肩には OH-6 ラストイヤーのパッチが
OH-6J に始まり、T尾翼の OH-6D へと40年間使われてきたのか


OH-6 のデモフライトとはいっても
内容は大規模災害の偵察行動


さすがに機動飛行とはいかず残念





もう一つ、どうせ遠征するならこいつも目的の一つ
事前に公開された展示飛行のスケジュールには
RF-4E 偵察機の文字があった、~地上展示だけではなさそうな予感


ファントムの展示、1機はお隣の基地 岐阜基地の機体



毎度のトラベラーズポッドにはイラストや文字が描かれているが
以前に撮影した時よりも増えているのかな


もう一機のファントム展示は、今年度で退役が決まっている
百里基地 偵察航空隊の RF-4E ラストイヤー スペシャルマーキング機



横田基地では洋上迷彩機のスペマを確保できていたので、通常塗装機の飛来はありがたい
インテークベーンのファントムスプークがイイネ!

展示飛行とはいっても、翌日の岐阜基地航空祭での地上展示のため
午前のみの小牧展示を終え、岐阜へ向かうのだろう~ ことは予測できる






それでも離陸した RF-4E は3回のローパスを繰り返してくれた


後半の2回は翼フリフリのバイバイフライト




岐阜へ向かうファントムを見送り、自分の目的は終了
午後のブルーインパルスを待たずに撤収です

OH-6のフライトを見ることはもうできないかもしれないが
ファントムは今期残る航空祭でも撮影チャンスは残っている
少なくなったチャンスを大切にしたい
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小牧基地 オープンベース

2019年12月08日 | 航空祭 11~19年
スピットファイアー関連で、10月に2回連続遠征した名古屋空港
その滑走路を挟んだ対面にあるのが 航空自衛隊 小牧基地

今年の3月に平成30年度のオープンベースが行われたばかりだが
11月9日には令和最初のオープンベースが開催され、短期間に3度目の名古屋行きです

目玉の展示機もなく、遠征予定はなかったのですが
11月3日の明野基地航空祭に行けなかった事もあり

今年度で退役する陸上自衛隊 OH-6 が小牧でもフライトするということで
コレのみを目的として出かけることに

高速バスと公共交通機関を乗り継いで到着したのが午前8時半過ぎ
少し早すぎたのか、展示エプロンへは未だロープ規制中でした

荷物検査の列に並んでいると、室屋氏のアクロ機がスモークを引き着陸 ~撮れなかった!



開場直後なので、ギャラリーの少ないうちに展示機を撮影と思ったら
ほとんどが逆光で~ 真っ黒け!

エプロンを振り返れば
珍しい! FDAの7号機 イエローが展示されている
機材繰りは大丈夫? 余っているのかな~ といらぬ心配を(笑





海上自衛隊の救難飛行艇 US-2 の展示は目立つ存在
こうやって下から見上げると、レドームの大きさを再認識 デカツ!
救難機材の展示は初めて見ることができた







今回のオープンベースは 基地開庁60周年記念 ということで
一部の機体には記念ステッカーが貼られていた

 ※ 先の長野県 東北信を襲った台風被害の時には
   この小牧基地 所属機や多くの隊員が、まつもと空港等に展開し
   レスキュー体制を維持してくれた事は記憶に新しい



地元の大型機が盛んに展示飛行を繰り返していたが
自分が気になるのは、次々と飛び上がる報道ヘリ等ばかり






更には、Twitterでの予告通りに~



~タヌキさんの「痛ラッピング機」がフライト

主翼上下面も見せる努力をしてくれたが、なにせ機体が小さくて・・・
横の搭乗者は 雪ウサギさん でした

この時は、ちょうど展示されていた百里の偵察航空隊ファントムが
岐阜基地に向けて飛行準備中で、そちらも撮りたいのでキョロキョロ状態




愛知防災ヘリの救難展示は、展示機の近くにブースも設けられ
ギャラリーからの質問や記念写真にも対応されていた



小牧基地ではアクロ飛行が予定されていなかったチーム室屋

アクロ機 エクストラ300 はタヌキさんが着陸すると
翌日にアクロ飛行展示が予定されている岐阜基地航空祭の会場へ向けこんな離陸を

おまけのローパスを期待したが、そのまま目の前(十数キロ先)の岐阜基地へ行ってしまった


 肝心の OH-6 と ファントム は次回に報告 ~つづきます
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冬の準備の先ず一歩 

2019年12月05日 | Weblog

11月のある日、友人と長野市へ
高速から見える紅葉も真っ最中

でもこの辺りの初雪までは秒読み段階です


長野行きの目的は、何十年ぶりかのコンサート
前回見たコンサートって確か~ 40年近く前の甲斐バンド(爆


きのこ会社名のコンサートホール周辺の駐車場は、ことごとく満車
駐車場探しに1時間も費やすことに・・・

チケットが余っているからと誘われたコンサートだったが
好きな「葉加瀬太郎」のコンサート
バックの演奏者には、CD「image」でも聞いた「羽毛田丈史」や「柏木広樹」も
けっこう楽しめたコンサートでした

でも休憩時間前のMCに誘惑され、聴衆の多くが買わされた?(笑) グッズの数々 
友人は「はかせんす」、自分は「はかシェーカー」を
それにしてもグッズの値段は高いこと!(笑
まぁ、おかげでオールスタンディングでのコンサートの〆は大騒ぎだったけどね

後日に別の音楽関係者から聞いた
ツアーは大抵赤字だから、グッズ販売が売れないと困るのだとか・・・



その翌日夜には、夜行バスで東京へ向かいます
もちろん信州の我が家からなら東京まで3時間程度なので夜行バスはありません
昼間のうちに300km ほど移動しました


初めての 夜行バス は土砂降りの雨の中を進みます
3列シートも初めてなら、全面カーテンも初めて
閉所恐怖症気味な自分は、暫し宅急便の荷物になった気分で・・・


夜行バスは池袋経由で最終到着地が バスタ新宿ターミナル
バスタ新宿 は行き慣れた場所ですが、早朝の5時前に着いたのは初めて

バスターミナルが夜中閉鎖されている為か
寒い中を野宿状態のまま始発バスを待つ方が多いのにはビックリ

JRはすでに始発列車が動き出していたのだが
バスタ新宿地下の新宿駅新南口は閉鎖されており
南口まで甲州街道を渡り移動しなければとは


利用した山手線や京急も、早朝のこの時間でも結構な混雑ぶり

午前6時前に最終目的地に到着


家族の見送りを兼ねて、羽田空港 第2ターミナルです

飛行機撮影が目的ではないし
外はまだ小雨状態だったので、ガラス越しにチョイ撮り


 いってらっしゃい!




数日間は来年の夏物展示会等の為に東京在住
その後は家族を拾って、再び長距離バスで昼間の移動

この時期は空気も乾燥してビジも最高
関越道から見える遠い山々もクッキリスッキリ

群馬県北部では、登山経験のある「谷川岳」を探しているうちに


国境の長いトンネルを抜けてしまい景色は一辺倒


鉛色の厚い雪雲に覆われ日射しは一切ナシ、先程までの晴天が嘘のよう
越後湯沢はすでにスキーシーズンに入っているような景色

東京は暑いくらいだったが、新潟県内の夕方はさすがに寒いわ!


さらに数日後、別の家族を迎えに久しぶりの上越妙高駅へ向かう

駅舎の大きな窓ガラスからは、初雪が降った妙高山、黒姫山、飯縄山の連山が

駅の周囲には知らないうちに、東横イン 他のホテルが立ち並んでいたとは


マイカーのタイヤは普通タイヤだったので、天候の変化が心配だったが
晴れ間が続いてくれ、 一週間ぶりに無事帰宅できホッ

窓から見える諏訪湖近くの守屋山は雪化粧になっていた

次の雨降りには、我が家周辺も初雪となりそうということで


昨年よりも少々遅れて冬用タイヤに履き替え完了

いよいよ冷え込みがこたえるようになり毎日本当に 寒い!
おまけは帰宅翌日には病院送りとなり、診断は普通の風邪でした

世間はすでにインフルエンザが蔓延中だとか
皆さん、くれぐれも御自愛くださいね
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黒光りの誘惑 ~まさに狂想曲

2019年12月01日 | そら モノ 色々 
時計を見れば昼の12時を過ぎてしまった
すでに4時間半も離陸を待っているわけだが
目の前に駐機する銀と黒の光り物に魅了されたままである


タキシングの時はTシャツ姿だったパイロットは、いつの間にか飛行服に着替えている
鹿児島へのフライトはこの MATT JONES氏 が担当するのだろう


ピラタス PC-12 の後部キャビンは大きな扉つき


博物館の館内へは燃料抜きをしてから入れたと聞いていたが

エプロンでは本格的に、翼とコックピット後部の燃料タンクへアブガス燃料注入


暫く時間をあけた 13時過ぎ、救命胴衣を付けると離陸前の機外点検が始まった


それをコマめに追うビデオカメラスタッフ
ジュラルミン肌の銀レフ効果を感じるね




スピットのロールスロイス・マリーンエンジンは、始動時に炎が出ることがあるので
シャッターチャンスを待ったが~、まったく見えずで残念!
追い続けているビデオカメラには炎が映ったかな


撮影に忙しかったスタッフが随伴機に飛び込めば
やっとタキシングが始まる、5時間半待ったぜ(笑




黒色の機体だと思ったピラタス機だが、なんとなくチョコレート色
でも尾翼にはシッカリ「BLACKBIRD」の文字が入っていた


ピラタス機のパイロットは時々後ろをうかがいながら進み
スピットは前方視界の確保で左右に機首を軽く振りながら滑走路エンドへ
銀の肌には青空が映り込むなんて、好天が嬉しい




近くのラジオから「スピット・フォーメーション」のコールが漏れ聞こえ
まさか、フォーメーション・テイクオフ!? 
それは困る、撮影がし難い


駐車場のフェンスも凄い人の数
自分のいるデッキでも、一般のギャラリーが加わり大混雑中


心配することはなく、普通に単機づつの離陸





黒光りと銀翼もこれが見納め




無事に世界一周を成し遂げてくれることを願いながら
小さくなる編隊を見送り自分も遠征終了

この日の同業者さんはもちろん、自分にとってもこれはまさに狂想曲
終わってしまえば、祭りの後状態で脱力感も沸いてくる

さて、予定よりも大幅に長居してしまったが
夕方までに帰宅しないと緊急バイトに間に合わないぞ!


※ 12月5日
 シルバースピットフォーメーションは無事にミッションコンプリート
 イギリスのグッドウッド(Goodwood)飛行場に到着しました
 着陸直前に行ったビクトリー・ロールの動画がTwitterで公開されてます
 22カ国と27000マイルを飛行、日本での滞在が台風等の影響で一番長期だったようです
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