”春の小川”
まさか今日、観測史上最大の地震が起きるなど、
神ならぬ身の知る由もない。
久しぶりにカミサンと鳥見に出た。
「春の海が見たい」、「三番瀬に行きたい」
などと私が言ったが、今日そんなことしなくて良かった。
フィールドの春の小川です。
まさか今日、観測史上最大の地震が起きるなど、
神ならぬ身の知る由もない。
久しぶりにカミサンと鳥見に出た。
「春の海が見たい」、「三番瀬に行きたい」
などと私が言ったが、今日そんなことしなくて良かった。
フィールドの春の小川です。
”イカル”
地震が起きたのはこの時だった。
私はローアングルで、地べたに座り込んでいた。
「地震だ！」私が言ったとき、立っていたカミサンは
気が付かなかった、数秒遅れてカミサンも「あっ本当だ！」
それからがすごかった。
だんだん大きく揺れる。揺れ方も文字を書くような複雑な揺れだ。
座り込んでいる私も両手を地につけていないと転がりそうになる。
三脚を立てている人は三脚につかまっている。
ここは建物もなく木だけだから最も安全な場所だ。
それでも恐怖感に襲われる。このま壊滅してしまうのではないか。
木立が音を立てて足もとを揺さぶられるように揺れる。
イカルの群れや、鳥の群れが木から飛び立って行く。池の水が揺れている。
地震が起きたのはこの時だった。
私はローアングルで、地べたに座り込んでいた。
「地震だ！」私が言ったとき、立っていたカミサンは
気が付かなかった、数秒遅れてカミサンも「あっ本当だ！」
それからがすごかった。
だんだん大きく揺れる。揺れ方も文字を書くような複雑な揺れだ。
座り込んでいる私も両手を地につけていないと転がりそうになる。
三脚を立てている人は三脚につかまっている。
ここは建物もなく木だけだから最も安全な場所だ。
それでも恐怖感に襲われる。このま壊滅してしまうのではないか。
木立が音を立てて足もとを揺さぶられるように揺れる。
イカルの群れや、鳥の群れが木から飛び立って行く。池の水が揺れている。
”帰宅して日没を撮りに”
こんな揺れ幅が大きく、長い地震は初めてだ。
これはただでは済まない。
我が家も何か倒れているかも知れない。
急いで帰路に着く。
途中３０分ほどして信号待ちしていると余震だ。
帰宅して家の中を調べた。
多分、食器棚の中は動いていると思ったが異常はなかった。
ニュースは次から次へと被害がただならぬことを伝えている。
大地震の起きた日の日没を撮っておこう、と家を出る。
こんな揺れ幅が大きく、長い地震は初めてだ。
これはただでは済まない。
我が家も何か倒れているかも知れない。
急いで帰路に着く。
途中３０分ほどして信号待ちしていると余震だ。
帰宅して家の中を調べた。
多分、食器棚の中は動いていると思ったが異常はなかった。
ニュースは次から次へと被害がただならぬことを伝えている。
大地震の起きた日の日没を撮っておこう、と家を出る。
”大地震の日の日没”
上の子供から電話があったようだか不在着信だ。
下の子供は都内の職場だ。
「電車が動かないから、又職場に戻った」と電話が来る。
今日は帰れないのではないか。
いつもならこの写真にＪＲ八高線の電車が入るはずですが、
電車はすべて止まっているので写りません。
上の子供から電話があったようだか不在着信だ。
下の子供は都内の職場だ。
「電車が動かないから、又職場に戻った」と電話が来る。
今日は帰れないのではないか。
いつもならこの写真にＪＲ八高線の電車が入るはずですが、
電車はすべて止まっているので写りません。
”大地震の日の日没”
日没間際に、音を立てて、
寒くて帽子が飛ばされそうな強い風が吹いた。
人間の無力と自然の脅威を感じる。
日没間際に、音を立てて、
寒くて帽子が飛ばされそうな強い風が吹いた。
人間の無力と自然の脅威を感じる。
”大地震の日の日没”
明日になれば、被害はもっと甚大なものになっているだろう。
被災された方々に、お見舞いの言葉もありません。
明日になれば、被害はもっと甚大なものになっているだろう。
被災された方々に、お見舞いの言葉もありません。
