３月１４日（月） 計画停電初日 １

　「こんな時に、ノー天気に思われるからブログ止めたら」。
　カミサンは言うが、私のブログは生活日記だ。
　被災地から離れた場所に暮らす私が、
　この大惨事に何を感じながら暮らしたのか。
　私なりに意味があると思ってブログを続けています。

　計画停電が何時からで、自分の地域がどのグループか。
　今朝の朝刊を見て知った。
　飯能市は第一グループに書いてある。
　だとすればもう入っている時間だ。
　後から聞いたら市の中でもグループに分かれているという。
　午後４時に回覧板が回ってきた。
　飯能市は２、３、４グループになっている。
　私の地区は２と３の二つのグループに書いてある。
　停電した時がそのグループだという。
　　詳しくは東京電力のホームページ参照と言うが、　
　　アドビのソフトがうまくダウンロード出来ない。
　　とほほ！、私は情報弱者だ。

計画停電初日 ２

　停電となれば取り合えず、ラジオを準備しよう。
「良いのがあった」とカミサンが下駄箱の隅から
　万能アイテムと思われる物をを出してきた。
　蛍光管ライトと普通の懐中電灯に切り替えが出来、
　ＦＭ、ＡＭ、ＴＶ放送が聞けてサイレンも付いている。
　　ところが電池が切れている。蓋を開けたら単一乾電池４本だ。
　渦巻きばねが錆びきって電池を外したら、
　ばねがボロボロになって根元からポロリと取れた。使えない。
　ポータブルラジオの大小が出てきた。
　今度は電池だ。単四はどうにか２本間に合ったが
　単三は三本しかない。家探しをしてどうにか間に合わせた。
　

計画停電初日 ３

　運動代わりに、後で自転車で電池と洗剤を買いに出かけようと話していた。
　自転車で出かけるのは良いが、電池は無理に買わなくてもよいと思った。
　近所の話を聞いていると本当に店に品物がないらしい。
　「私だけ駅前まで行ってくるから、帰ってから出かけよう」。
　そう言ってカミサンは出かけて中々帰ってこない。
　やがてレジ袋にもろもろ下げて帰ってきた。電池も買ってきた。
　　もう今日は出かける機会を逸した。
　朝のゴミ出しに出た以外は、家から一歩も出ない一日だった。

計画停電初日 ４

　　”玄関の椿”

　夕方近所の農家の奥さんが、白菜を持ってきてくれた。
いっぱいあるからとインスタント麺も持ってきてくれた。
　気遣ってくれるのがうれしい。
「何かあったら家に言って」とカミサン。

　息子に電話したら今朝の通勤は最悪だったという。
　中央線吉祥寺駅、朝６時に行ってもう乗り切れないほど。
　山手線環内までギリギリ間に合っても仕事にならず。
　しばらく目途が着くまで自宅待機となったようである。

　「停電になるから早く食事して」
　６時２０分から停電するかも。
　懐中電灯とロウソクをテーブルに置いて夕食。
　どうやら停電せずに済んだようである。
　　明日はどんな日になるやら。