３月３０日（水） スイセン １

路地のこのスイセンはこれで三度目です。
３月１５日の蕾。３月２１日の色づいた蕾。
思ったよりはるかに時間がかかりましたがようやく咲きそろってきました。

（中学生の会話）
　「カメラマンになろうかな」。「写真の世界ってきれいじゃない」
部活に向かう女子中学生。多分中二だな。
コンパクトデジカメを持って路傍にしゃがみ込んで
モニターで君たちが通るのをじっと待っていたおじさんの頭の上から
こんな会話が。

スイセン（水仙） ２

（中学生の会話）

　中学三年生を目前にして、自分たちの将来を考える年齢だ。
薄い頭のてっぺんを見せながらうずくまる私を見ながら、
カメラマンを連想してくれたのはうれしいじゃないか。
おじさんもカメラに憧れを持ったのは中学二年生だった。
　数カットを撮ってから思わず中学生を振り向いたら、
　中学生もこちらを振り向いていた。　
　　さわやかな朝のできごと。

ベニマシコ １

　　”ベニマシコ♂”（カミサン作マーク）

　自粛ばかりが良いとは思わないが、
なんとなく遊ぶ力が出てこなかった。
でもじっとしてられない気持ちも湧いてきた。

　久しぶりに鳥見に出た。
　もうすぐ見られなくなるベニマシコに会いたい。
　今年はそれほど出合ってはいないのだ。

　会えました。

ベニマシコ ２

　　　

　同じベニマシコでも、冬枯れの草の種をついばむよりも、
　この緑の芽をついばむ姿をどうしても見ておきたかった。

ベニマシコ ３

　その望みがかないました。
　柔らかな柳の芽を無心に食べています。

ベニマシコ ４

ベニマシコ ５

ベニマシコ ６

　あと一週間もしない内に
ここから旅立ってしまうかもしれません。
　若芽の時に見られて幸せです。
　終わりよければ全て良し。