彼岸過ぎて（２）-３

　　”彼岸過ぎて”シリーズ。
　　明日もう一回で終わりにします。

３月２６日（土） 彼岸過ぎて（１）-1

　晴れはしたが、風は寒く日ざしは強い日であった。
まだ桜に浮かれる時期でもないこの時期を。
「彼岸過ぎて」と自分で題名を付けて撮ってみた。

彼岸過ぎて（１）-2

彼岸過ぎて（１）-3

　この題で、明日も続きます。

３月２５日（金）

　　”白菜の花”

　今日は停電がありそうだ。
　午後６時２０分からだ。

　「今からカレーでも作っておこうか」
　「インスタント・レトルトカレーがあるよ」
　「なんでそんなの食べるのよ。作ればいいじゃない」

　「じゃ手伝って」
　かくして私は玉ねぎを炒めることに。
　夕食の用意が済めば安心して出られるだろう。
　しかし晴れとはいえ風が冷たい。
　すっかり出そびれてしまった。

サクラソウ １

　サクラソウ。咲きまくっています。

サクラソウ ２

　こちら前にもお見せした、ミニサクラソウ。
あの時は丈が２５ｍｍだったが、今は３５ｍｍあった。
　まだつぼみが出てくるのがすごい。

夕景 １

　地震以後初めて車でちょっと足を伸ばしてみた。
　市の外に出たら並んでいないスタンドがある。
　ガソリンを補給してちょっと安心。

　帰宅して夕景を撮りに。
　

夕景 ２

　明日も寒そうだ。

夕景 ３

　今日の停電は午後６時２０分から、１時間１５分程で終わった。

　私は原発で被爆した２０～３０代の作業員の報道にショックを受けている。
　国の運命を左右しかねない大事故の処理の先端で働いていたのが
　下請け企業の若い社員だったということにです。

　私は若い作業員のことを悪く言っているのではありません。
　若い人の安全をサポートできていないことにです。
　下請けの悲哀は、実は国民の悲哀かも。

　

３月２４日（木） 初めてのガソリン １

　　　”午前散歩”

　熱さ寒さも彼岸までと言うが、今年の彼岸は寒い。
カミサンは震災後休止していたコーラスが今日から練習再開。
私はガソリン給油後、付近を散歩。
コンパクトデジカメで今日はセピアを試しました。

（初めてのガソリン）
　　震災後ついにガソリン補給の列に初めて並ぶことになった。
　私の車ではない。
　いざとなったら私の車を通勤に貸してほしいと息子は言っていたが、
　ついに今朝、自分の車を置いて私の車に乗って行った。
　ガソリン事情が緩和されつつあるとは聞いていましたが、
　私の地域は他所より供給が細いようである。
　近所の方の情報で、並ぶ時間と場所を教えていただいたお蔭で、
　修羅場を体験せずに満タンにすることができました。

初めてのガソリン ２

　　無事に給油することはできましたがハプニングもありました。
　２４時間営業のセルフスタンドが９時から始まることも知りませんでした。
　
　教えていただいたことは、
　開店前早く並びすぎると警察から停車しないように指導されること。
　そのために開店何分前にどのあたりで道路の流れに乗れば良いかと言うことでした。

　これは実に的確なお教えでした。　
　教えの場所に言われた時間に出かけました。
　しかし列はみるみる成長してスタンドから６００ｍにも伸びんとしていました。

　競り合うのに弱い私は列の急激な伸び方に恐れをなし、
　言われた時間より５分早く車列に合流してしまいました。
　流れに乗ってスローで進むと開店時間に店の前に着く計算です。

　ところがちょっと流れが良すぎる。店の前にはパトカーの赤色灯が。　

初めてのガソリン ３

　　開店２分前。どうやら誤差の範囲だやれやれと思ったとき、
　店員が前に進んでくれ、店は開けられないというのです。

　理由は、後の合流路付近で待ち人同士のいさかいがあって警察が出動している。
　しばらくは開けないというのです。
　その時私は入り口から２番目。

　　スルーしてまた数百メートル後ろに着くのか。
　その時、前の車の奥さんが怒って頑として動こうとしない。
　いいぞ頑張って。私は心から応援せざるを得ない。
　　開店時間に合わせて店の前に居るのだから、
　　行けは無いだろう。私も粘る理由を考えていた。
　　でも私だったらスルーしていたかも知れない。

　　
　

　

初めてのガソリン ４

　　　”ユキヤナギ”

　　ガソリンが切迫して必要な事情は人それぞれにあるだろう。
　　でもその女性は怒っていた。
　　これが女性の生活力と言うものか。私は感服するばかりであった。

　　店は２分遅れで開いた。給油口の向きの違いで私も事実上最初の客となった。
　　震災の被災地でじっと順番待ちをしている人たち。
　　被災地からはるか離れてた場所で順番のいさかいをする人たち。
　　ちょっと悲しい気持ちでスタンドを後にした。

　

カタクリを見に １

　　　”カタクリ”

　カミサンは疲れたと言い、午後の散歩に出たがらない。
私一人でカタクリを見に出かけてみた。
桜も咲いていないからまだ早すぎと思っていたが、
毎日近場を歩いていると歩く場所がだんだん狭まってくる。
　様子見のつもりで来てみた。