機能も
狂も
そして安宿でも
絶望という飴玉をしゃぶっていた
目が暗闇へと慣れる一瞬
振り返っていた
いつもの蒼穹へ
溶鉱炉へと堕ちてゆく一瞬こそが
俺には相応しいのだと
あら探しに懸命な
長生きしか頭にないきみらの
醜悪な老後などに関心はない
利権という毛玉に
じゃれつくばかりだった
世襲化した閨閥社会よ
あの遠い日々
包帯のような風に
ぐるぐる巻きにされても
変幻自在だった
シャボン玉に戻らなければならない
狂も
そして安宿でも
絶望という飴玉をしゃぶっていた
目が暗闇へと慣れる一瞬
振り返っていた
いつもの蒼穹へ
溶鉱炉へと堕ちてゆく一瞬こそが
俺には相応しいのだと
あら探しに懸命な
長生きしか頭にないきみらの
醜悪な老後などに関心はない
利権という毛玉に
じゃれつくばかりだった
世襲化した閨閥社会よ
あの遠い日々
包帯のような風に
ぐるぐる巻きにされても
変幻自在だった
シャボン玉に戻らなければならない