詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

宣言

2008年12月01日 | 日記
機能も 
狂も
そして安宿でも
絶望という飴玉をしゃぶっていた

目が暗闇へと慣れる一瞬
振り返っていた 
いつもの蒼穹へ
溶鉱炉へと堕ちてゆく一瞬こそが
俺には相応しいのだと

あら探しに懸命な
長生きしか頭にないきみらの
醜悪な老後などに関心はない

利権という毛玉に
じゃれつくばかりだった
世襲化した閨閥社会よ

あの遠い日々
包帯のような風に
ぐるぐる巻きにされても
変幻自在だった
シャボン玉に戻らなければならない