詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

今日スーパーで亡き母みたいな腰の曲がった老婆を見た

2008年12月19日 | 日記
その人は、山盛りの捨てられたキャベツの皮をどっさりと持っていった。

この国はあまりにもひどすぎる国ではないべかなと感じた。

ぼくの亡くなった母がだったら・・いったい僕はどうするんだべか?

まったなしの雇用対策や弱者救済だと思う。明日はほとんどすべての日本人の未来なのだから・・





まだまだ素晴らしいのかな日本人は?

2008年12月19日 | Weblog
史上最大の利益や資産を、派遣等の低賃金労働者からの搾取で肥え太りながら、ばしばしと首切りする大企業の一方で・・彼らを年齢・学歴に関係なくどしどしと採用しようという地方自治体や企業が現れつつある。

前者には不買運動が相応しいと思う。
後者には、なんとか皆な購買したりして支えるべきだと思う。
そうではないの?まだ僕らがまだまっとうな人間であるんだというんなら・・・・

現在もっとも急がれるべきなのは雇用問題だと思う。政府の宣伝マスコミのようになってるNHKや他の大マスコミでも三万以上の新しい失業者が年内に増えると言っているので・・来年初めには数十万単位になるに違いない。おまけに麻生首相は意地でも止めない、景気対策はやらない、雇用対策はやらないという意志が固いので、ショック療法が必要だと思う。

僕が考える日本変革案はー
①過去資産(自然・文化・歴史)の防衛が急務→自衛隊の半分を「災害救助隊」に変更する。(残り半分は段階的に将来の「国連軍」の中核に!)。

アジアでの唯一の国際機関「国連大学」と連携した「災害救助船&港ネットワーク」で太平洋アジア全域での人材育成・交流を試みる中核にする。国連大学を21世紀人類の難問解決の実践的研究・実践のセンターとすべきだ。何故なら軍・官僚・政治家は利己的に情報隠しをするのでいつまでたっても一プラス一が二以下だが、このシステムでは、どこの災害現場にも派遣可能だし、情報隠しのない人間交流は一プラス一が百にも千・万にも発展可能となる。

②個人生活の防衛が急務→憲法25条(生存権の保障)の実現が他のなによりも優先させることが肝心だ。何故なら雇用確保なしには何事も不可能だからだ。

国が真っ先になすべき事とは、税金の再配分機能による弱肉強食で敗者へと貶められた人々の救済だからだ。それができない国・政治家・官僚などは存在価値が皆無だからだ。

税金支援によるすべての希望者への技能アップ援助が必要だ。その具体策としては、市区町村毎に新設の「職業訓練・技能習得施設」がその中心にならなければならないと思う。ここで派遣等から追い出された若者や年齢差別で就職難の中高年は生存権を実現できるようになる。彼らと彼らを援助する行政(国は休耕田・耕作放棄地を買い取ったり賃貸し、地方は教育内容を充実)の共同作業が、食料自給率アップや荒廃した山野の自然復興や、日本の優れた農法・発行醸造技術・災害対策等が貧困と安全ではない食料に苦しむ世界を救うことになるだろう。

③起業・NGO・NPOを支援する新しい社会システムの創設が急務→前記の「職業訓練・技能習得施設」の一部門にこれらに詳しい講師を招いての部門を置くべきだ。何故なら日本の未来はここにかかってるからだ。
資金としても、伝統的な庶民の智恵の「無尽」「講」のような、会員からの資金や援助をプールして、見込みのありそうな企業家・NGO・NPOをどしどしと援助してゆくべきだ。そのようなNGO・NPOを国内外に展開しなければならないと思う。

④その他にも、憲法9条を国内外に広めてゆく多くの試みや、「時間貯蓄銀行」(社会貢献した時間を相互扶助的にやりとりするシステム)や「物々交換システム」等のあらゆる新しい試みへのチャレンジが急務だ。

僕が平成の坂本竜馬と信じる田中氏の最大の魅力は、妥協のなさとしがらみのなさと最悪最低だった長野県を立て直した実績だと思う。
そして平成版薩長同盟の理念とはー憲法9条と憲法25条(生存権の保障)の尊重と現実世界での実行であらねばならない!

平成版倒幕運動の西郷隆盛・大久保利通・高杉晋作・坂本竜馬等と思しき小沢一郎・管直人・福島瑞穂・田中康夫や、従来の護憲派や湯浅誠等の新たな労働運動家たちを結集する「尊王攘夷」に代わるスローガンは、憲法9条(反戦平和、戦争放棄)と25条(生存権の保障)」の尊重と、憲法で保障された生存権等の諸権利の実現ではないかと思う


時代はすっかり幕末的にー

2008年12月19日 | Weblog
景気悪化・首切り応援のために誕生した麻生首相は自公幕府最後の将軍様だろと思う 。
昨日「反戦な家づくり」さんのブログを読んでの最初の感想がこれだった。

それでは「尊皇攘夷」に代わるスローガンは?そして西郷隆盛・大久保利通・高杉晋作・坂本竜馬等に相応しい革命家の役割を果たすのはいったいだ誰なのだろうか?
前者はー「尊憲実権」という・・憲法9条(反戦平和、戦争放棄)と25条(生存権の保障)」の尊重と、憲法で保障された生存権等の諸権利の実現ではないだろうか?
後者はー小沢一郎・管直人・福島瑞穂・田中康夫や、従来の護憲派や湯浅誠等の新たな労働運動家たちではないかと思う。

「反戦な家づくり」ブログから一部をアップしたい。でもすべての日本人に全文を読むことを薦めたい。それはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/
《キャノン、トヨタ、日産・・・・・・ 日本の名だたる大企業が、軒並み解雇解雇の大合唱だ。

いったい何十万人、何百万人の失業者があふれ出すことだろう。史上最高の利益をたたき出していたときには、ワーキングプアを大量に生み出し、ちょっと景気が悪くなったら恥も外聞もなく一気に解雇の嵐。
何の迷いもないこの暴挙を見て、御手洗の言うような「苦渋の選択」だと感じる人がいるだろうか?

むしろ、「この時を待ってました」とばかりの大量解雇ではないのか、という気がしてくる。この日のために セッセと非正規化を進めてきたのさ ふふふん♪ ご機嫌な御手洗たちの歌声が聞こえてきそうだ。
  ー中略ー
大企業の社員は、さすがにすぐには解雇しにくいだろうが、現在の非正規社員の大量解雇がまかり通った暁には、正社員解雇のための条件に手を伸ばしてくるのは間違いない

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だいたい、こんな急激な国を挙げての大量解雇は、不景気をますます加速するのは誰の目にも明らかだ。にもかかわらず、体力のありそうな企業から真っ先に解雇を強行しているのは、なんらかの目的があると見るべきだろう。

それはおそらく、新たな財閥の形成、資本の大再編ということでないか。戦後の財閥解体は、不徹底なものではあったけれども、国の方針をまるごと牛耳ってしまう巨大財閥の力を削いだ。

それが、トヨタなどの新興勢力の勃興や、アメリカ資本の介入を経て、新たな形で再編復活されようとしている。いくつかの資本グループの談合で、国の方針がすべて決まってしまうような状態を作り出そうとしている。

そのためには、資金を貯め込んでいる会社ほど、早いこと首切りをして資金を温存し、財閥の地位を固めようとする。出遅れた会社は、支配されないように、やはり資金を残そうとして首を切る。
もう、生産や景気など二の次である。

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今年の7月以降、日本の株式市場の半分をしめる外国人投資家は、売りまくりになっている。一方で、国内の個人や法人は、実はせっせと株を買っている。アメリカ資本による買収から、国内財閥による再編へと転換していることが垣間見える。
  -中略ー

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こうした流れが進行しているのでは、という目で麻生内閣の迷走を見てみると、やはりこれは確信犯だろうと思われる。誕生と同時に「不景気だ、リセッションだ」と叫んだのは、ただアホだからではない。

不景気を回避したいのならば、まず景気対策を考え実行してから、リセッション入りしたと宣言すればいい。しかし、麻生のやったことは正反対だ。まだ実質的な被害が広がる前に、大声で「不況だ不況だ」と騒ぎまくって不安感をかき立て、その挙げ句に景気対策はどんどん先送りして、不安感を絶望感にまで育て上げた。

これはどう見ても、意図的だ。
「この際、ばっさりと人員整理するから、不況だ不景気だと大騒ぎしろ」 「それで浮かした資金でどんどん企業買収するから、当分は株が下落するようにしておけ」 という国内財閥組の意向と、「二束三文になるまで株を下落させたら、一気に買い戻すから、とことん暴落させろ」 「その後は日本の会社の利益はアメリカのもんだ」 という寄生虫アメリカ資本の意向の、両方が一致して麻生の「不況だ~」の絶叫になった。

というわけで、麻生は景気を悪くして、企業の首切りを応援するために誕生した総理大臣だ。支持率が下がるのなんて、最初から分かっていたはずだ。最後には使い捨てられるのは分かっていながら、「悪いようにはしない」なんて言われてその気になってしまう、下っ端悪役のようなものだ。

だから、いくら支持率が下がっても、麻生は自分で解散はしない。最初からそのつもりだ。来年9月までメチャクチャをやり通して、その後は財閥の一員として悠々自適の余生を暮らすのだろう。

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政権交代をしないことには、地獄が目の前に迫っている。自分では解散する気のない麻生を、いかに解散に追い込むかだ。続々と増え続けるクビキリ被害者の怒り、予備軍の不安を、どう力に変えるか、にかかっている。

その点では、民主党が「政局」を作ろうと努力していることは評価したい。
むしろ、社民や共産のほうが、形式主義にこだわって本気でケンカをする迫力がない。  -中略ー

百万に上るであろう解雇の恨みを真剣に受け止めない野党は、存在意義を失うだろう。
恨みと怒りと不安を、解雇した社長や上司だけでなく、麻生に対してぶつけよう。
とにもかくにも流れを変えなくては、生きていく道筋が立たない。》