詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

総葬式国家日本

2008年12月26日 | Weblog
国民の税金や共有財産を
掠め取ることや
アメリカに貢ぐことしか頭になかった
この国の政官財の壮大なバベルの塔も
いよいよ完成の時を迎えつつある

狡猾な奴らのやり口はいつも同じ
特別予算ではせっせと各省庁が税金を隠匿し
公的借金が多いので消費税や税的負担増が必要だという厚かましさ
大企業にいたっては
社員に断りなく団体生命保険をかけて
サービス残業やストレスを与えては
過労死や過労自殺で
数千万円の臨時収入で高笑い

かなり前に読んだSF「斎藤家の核弾頭」(篠田節子)にも
そう遠くないこの国の
似たような未来の話があって
ランク付けされた国民背番号の下位の人間から
臓器移植や人体実験や食料へと
順番に抹殺されてゆく
まるで映画の「ソイレントグリーン」みたいな未来社会

そこでは 俺みたいに
学歴も社会に役立つ才能もないという烙印を押された自称詩人の類の人間が
反社会的という烙印を押されて
データー収集や管理用のマイクロチップを
体内に埋め込まれて 監視カメラだらけの
原発跡地や公害跡地・災害跡地へと追いやられる

そこで
遺伝子変異等の実験データーを十分に採取された後は
めでたく勤めを終えて
臓器移植や食料のために抹殺される
めでたし めでたし
その場所の放射能やらの安全値が確認された後に
税金ネコババに目の血走った政官財支配層の
日本低国株式会社の偉いさんたちの
豪邸がにょきにょきと建ち並ぶ」

まったく腹立たしい腐りきった国だと思う

2008年12月26日 | 日記
政府の発表でも、派遣切り等で新たに解雇・首切りされた非正規労働者の数が10万人になろうとしているという。世界的にも、国際通貨金(IMF)の構造調整と新自由主義改革を契機に、ニューヨーク、メキシコシティ、ヨハネスブルグ、ブエノスアイレス、その他多くの大都市に犯罪の波が押し寄せ、反IMF暴動が記録的な数にのぼリつつあるという。

炊き出しや毛布等で支援してるボランティアの力では、もうとっくに支えきれない窮状なのだという。政府・自治体や政治家や宗教団体はいったい何をやっているのか?税金泥棒と言われても仕方ないのではないのか?
このような非常事態にこそ、自衛隊も地方も、膨大な税金で生存してきた何でも使って、テント・仮設住宅や炊き出しをやるべきだし、宗教団体だって膨大な税的恩恵の見返りに社会貢献をすべきではないのか?

これはもうほとんどの自然災害(山林破壊等で被害増大)と同じ人災である。こういう未曾有の大災害時のために、国民は膨大な税的負担をしているのではないのか?こういう時のために国・政府・自治体・政治家が存在してるのと違うのか?膨大な税金を使って、彼らの飯を国民は払い続けているのではないのか?それでなければそんなものは膨大な税金で養う必要はないものだ。まったくの無用な存在だ!税金を食い物にする者たちといわれても仕方ない。

それだというのに、政府発表の雇用対策は、とても間に合わない上に、ハードルが高すぎて、手続きが煩雑すぎるという。
先進国中で最低最悪の失業保険の期間延長とかいっても、そもそも雇用保険をかけていない非正規労働者が多い上に、僕が以前もらった失業保険ももらっていた給料の半分ちょっとで、それも長い待機期間がある。実際にはほとんどの労働者には使うことの出来ない制度だ。

デヴィット・ハーヴェイの『新自由主義』から一部をアップしたい。
《フランクリン・ルーズベルト大統領は、1935年の年頭教書演説の中で、1930年代の大不況の経済的・社会的諸問題は、市場の行き過ぎた自由に起因するという見解を明快に述べた。曰く、アメリカ人は「行きすぎた利益により蓄財することで、法外な私的権力をつくりあげるという発想をきっぱりやめなければならない」。貧しき人は自由人ではない。いずれの場所においても―と彼は論じる―社会的公正は彼方にある理想ではなく、明確な目標になった。国家と市民社会が果たすべき最優先の義務は、貧困や飢餓の根絶にその力を活用しその資源を振り向けることであり、生活の保障を与え、大規模な災害や生活の紆余曲折から保護し、ちゃんとした住宅を保障することである。欠乏からの自由は、後に[1941年]彼が未来の政治的ビジョンに据えた4つの基本的自由[欠乏からの自由のほかは、言論の自由、信仰の自由、恐怖からの自由である]の一つである。

ルーズベルトのまったく理にかなった自由概念は、現在の基準からするとかなりラディカルな響きを持っている。このことは、なぜ今の民主党が、ブッシュがかくも敬愛する狭隘な企業家的自由概念に対する対抗軸としてこうした自由概念をはっきりと打ち出さないかを説明するのに役に立つかもしれない。ルーズベルトの構想は、ヒューマニズム思想の連綿と続く系譜にはっきりと位置づけられるものである。たとえばカール・マルクスも空腹は自由を生み出さないという恐ろしくラディカルな見解を抱いていた。》

派遣等の非正規労働についてはー
《コメントありがとう。
派遣という業態を考えたのは、イギリスサッチャー政権のときでした。日記にも書きましたが、ヨーロッパでは働き方が違っても社会保障としての年金制度には必ず入っていて、どんな働き方をしても一定の期間、条件さえ満たせば年金を受け取れる仕組みになっています

 ところが日本では、アルバイト、パートよりは一見待遇がよさそうですが、せいぜい使えない労災保険に加入できるだけです。
 10年かけて資本が用意した使い捨て制度は、米国ではもっときつくて、リストラは当たり前のように行われています。しかし、ここが違うのですが、就業待機扱いで、景気が回復すれば、イの一番に雇い入れてもらえるということがあります。日本ではこれもありません。
 総評と同盟が、総評が屈服する形で連合を作った報いなのですが、動労千葉を主体とした闘う労働者集団が出来上がりつつあります。』(「ぼくの掲示板へのmyth21hideさんの書き込み」より)

内部留保についてはー
《「経営危機」だといいながら巨額の内部留保をため込む大企業があると聞きましたが、内部留保とはどんなものですか?

 内部留保とはひとことで言えば企業がさまざまな名目でため込んでいる利益のことです。日本の大企業は、商法や法人税法、租税特別措置法などで、さまざまな合法的なため込みの項目がみとめられ、欧米にくらべても異常に多いことが指摘されています。

 代表的な項目としては▽企業の利益(税引前当期利益)から税金、配当金、役員報酬などを差し引いた部分をあてる「利益準備金」や、「任意積立金」などの剰余金▽株式の発行価額と額面金額との差益などをあてる「資本準備金」▽将来見込まれる費用や損失に備えるのがたてまえの「退職給与引当金」「修繕引当金」などの各種引当金・準備金―があります。

 たとえば引当金や準備金は、運用実態とかけ離れた額の積み立てが認められ、かなりの部分がため込み資産となっていることが指摘されています。

 これらの合計は欧米では考えられない膨大な額です。毎年調査している全国労働組合総連合(全労連)の「検証・大企業の内部留保」では、二〇〇〇年三月期決算時の主要四百二十七社の内部留保総額は、百二兆三千億円。大蔵省「法人企業統計年報」「季報」をもとにすると、金融・保険を除く資本金十億円以上の全企業の内部留保は、バブル崩壊後も増え続け、二〇〇〇年度は百七十三兆円でした。

 これらの内部留保は、労働基準法違反のサービス残業をはじめ低賃金と長時間過密労働、下請けいじめによって生み出されたものです。内部留保のごく一部をふり向けるだけで、賃上げや労働時間の短縮、雇用創出など、労働条件をただし、向上させることができます。ため込み利益を温存しながら、不況や国際競争、「高賃金」などの口実でリストラや賃下げを強要するのは横暴勝手そのものです。》(「americal」さんの日記よりー)

世界最高の百兆円以上の内部留保を溜め込み、さらには株主への配当を増やす余裕がありながら、虫けらのように非正規労働者を寒空に追い出す血も涙もない大企業の違法行為をびしびしと厳罰に処すべきだと思う。非正規労働者の賃金などは内部留保に比べるとほんの雀の涙の金額なのだから・・

雇用期間が残ってるのに解雇は明らかな法律違反だし、それ以外のすべても、憲法違反だと思う。
でも現在緊急なのはやはり、憲法25条の「生存権」保障に基づいて、行政・政治が今すぐに救いの手を差し伸べることだと思う。

我々の血税から高給を得ながら、遵法を否定するのなら、おそらく近い将来、官僚・公務員・政治家たちが、日本国民から否定されてしまうに違いない。

腰が痛くて起床、今年最後のゴミ出しに行ったらー

2008年12月26日 | 日記
すぐ後ろの山は真っ白、雪がわんかさと降っていた。

昨夜の夢はーリストラ激しかった頃のトヨタグループでの夢だった。
機械のボタンを押して機械加工中の間に、二人で機械の裏で煙草を吸っていると、上司がすぐすっ飛んできて「クビにするぞ!」と言われていた僕と僕の以前の上司Oさんだった・・彼は精神科へ行って相談したら・・上の方から「なんで会社の秘密をばらすんだ」と叱責されて以来すっかり精神に異常をきたしてしまったっけ・・

彼は、重役の女子社員へのセクハラやパワハラをあちこちで言って回ったので睨まれていたのだった。