缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

again042_Part3_高円寺の空を見る

2010-08-14 23:34:48 | 歩道橋
ファラオはあなたたちの言うことを聞かないだろう

ヤーヴェはモーゼとアーロンに予告していた。
そして、ブヨ、アブ、疫病、チリをエジプト全土にばらまく。
ラクダ、牛、羊といった家畜を全滅させた。
エジプト人たちも健康を害するなどの被害がでた。

神とはイヤがらせをするために存在する、少なくとも旧約聖書では。
まあ、今でも信じなければ救わないんだから、まあ、そんなもんだ、神は。
しかも、最初から失敗するとわかっているということがわからん。
最初から有効な手段を講じればいいだけである。
一応、名前を売るためだ、そんな理由が付けられてはいる、
しかし、イヤがらせで名を売ってどうするんだ?まあ、そんなもんだ、神は。

中野区から杉並区に入って200m。



東高円寺歩道橋
5車線+駐車スペースを持つ青梅街道を跨ぐ歩道橋。
階段は踊り場がないように見えるけれど、ちゃんと真ん中辺りにある。



新宿方面
道が曲がっている辺りが中野区と杉並区の区境となる。
その辺りに北野神社、そこら中にある菅原道真を祀った神社。



荻窪方面
青梅街道が左に曲がった辺りが東京メトロ丸ノ内線の東高円寺駅。
あとはマンション、それぐらい。

ここから北を見る。



中野駅方面
黒いビルはNTTドコモ中野のビル、その隣に中野サンプラザ。
杉並区だけれど、中野駅まで直線距離で1kmぐらいしかない、
ホントによく見える。

左の下り車線側に下りて、300mぐらい進む。



蚕糸の森公園
明治44年に設立された蚕糸試験場なるものの跡地。
立派な門柱、この門から入ってすぐの管理棟にその歴史が語られる。
インチキな宗教よりも雄弁に。

この正門から100m。



高円寺陸橋
3月に反対側の外回り北から南へと向かった環七が上空を走る。
なので目の前にはアレがある。



梅里歩道橋
素敵な佇まいである、名前も素敵だしね。
上る必要はないけれど、一応、念のため。



新宿方面
何も変わらん、当たり前だけれど。
警察官がいなくなったことぐらいか?



荻窪方面
もちろん、こっちだって変わる訳がない。
新宿や渋谷だったら5か月もあれば、かなり違う景色だけれど。

右の上り車線側に下りて、200mぐらい。



高円寺歩道橋
両側5車線+駐車スペース分を跨ぐ。
階段はストレート型が1脚ずつ、シンプルな歩道橋である。



新宿方面
正面に梅里歩道橋と高円寺陸橋。
後は何もかわらん、梅里歩道橋から見た景色と。



荻窪方面
左手すぐの空き地のような部分、都バスの杉並営業所。
ただ、都営バスだけではなくて、観光バスまで止まっていた、何で?

右の上り車線側に清掃車が止まっているけれど、
なぜか歩道にはゴミだらけ、どうなってるんだ?杉並区は。
ああ、ヤーヴェのイヤがらせ?訳ねえよ。

again042_Part2_中野坂上の空を眺める

2010-08-14 11:01:24 | 歩道橋
杖を取って河川、水路、池の上に手を伸ばし、カエルをエジプトの国にはい上がらせよ

モーゼは兄・アーロンに命じた。
古代エジプトではカエルはヘケトという女神とされた。
だからエジプト人には殺せない、そう考えた訳である。
ただ、エジプトでは牛だってワニだってカバだって羊だって神である。
果たして殺さなかったのか?エジプト人は。

出エジプト記によると、ラムセス2世はモーゼに頼んだとされる、
ヤーヴェにカエルを退けてくれ、そうすればユダヤ人をエジプトから去らせる、と。
しかし、カエルがいなくなった途端に、ラムセスは手のひらを返したと言う。
当たり前だ、単なる自然現象だったとしか思えないし。

淀橋を下りて北へ100m。



成子天神下交差点
ここから10日前の青梅街道の続きである。
先に見えるのが三井の再開発地域。
成子天神もここに入るらしい、虎ノ門の琴平ビルみたいなもんかな。

300mぐらい西進する。



淀橋
神田川を跨ぐ橋である。
大正十三年十二月成
やたらとキレイに見える親柱には、こう彫ってある。
ホントか?ヤーヴェの奇蹟か?もちろんカエルは出てこないけど。



新宿区・中野区境
本来は神田川が区境だけれど、標識としては20mぐらい中野寄りに立っている。
ココからなだらかな上り坂、中野坂である。
正面に見えるのが、新都心歩道橋から見えたアクロスシティの野村不動産、
つまり中野坂上交差点、東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅もココ。
てか、丸ノ内線は青梅街道の上を走っている、終点の荻窪直前まで。

中野坂上交差点で山手通りを越えると、中野サンブライトツインズ。
1階に喫煙所があるので、のんびり涼みながら1服。
富士ゼロックスの人がやたらと多い、てか、ほぼゼロックスの社員。
女性専用と男女共用に別れていて、けっこう快適。

かなり汗をかいていたけれど、すっかり汗もひいたので、進みましょう。
てか、100mぐらいだけれど。



中野坂上歩道橋
片側2車線の青梅街道を跨ぐ。階段は向こうの上り車線は2脚、こちらは1脚・・・。
でも何だか妙な跡が目の前にある、なんでしょ?



中野坂上駅のエレベーター工事のために、1脚が撤去されてしまった。
だから、変な傷みたいなモノがあった訳である。
しょうがないよなあ。



新宿方面
右の下り車線側、出光の先が一服した中野サンブライトツインズ。
正面に中野坂上交差点、右折すれば初台、中目黒を抜けて、起点となる新東海橋へ。
その奥に、成子天神の再開発地区。
上り車線側に突き出しているのがアクロスシティ。
20年前には、すべて低層だったビルがホントにでかくなった。



荻窪方面
超高層ビルは中野坂上交差点までで、ココから先はせいぜい10階建て。
どちらかというと、右の5階建てのマンション群が20年前の風景。

右の上り車線側に下りる。
宝泉寺などを通り過ぎて500m。



中野新橋入口交差点
ココから500mぐらい下ると神田川にかかる赤い木製の親柱が印象的な新橋。
その手前に三好弥がある。

200mぐらい進むと鍋屋横丁交差点。
南西に伸びる商店街が本来の鍋屋横丁だけれど、
青梅街道沿いにも屋根付きの商店街が並ぶ。
そして、商店街には丸ノ内線の新中野駅への出入り口がある。

鍋屋横丁交差点から300mぐらい進む。



杉山公園交差点
ここでは中野通りと言われる都道420号との交点である。
右進めば中野駅方面、左に進めば武蔵小山を抜けて品川へ。

420号を渡って500mぐらい。



中野区・杉並区境
もう杉並区、中野区滞在はわずか45分である。
先に見える交差点は和田三丁目だけれど、こちらの上り車線側は高円寺南。
この辺りから、晴れ間がのぞいたりしはじめる。
もちろん汗もたらたら流れはじめる、自然現象には逆らえない。

again042_Part1_新宿中央公園の空を眺める

2010-08-13 23:48:56 | 歩道橋
8/13(金)

わたしの民を去らせて、荒れ野でわたしのために祭りを行わせなさい

ヤーヴェはモーゼに命じた、ファラオを説得するようにと。
当時、ユダヤ人は奴隷となって抑圧されていた、だから解放するように、と。

ファラオとは当時のエジプト王・ラムセス2世のことである。
ラムセスとモーゼは仲がよかったと言われているけれど、
ホントの所はわからない、何しろ3200年以上前のことである。
伝えているのは聖書だし。

ヤーヴェが交渉すりゃいいじゃん、モーゼにやらせずに、そう思う。
だって唯一の神にして全能なんだぞ、ヤーヴェは。
おかしな話だ、聖書は。

今日は朝からパン教室なので、9時半過ぎに家を出る。
9月から働くかもしれない会社が展示をしている、新宿西口広場で。
新宿には10時過ぎには着くけれど、あれれ・・・見る価値無し。
地下道をずんずん進んで、さらに大江戸線の地下道を歩いて、A5出口へ。



東京都庁
暗雲に突き刺さるようにそびえ立つ。
ただ、都庁の横に出るハズが、斜向いの新宿中央公園まで来てしまった。



公園北歩道橋
片側4車線の副都心12号線、公園通りを跨ぐ。
左端の三角屋根が都営地下鉄大江戸線都庁前駅のA5出口である。
つまり、かなり南側へと移動して撮ったもので、都庁側に出ていればこうなる。



公園北歩道橋
新宿中央公園へと直結する全体像はこちらの方がわかりやすそうだからである。
ただ、こちらの南に向かう車線側の階段部分が2脚あることはわかりずらいかも。
こちらには緩やかなスロープがあるけれど、バリアフリーではない、
あくまで自転車用である。
そして、この歩道橋はハイアットリージェンシーから新宿中央公園へと直結。
まあ、あまり意味はないけれど。



公園北歩道橋 新宿中央公園側階段
事実上、歩道橋の階段はない、あくまで新宿中央公園の階段である。
ここをてけてけ上がっていく。



渋谷方面
左側には都庁の第一庁舎、その隣に第二庁舎。
右側には新宿パークタワー、パークハイアットが入っている。
手前の緑はもちろん新宿中央公園。
緑が途切れている辺りには先輩たちがうじゃうじゃ。



東中野方面
右側にハイアットリージェンシーの第一生命ビル。
その奥にヒルトンがあるけれど、第一生命ビルに隠れている。
先のひときわ高く見えるビルはオークシティの巨大な建物。
正面の建設中のビルは青梅街道沿いに三井が作っているマンション。

右側に下りて300mぐらい進む。



淀橋
鉄筋コンクリート製の歩道橋?
いや、階段部分に歩道橋名を示すプレートはないし、
橋梁部の表示も「淀橋」とあるだけ・・・歩道橋にしか見えないけれど。



渋谷方面
正面にパークタワー。
その右にグリーンタワー、1階には昔からミニのディーラー。
その手前にストーク新宿、かつては高級マンションだったけれど。



東中野方面
正面に三井の再開発地区。
右側には日土地ビル、フォーサイドが入っているビルである。

左側に下りて目の前の青梅街道へと向かう。
かつて、ホントに緑が少なかった新宿だけれど、
道の両側を木々が埋め尽くす、モーゼはここにはこない。

again039_Part1_六厘舎を目指して

2010-08-11 10:00:00 | 歩道橋
8/10(火)

Vertrauen ist gut, aber Kontrolle ist besser.

信頼はよし、検査はなおよし
そう訳されるけれど、Kontrolleは英語のcontrolなので、本来は支配や管理の意。
Passport Controlも管理だけれど、検査的な意味合いもある。
いや、まあ、そんなことはどうでもよくて、
とにもかくにも、確認は大切である、どんなことにも。

今日は午後から嫁さんのパン教室。
昨日、何もしていなかったので、朝からガスレンジと流しを磨く。
嫁さんが掃除機をかけている最中に、午後の行動を考える。
明日、明後日のうちにまた新宿に行かなければならない、
なので、今日はまったくノープランである。

と、ふと気付く。
ああ、六厘舎

2時間待ちでも、むしろ都合よく時間がつぶせる。
いそいそと仕度をして11時半前には家を出る。
ただ、乗り継ぎが最悪である、戸越銀座に着けば12時ちょうど。
2時間どころでは済まない、3時間待ちか?そんなことを考えながら第二京浜を渡る。
そのまま戸越銀座商店街を進んで5本目の角を左に曲がる。
大崎中学を右手に見ながら道なりに進む、すると目の前にある。



六厘舎
騒動が大きくなりすぎて、早くも閉店か?そんなことすら考える。
しかし、自分がマヌケなことに気付く、道を渡ってすぐに。



定休日 毎週火曜日 六厘舎
は~ん、なるほど、ああ、そうですか。
火曜定休とは知らなかったし、調べもしないでココまで来たマヌケぶりに愕然とする。
おまけに、以前、通った時に入りたい、そう思ってた太陽軒も定休日。
ああ、なんてことだ。

とぼとぼと戸越銀座に戻って、戸越銀座入口の洋食屋があったよね、
そう思い直して、てけてけ進む・・・まただ、またも定休日。
ああ、なんてことだ。

中原街道に入ると、すぐに武蔵小山のPALMの南端、
つまり・・・



平塚第一歩道橋
補修のためにこの歩道橋も渡れない。
ああ、なんてことだ。

しょうがないので平塚橋交差点で中原街道を渡る。
PALMに向かわずに都道420号を進む。



平塚第二歩道橋
補助26号と書いてあるけれど、ココも420号のハズである。
この辺り26号通りと言われているけれど・・・。



平塚第二歩道橋 階段部分
かなりの急勾配である。
お年寄りは絶対に登らない方がいい、それぐらいの傾斜。



大井町方面
このままずんずん進めば大井町駅を通り越して、
仙台坂上交差点で池上通りと交差、南品川三丁目交差点で第一京浜を跨ぎ、
海岸通りとの交点・八潮橋交差点が起点へと向かう。



中野方面
500mぐらいで東急目黒線武蔵小山駅。
そのまま進めば、目黒通りの目黒郵便局の横を抜け、
ぐねぐねと曲がりながら、三宿交差点で玉川通りを横断。
そのまま進めば中野富士見町辺りを抜けて、最終的には板橋の大山まで行く。

この420号、環七山手通りの間を進む、言ってみれば環状6.5号的存在。
環七や山手通りよりは交通量は少ないし、大型車両はさらに少ない。
そこそこ便利そうだけれど、狭隘な一方通行だったり商店街を抜けたり・・・。

左側に下りて武蔵小山駅方面へ歩く。
塩焼きそば屋がなかったっけ?と歩くけれど、まただ。
ああ、なんてことだ。

いっそ、さんきちか?
自暴自棄になるけれど、いや、やっぱり遠い目はしたくない。

PALMに入ったり、武蔵小山の西側に行ってみたりするけれど、
やたらと定休日、ああ、なんてことだ。
コントロールは大切だ、そう思う、コントロールできない汗を流しながら。

again032_Part1_新宿の空を眺める

2010-08-04 10:59:19 | 歩道橋
8/3(火)

おめぇは死んだのにも気付かねぇで、そのまんま帰ってきちまったんだろが!

粗忽者の八こと八五郎が浅草の観音で人だかりに出くわす。
行き倒れ・・・見れば同じ長屋の熊公こと熊五郎。
慌てて長屋に引き返して、熊五郎に告げる、死んだのに帰ってきた、と。
最初は笑っていたけれど、熊五郎は朝からぼーっとするし、胸もむかむか。
確実に宿酔いなのだけれど、八五郎の真剣な物言いに死んだと思い込む。
そして、八五郎に連れられて浅草へと向かう熊五郎。
あ、そうだ、やっぱりオレだ、まちげえねえ!
最初は違うと否定していた熊五郎も納得する。
しかし、気付く。
抱かれてるのは確かにおれだけど、抱いてるオレはいったい誰だろう?

八五郎は人の話を半分も聞かず、挙げ句に騒動を起こす。
熊五郎の死体の訳がない、そう周囲から言われても、そんなことは耳に入らない。
熊五郎の死体に違いない、だから熊五郎に引き取らせるのだ、そう主張する。
無茶苦茶だけれど、古典落語で描かれる八五郎は、そんな人物。

嫁さんは2日連続でパン教室である。
今日は午前中なので、9時45分ぐらいに家を出る。
新宿なんてあっという間だ、30分ぐらいで着いちゃうし。
西口へと向かう、働くかもしれない会社のイベントが・・・

あれ?矯正展??
もちろん刑務官になるなんてことはない。
1週間早かったのか?何を見たんだ?オレ??
もちろん、八五郎でも熊五郎でもない、オレの名前は。
ただ、すごいね、ホントに。安いし上質である、全てが。
Suicaの文庫本ブックカバー、かなり汚いので、レザー製を買いそうになる。
いやいや、また来るのでちゃんと考えましょう、ホント。

地上に上がるとスゴい青空。



西口に出るのは久しぶりである。
コクーンタワーというか東京モード学園はホントにデカイ。
コレが専門学校とはねえ、いやはや。
手前のスバルビルと安田生命ビルは昔のまんまだけれど。

このまま新宿駅沿いをダダッと下る。



新宿大ガード西交差点
都道4号、青梅街道の起点がココである。
正面に損保ジャパンビル、元は安田火災ビル。
安田=芙蓉グループのシンボル、富士山をイメージして作られた。
その奥に野村ビル、損保ジャパンビルよりも7階分高い50階建て。

新宿駅は左、右に進めば、小滝橋通りとなり、
右の下り車線を進めば、麺屋武蔵なんつッ亭の味噌専門店・八郎商店、
上り車線側を進めば、中本などなどラーメン激戦区である。

まだ10時半、ラーメンを食べる気はしない。
青梅街道を150mぐらい進む。



新都心歩道橋
青梅街道とやたらとある横道を跨ぐ歩道橋。
コ字型の開口部を広げたような形で、青梅街道を跨ぐ橋梁部は50m、
かなりデカイので、中央部には支柱が立つ。



新都心歩道橋 青梅街道上り車線側階段
かなり緩やかな階段が両側に下りる。
てか、この歩道橋、桁下がかなり低い。
そんなにデカいトラックが通る訳ではないけれど。



新都心歩道橋 橋梁部
青梅街道を中野坂上方面に通り過ぎた所から見るとこんな感じ。
左側に青梅街道下り車線に下りる階段が2脚、
そこで30度曲がって、新宿駅西口に向かう道を跨ぐ。
そこに折り返し型階段1脚と新宿エルタワーへの連絡通路が伸びる。
そこでまた30度ぐらい曲がって横道を跨ぐ。
階段がまたも1脚、そして損保ジャパンビルへの連絡通路。



歌舞伎町方面
正面に山手線などJRの線路が東西に走る。
その新宿大ガードをくぐると、靖国通りの起点となる新宿大ガード東交差点
その右にヤマダ電機、左側には歌舞伎町入口に立つドンキホーテまで見える。



中野坂上方面
左の下り車線側、野村ビルの先に、新宿警察、その横にパークタワー、
オークシティと高層ビル群が続く。
正面に見えるのは中野坂上のアクロスシティ、野村不動産ビルです。
上り車線側には河合塾など学習塾の小規模建物が山のようにある。



新宿駅方面
正面に小田急と京王が仲良く並ぶ。
その右に赤坂からも見えたNTTドコモ代々木ビル
左車線側、軽トラが出てきている角のギラギラした建物はカラオケ館。
右手のギラギラは新宿エルタワー。



代々木方面
コクーンタワーの背面の先にエステック情報ビルなる建物。
その右手に工学院大学新宿校、そしてセンタービルと連なる。
損保ジャパンビルの裾野もちらりと。

東京とは思えない強烈な日差しもと、行ったり来たり、階段を上ったり下りたり、
八五郎並みの落ち着きのなさで、近辺をうろうろ30分。
拭いても拭いても汗が出続ける。
損保ジャパンビルの1階にファミマはあるけれど、これから向かう先ではない。
しょうがないので、青梅街道の上り車線側に下りる、
まずは水分を補給しよう、八五郎にお前の死体だ、そう言われたくないし。



again007_Part6_びっくりドンキー鷺沼店(ハンバーグ/鷺沼)

2010-07-12 21:57:00 | 歩道橋
その日は月曜日だった。
いつも通りに起きて、しばらくはいつも通りの朝が続く。
それまで芸能人がどうのとOAしていたテレビが一斉に異変を伝える。
日比谷線で異臭騒動
当時、自由が丘から東横線で通っていたから、イヤだな、そう思った。
東横線は日比谷線に乗り入れているからである。
だから出社時間を遅らせて、テレビを見つづける、
救急車と消防車が、そして、なによりパニックに陥ってるアナウンサーの姿を。

すぐに傍観者ではいられなくなる、
カメラマンと一緒に青山に行く、通信社から写真を買う、
テレビにかじりついて、刻々と変化する状況を見ながら、ちゃかちゃかとまとめる。
半年後、テレビが伝えた地下鉄サリン事件をまとめた。
それが、最初に配属された部署での最後の仕事となった。

その後、オウム真理教はアレフと名を変え、未だに存続している。
このアレフとはヘブライ語の第1文字、破裂音なので、無音と言えば無音。
おとなしくします、そんなオヤジギャグではないだろうけれど。

ヘブライ語の元になったものがフェニキア語である。
フェニキア文字の第1文字もアレフ。
海洋商業民族だったフェニキア人が取引をする際に使ったために広がった。
フェニキア文字の特徴は母音がまったくないこと。
アラビア語もフェニキア語を語源とするため、母音を表記する文字がほぼない。
母音という概念が入って来るのはギリシャ語以降で、
このアレフをアルファとし、「あ」の音を与えた。
以降のローマン、アングロサクソン、ゲルマンも第1文字は「あ」となる。

宮前馬絹歩道橋を上り車線側に下りる。
赤いマーチで走った記憶だと、この先にマックがある。
しかし、からからに乾いたノドにマックは拷問である。
マックがある有馬病院入口交差点で下り車線側に渡る。
好き好んで拷問を受ける訳ではない、当たり前である。
巨大なドナルドにさよならを告げて250mぐらい進む。



びっくりドンキー鷺沼店
相模大野の病院へと向かう、11時ぐらいに通過していたので、
入ったことはない、もちろん。
てか、びっくりドンキー自体、生まれて1回しか行ったことがない、
地下鉄サリン事件が起きた2年後ぐらいのことだったと思う。

もちろん鷺沼駅周辺で探すことだってできる、
いや、できない。
右足がホントに痛いのだ、ちょっとだけでも休ませてあげたい。
それに、ビールだ、ビール、とにかくノドが乾きすぎている。

やたらと広い店内に響き渡るガキどもの悲鳴、
ファミレスだ、それが当たり前である。
かなりお行儀が悪いけれど、フットスケープから足を解放して、
待つこと3分、神では無く人が作った快楽が運ばれる。



ドンキーオーガニックビール大(700円)
有機栽培のドイツ産麦芽とホップ・水・自家製酵母だけを使っているらしい。
保存料や安定剤の添加や炭酸ガスの注入を行わないとのこと。
ドイツの伝統的な醸造法らしいけれど、今はそんな御託はいらない。
評論家の真似事だってしたくないぐらい。
ああ、生き返る。

フルーティーな香りだけれど、味わいはちょいと薄いかな?
ただ、コレがビールなのかもしれない、
日本のビールはかなり濃厚だ、ベルギービールには負けるけれど。
のんびり楽しんでいると出て来る。



ハンバーグ&牛肉プルプル(627円)
ごはんを小盛りにしてもらったので-52円、575円だけれど。
これで1,000kalである、すげえな、ホントに。
17kcal@1円である、すげえコストパフォーマンス?
かつて1度だけ食べたときよりも、ハンバーグはうまくなっているような。
しかし、牛肉プルプルとはなんだ?
食べてみて、ああ、と。
プルコギか。
肉質はたいがいだけれど、まあいいんじゃないですか?

ただ、どこをつついても肉、肉、肉。
ごはんを小盛りにしてもらってホントによかった。
それでも40分ぐらいかかる、完食するのに。

店を出ると、雨がぽつりぽつりと落ちてくる。
厚木街道を有馬四丁目交差点で上り車線側に横断。
するとこんなもの。



国道246号の起点である三宅坂から20km地点である。
246を20kmも歩いたか・・・ちょっと感慨深い。
行き先表示板の通り、2本先の角を右に入る。
確か、ミスドがあったよなあ、嫁さんにお土産でも買うか、
そう思いながら歩を進める。

鷺沼駅入口交差点にココイチがオープン。
こっちでもよかったよな、と思うけれど、喰っちまったし。



駅前に出ると、アレ?
ミスドは姿を消し、ケンタになっている。
あ~あ。
アレフ~アレフである、ヘブライ文字で書けば。

びっくりドンキーは会社名ではない。
会社名は株式会社アレフ
フェニキア文字からとった、そう書いてある。
ヘブライ文字と書かなかったのは、関係ありません、そんな表明?

again007_Part5_鷺沼までの空を眺める

2010-07-12 16:32:39 | 歩道橋
Do not stand at my grave and weep

私の墓の前に立って泣かないで
直訳すればそんな意味となる詩、
近親者の死、追悼する時にアメリカで読み継がれてきた。
日本では、この詩の3行目、
I am in a thousand winds that blow
ここから意訳したタイトルで2007年になぜかヒットする。
紅白歌合戦って、まだ見られているのか、そう不思議に思った。

しかし、コレを持ち込んだのがデーブ・スペクターなんてねえ。

末長歩道橋を下り車線側に下りる。
東急田園都市線を越えると、国道246号はだらだらと下り坂になる。
上り車線側には虎ノ門病院別院、虎ノ門の本院では大平正芳や小佐野顕治、
女優の深浦加奈子さんらが息を引き取った。
もちろん、彼らが亡くなった時には「千の風になって」は知られてもいなかった。

虎ノ門病院を通り過ぎる。



鎗ヶ崎側道橋
246号を跨いではいるし、遠目には歩道橋か?と思ったけれど、
クルマも走り抜ける、側道橋というものである。
その手前で、川崎市高津区から宮前区へとなる。
そして、ここから246号は自動車専用道となり、歩行者は上空へ。



二子玉川方面
金網ががんじがらめで、妙な方向しか見えない。
左の上り車線側に虎ノ門病院別院があり、下り車線側の白い建物は、
マンションにしか見えないけれど、虎ノ門病院の施設。
そして、両側をつなぐ連絡橋が見える。



たまプラーザ方面
金網の目はさらに細かくなり、デジカメは身動きが取れない。
街灯に鳥が2羽、風も強い、空気も汚い、こんなところで休まんでも。

この先も246沿いに歩道はなさそうである。
そのまま下り車線側を進む・・・と痛つっ、いてててて、
フットスケープがまた悪さをする。
下り坂なので、重心が前へと移動する、
必然的に右足の人差し指にやたらと負担がかかる。
踵で歩くような、そんな妙な歩き方で、けっこうな斜面を下って行く。



下りきると、246の下は公園、そしてテニスコートになっている。
先には電車の高架・・・南武線は通り越してきたばかりだし、
こんなところを東西に走る電車って?

その高架をくぐると、尻手黒川線。
246をの末長歩道橋で東に向かうと千年交差点で出くわす道である。

尻手黒川線を越える。



馬絹南交差点
上空を走ってきた厚木街道がようやく地上へと降り立つ。
空中しか走ったことがなかったけれど、その空中を歩いてみたかったなあ。

てけてけ進んで、246の歩道を進む、またも、だらだらとした上り坂。
ゴーランドカンパニーなる中古車屋さんにはハマーやポルシェがずらり。
その先、野川団地入口交差点角には、そのショールーム。
フェラーリ308GTSが500万ぐらい、どう考えても無理だ。

そのまま200mぐらい進む。



宮前区馬絹歩道橋
右折車線を含めて5車線となった厚木街道を跨ぐ。
向こうの上り車線側には、橋梁部からまっすぐおりる階段と、
90度曲がって下り、さらに180度回転する折り返し型が2脚。

しかし、こちらの下り車線側にはまたまた階段がない。
歩道橋をくぐり抜けた先にまたちっちゃな階段。



宮前馬絹歩道橋 上り車線側階段
上り車線側が高くなっているので、橋梁部から45度オフセットされて17段、
階段部分はこれしかない。
このまま測道にも出られるし、階段をとことこ下りて246にも出られる。



二子玉川方面
正面の信号が野川団地入口交差点。
246が左へとカーブして行く先に見えるのは富士通ゼネラルの本社かなあ。
かながわサイエンスパークかもしれないけれど。



たまプラーザ方面
目の前の信号を右に入って行くと東急田園都市線の鷺沼駅。
相模大野の病院から帰って来るときは、たまプラーザ駅の方から、鷺沼を経て、
ココで246に復帰していた、そんな道。

この先、有馬四丁目交差点の2つ先の角まで進む。
この日の厚木街道は約5,837m、
歩道橋は7基、750mぐらいで1基と出くわすことになる。
玉川通りから分岐する二子玉川のガーデンアイランド前の信号からだと
約7,184mになり、約900mで1基となる。
ガーデンアイランドから多摩川まで約747m、
鎗ヶ崎側道橋から新道馬絹交差点まで約905m、
計1,652mは自動車専用道路なので、歩道橋なんてある訳がない。
そんなことを考え合わせると、約5,532mになるので、約700mに1基、
けっこう多い方、国道でも。

すでに12時過ぎ。
とにかくノドが乾いた。
鷺沼駅周辺の記憶を辿る、牛角ぐらいしか思い出せない。
246沿いは・・・ああ、そんなお手軽な・・・。

湿気を多分に含んだ風にあおられながら、
情けない選択をしなければならない自分に涙が・・・出ねえよ。

again007_Part4_東急田園都市線の空を見る

2010-07-11 23:31:48 | 歩道橋
美しが丘

東急田園都市線たまプラーザ駅のある辺りの住所表示はなかなか素敵だ。
そもそもは石川、横浜市港北区に編入されるにあたって、
元町のある中区石川町と区別するために、元石川とされた。
それが、田園都市線が開通した3年後、元石川の一部が変えられる。

東急田園都市線沿線は東急が開発したエリア。
駅名や住所表示がわからんのだ、ホントに。
美しが丘を筆頭に、あざみ野、青葉台、つくし野、すずかけ台、つきみ野・・・。
いやはやなんとも
そもそもの地名なんてまったく無視した、このテキトーさ。
美しくもなんともないし。
こんな所に住んでたら、恥ずかしくて言えない、自分の住所を。

今しがた下りてきた、下作延歩道橋のある、下作延とか、
由来を考えたくなるような地名の方がよっぽどよくね?

その下作延歩道橋から400mぐらい歩くと、身代り不動交差点。
右に曲がれば、朱色がまぶしいご立派過ぎる社。
この交差点からさらに500mぐらい進む。



末長歩道橋
片側2車線プラス右折車線で5車線となった厚木街道と、その横道、
さらに横道から厚木街道上り車線に左折で合流する道を跨ぐ歩道橋。



末長歩道橋 橋梁部
遠くから見るとよくわからんけれど、下から見るとY字型の構造。
これは横道から国道246号の上り車線に合流する車線から見たもの。
右側の橋梁部が横道を跨ぎ、左側が246の橋梁部。



末長歩道橋 合流車線側階段
橋梁部から90度曲がって下り、広大な踊り場へとたどり着く。
そこから、こちら側へはまっすぐと下りて、90度また回転。
踊り場から180度回転する緩やかな階段は自転車用のスロープが設置されている。



末長歩道橋 246下り車線側階段
合流車線側の階段とほぼ同じような構成。
こちらは、歩行者専用の階段が長くとれるため、途中で回転することはない。



末長歩道橋 246上り車線側階段
横道を跨いで厚木街道上り車線側に降り立つ階段を、下り車線側から見たところ。
橋梁部から50度ぐらいターンして緩やかに下って踊り場へ。
そこから180度回転して2段目の踊り場へ向かい、さらに180度ターンして地上へ。

たかが階段、だけれど、歩道の許容範囲と通行者の利便性が考えられている、
歩道橋ってよく考えられた建造物だと、つくづく思う。



宿河原方面
このまま進めば、東名の下をくぐり、南武線の宿河原駅へ。
そのままずんずん行けば、多摩川縁へとつながる。
すぐ先を左に入れば、東急田園都市線の宮崎台駅、宮前平駅を抜けて、
東名高速の川崎ICへと。



川崎駅方面
右のコジマ電気の先を左折すれば、田園都市線の梶が谷駅。
まっすぐ進めば、第三京浜をくぐって中原街道と交差する千年交差点へ。
そのまま進んで行けば、尻手駅を越えて川崎駅へ、さらに第一京浜へと。



二子玉川方面
左の上り車線側、正面の鉄塔の横に、なんと砧のNHK放送技術研究所
もう東京の建物は見えないと思っていたけれど・・・。



たまプラーザ方面
右の上り車線側、虎ノ門病院分院が見える。
下り車線側の仰々しいアンテナが建っているのは国交省の川崎国道事務所。
ETCのステッカーがぺたぺたと貼ってある、今さら・・・なんで?

目の前に梶ヶ谷交差点。
しかし、田園都市線の駅名は梶が谷。
いやはやなんとも

again007_Part3_階段が妙なことになる空を見る

2010-07-11 17:26:57 | 歩道橋
鰻と梅干し

鰻の脂と梅干しの強い酸の組み合わせが、刺激し合って消化不良になる。
食べ合わせが悪いと言われてきたけれど、梅干しの酸が消化を助けるから、
むしろ相性がいいと実証されている。

ビールとスイカ
これは最悪だ、どちらも水分、おまけに抗利尿作用がある。
ヘタをすれば、脱水症状を起こして、急性アルコール中毒。
死ぬ可能性もゼロではない。

フットスケープとオレ
このスニーカーはナイキとしては珍しく第1指、つまり親指部分が1番長い。
だから70%の日本人にとってはかなり理想的なものである。
ただし、第2指が長い20%、第3指が長い10%には時としてしんどい。
20%に属するオレの足は、右足が左足に比べて1cmデカイ。
おまけに手もそうだけれど、足の爪もデカイ。

だから、爪がちょっと伸びると、フットスケープは危険なスニーカーになる。
去年の9月、渋谷から歩いて帰ったときも、右足から出血。
そして、川崎市溝の口第3歩道橋から降り立つと、右足がヤバい。
痛いなあ、そう思いながら、上り車線側に降り立つと目の前に。



切通交差点
なぜか上り車線側の歩道上にクルマ用の信号機。
高さは通常の信号の半分ぐらいしかない、何用の信号?
人?クルマ?

切通とは言っても、完全に平坦な道ではない。
ここまで上り下りはなかったけれど、ここから上り坂、
200mぐらい、だらだらと上る。



津田山歩道橋
片側2車線となった厚木街道を跨ぐ。
それはいいけれど・・・えっと階段はどこですか?



津田山歩道橋 下り車線側階段
探し当てた上り車線側階段途中から見る。
歩道橋の階段は橋梁部からやや下がったところまで。
あとは鉄骨で組んだ階段ではなく、切り通しの斜面を削って作ったもの。



津田山歩道橋 上り車線側歩道橋
階段の始点はココで、ここから下は普通の階段、
この地点が踊り場になっていて、下から上がってきた階段をそのまま進めば、
切り通しの裏側へと抜けられる、そんな通常の道である。



二子玉川方面
右の下り車線側、切り通しの緑の横に用賀のサンマイクロシステムズ、
世田谷ビジネススクエアのビル群がかろうじて見える。
ココで東京の景色とはさようなら。



たまプラーザ方面
目の前の信号は津田山陸橋交差点。
国道246号はこのまま空中を進んで行く。
もちろん生活している人たちは測道から下界へと目指す。

左の下り車線側に下りててけてけ進みながら、フェンスの隙間からちらちら覗く。
下には普通にマンションだったり、民家だったり・・・。
その間を線路が貫く、JR?

線路の上空を越えて、また、だらだらと上り坂。



下作延歩道橋
読めねえよ、これ。
電信柱の住所表示に「しもさくのぶ」とあったから読めたけれど・・・。
どういう意味なんだろ?

またまたこちら側には階段がない。



下作延歩道橋 下り車線側階段
これまた山肌を削って階段を作っている。
歩道から180度曲がって上り、さらに90度曲がってここまで上がる。
この階段はさらに上につながっていて、裏道へとつながる。
なので、歩道橋の階段はまたもここから。

向こう側、下り車線の階段は橋梁部から、そのまままっすぐ下ってから
90度曲がって、180度緩やかにターン、自転車を意識しているのかな?



二子玉川方面
津田山陸橋の両側に、その下の住居が見える。
右の上り車線にはレッドバロン、中古バイク屋さんが今でもある。



たまプラーザ方面
左の下り車線側の山を削って厚木街道を通している。
山の上にはゴルフ練習場、打席料300円、1球13円以下、安いなあ。
上り車線側にユニクロの看板。同じ敷地内にマックがある。

相模大野からの帰り道、迷子になった挙げ句に立ち寄ったりしていた。
11時20分、コンビニぐらいあるだろう、そう思っていたけれど、
スーパーもコンビニもまったくない。
だから、お茶も買えないし、タバコも吸っていない。
久しぶりにマックに寄るか・・・そう思いながら、下り車線側に下りる。

again007_Part2_溝口の空を眺める

2010-07-10 21:10:54 | 歩道橋
嫁さんの病気は名古屋時代にちょっと小康状態になり、
東京に帰ってきてから、さらによくなったけれど、
あるきっかけで逆戻り、病院を探して、通わせる。
結局、相模大野の病院に落ち着く。

電車に乗せるのが怖かったので、最初はクルマで行った。
まだ、赤いマーチだった頃のこと。
環八瀬田交差点を左折して、246に入る。
土曜日の246は江田交差点まで大渋滞、気が遠くなりそうなぐらい。
帰りはぐるぐると迷子になる、気がつけば畑の真ん中を走ったり。
なので、この厚木街道はクルマではかなり走っている。

しかし、徒歩は初めてである。
新玉川橋から来た厚木街道を進む。多摩川右岸から約400m。



川崎市溝の口第1歩道橋
新玉川橋からの陸橋が収束して、片側2車線となった厚木街道を跨ぐ。
こちらの下り車線側は単純なストレート型、
上り車線側は車道から遠ざかるように下りる折り返し型。
ココから先、厚木街道の歩道橋の階段は上り車線側の階段のようなものばかり。
土地は余ってると思うんだけど・・・いや、余り過ぎだからか?



二子玉川方面
左の上り車線側、川崎市総合教育センターなる半円形の建物。
バブルな頃の建物かなあ。
下り車線側、駐停車禁止の所は東急バスの高津営業所。
その奥にトナミ運輸、佐川急便の配送センター、
東名が近いからかな?この辺りは、宅配便の基地がやたらとある。



たまプラーザ方面
宇佐見石油の看板の先、Rooms大正堂。
今も寝ているジェルベッドはココで買ったもの。
B1はトイザらス、買ったことはないけれど、見ているだけでも楽しい。

右の上り車線側に下りて300m。



溝口第二歩道橋
一つ前が「川崎市溝の口第1」でコレが「溝口第二」、
表記の統一性もなにも全くない、スゴいな、ホントに。

橋梁部の中央を持ち上げた作りである。
この先、246号はまたも立体交差で上空を走るため、
本線が4車線、測道が4車線あるので、橋梁部はかなり長い。
立体交差による桁下高を稼ぐ、加えて、長くなった橋梁部の強度を増すためかな?

測道には白バイが待機、気をつけましょう。



溝口第二歩道橋 階段部分
上り車線側は、これまた車道から遠ざかるように折り返す。
向こうの下り車線側は通常の折り返し型。
中央部は階段ではなくスロープ、自転車用である。
この先、自転車用のスロープが併設される階段となる。

こちら側の踊り場から上にはなぜか屋根・・・なんで?



二子玉川方面
左の上り車線側にRooms大正堂とトイザらス。
下り車線側ジェームスがある。用賀のイエローハットよりも行きやすいかも。
右端に二子玉川ライズがにょきっと。



たまプラーザ方面
左の下り車線側、測道の横に溝口ハウジングステージ。
住宅展示場だけれど、趣味の悪いラブホみたいな建物ある。
誰が注文するんだ?

上り車線側のCannonの文字の右側、茶色の段々が前から気になっていた。
セントラルコート溝口というマンション、20年ぐらい前に流行った造り。

左の下り車線側に下りる。
陸橋の下は溝口交差点、府中街道が走っていることがわかる。
東に行けば武蔵小杉を通過して川崎駅方面へ、西はもちろん府中です。

溝口交差点を過ぎるとすぐに次の歩道橋。



川崎市溝の口第3歩道橋
名前は第1歩道橋式に戻り、色もクリーム色に戻る。
第二だけが特殊だったんだよなあ。

これまた合計8車線分を跨ぐ。
中央に支柱がなくて、よく保つな、そう思う。



川崎市溝の口第3歩道橋 下り車線側階段
橋梁部からまっすぐに下り、また、踊り場で246側へと下りる。
で、その踊り場に支柱があるけれど、コレが下を流れる川というか
久地円筒分水からの用水路の真上なので奇妙な構造である。



川崎市溝の口第3歩道橋 上り車線側階段
246からこちら側へと低くなっているので、こちらの階段は長い。
踊り場が2つあり、上側の踊り場から246側へと折り返す階段が下りる。
これまた用水路の上に支柱が2本、こんなんで大丈夫なんだろうか?



二子玉川方面
府中街道を跨いできた246号の左側、茶色いマンションの奥に、
用賀のサンマイクロシステムズのビルが伸びる。



たまプラーザ方面
目の前の交差点は切通交差点。
確かに先には、いかにも山を切り通して246号を走らせた景観。

ここまで平坦だったこの道がそろそろ牙を剥く。
クルマでしか通ったことのない道は気をつけないと、
そんなことを考えもせずに上り車線側に下りる。