缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

NS1014_八王子の空を見る

2013-07-11 06:03:43 | 歩道橋

7/10(水)

八王子に八時半ですか
昨日、デニーズで課長に言われた、
語呂はいいですよね
いやいや、語呂ではない、時間の問題である。
その日の朝、営業担当に言われたのだ、八王子に8時半だと。
しかし、北千住から帰ってきたら、9時半でいいと。
そこで初めてマップを見る、そもそもバス停がわからんから。
そしたら、見つけたのだ、アレを。
しょうがないよなあ、そりゃ。

4時過ぎに起き上がる、暑いからだけれど。
せっせと仕度をして、7時20分ぐらいには家を出る。
目黒で山手線、そして新宿で京王線へと。
奇跡的に、いや必然か、弱冷房車で快適に1時間弱。
京王八王子に到着する。
西口から地上に出ると、すぐに見えた。



南多摩高校前歩道橋
国道20号、甲州街道を跨ぐ歩道橋だから、
歩道橋名を示すプレートはない。
歩道橋に書いてある文字をそのまま歩道橋名とするしかない。

歩道橋としては単純な構造。
I字型の橋梁部に、階段はストレート型がそれぞれ1脚ずつ。



高尾山方面
左側にHPの文字、ヒューレットパッカードの何?
後は何が何だか・・・何しろ来たのは2回目。
土地勘はまるでない、わかる方がおかしい。



新宿方面
新宿が何10km先だかは知らない。
高尾山までは6kmだけれど。

すぐ左側に南多摩高校。
けっこう大きな高校だけれど、
しかし、だから?

すぐ先にもう1基の歩道橋が見える。
左の上り車線側に下りててくてくと。
街路樹がいい日陰になってさほど暑くはない。



明神町2丁目歩道橋
I字型を2本連結させたような歩道橋。
階段は5脚、蜘蛛の足のような見た目、
なかなか美しい、そんな姿。



高尾山方面
南多摩高校前歩道橋がすぐそこに。
右側には八王子検察庁、その奥には裁判所、
わかるのはそれぐらい、歩いて見えたからだけれど。



新宿方面
左に進めば新宿へと甲州街道が連れて行ってくれる。
その右側は北野公園通りという名前の道。
つまり、京王八王子行きと高尾山行きの分岐点に向かう?



八王子駅方面
東放射線アイロードというらしい、この通り。
このまま進めば京王八王子をかすめて、JRの八王子駅へ。

右側に下りて日向を進めば、汗が滝になる。
日陰のある左側に渡って進むと、京王八王子ショッピングセンター。
2階にマックがあるので、アイスコーヒーを飲みながら涼む。
9時20分過ぎにマックを出て、バス停へと。
営業担当と合流し、10時にはクライアントへ。

すべてボタンの掛け違え、
クライアントからスケジュールは来ていないし、
こちらが常識としていたことが通用しないし、
もうメタメタ。

仕切り直しだ、全てにおいて。
秘密の業務、初めてのクライアントはホントに難しい。

12時過ぎに会社にたどり着き、
協力会社へと今後のスケジュールと要求を伝える。
さらに引き取り便を手配したり・・・
ああ、なんてことだ。

13字半ぐらいに会社を出る。
日高屋でタンメンでいいじゃん、そう思う。
しかし、これがどうしたことか、相変わらず混んでいる、
アベノミクスの正体とはこういうこと。

ぐるっと歩いている間に、汗が再び滝になる。
もうココでいいか・・・ほぼ1年ぶりのらーめん上々へ。
さすがに14時近い店内は閑古鳥、いや、35度のせい?



塩タンメン(750円)
塩ラーメンの茹でモヤシを乗せただけ。
これがタンメン?まあ、いいけれど。
モヤシの上に、久しぶりに見る貝割れ大根。
これがけっこういいアクセントにはなっている。
ただ、チャーシューやメンマ、味玉は凡庸なそれ。

スープはさらに凡庸、麺は評価のしようがない。

モヤシを大量に摂取できた、それだけ。
語呂感もなにもない、ああ、そんなもの?


NS943_飯田橋の空を見る

2013-05-01 06:22:25 | 歩道橋

龍朋という名の関取に肩を叩かれて、
いい意味で肩すかしを喰らって店を出た。
そのまま神楽坂を下ってもいいけれど、
神楽坂上交差点でふと大久保通りへと。
道なりに下って行くと、味噌ラーメン屋はまだあった、
真っ先につぶれると思ってたんだけれど。
その先の角、筑土八幡町で30度ぐらい曲がる、
すると見えてしまったのだ。



津久戸歩道橋
片側1車線の大久保通りを跨ぐ歩道橋。
すぐ横に信号があるから必要ないような・・・



早稲田方面
幼稚園や小学校の近くに必ずあるのが歩道橋。
すぐ左手に津久戸小学校があるから、
信号があろうが何だろうが、歩道橋は架けられる。
だから、ココに建っていても何の不思議もない。

津久戸小学校の先にはゼネコン・熊谷組。
右手には厚生年金病院。
デカイ病院地帯だったのだ、飯田橋周辺は。



飯田橋方面
左手には厚生年金病院の病棟が続く。
正面には巨大な飯田橋歩道橋が見える。

しかし、電線だらけ、きったねえ空だよなあ。

ちょっと早いけれど、半月ぶりに鷹の台へ。
総武線でだらだらと・・・
クスリ以外の要因もあるかもしれないけれど、
車内でがーがーと。
気付けば三鷹、ヤバいヤバい。
中央線に乗り換えて国分寺へ。
まだまだ時間があるので、下りてみる。



丸井があるぐらいで、かなり寂れた感じ。
駅前とか、もっと整備されていると思っていたのに。

15時半にクライアントへ。
前回、感じの悪かった担当者がどうしたことか、
やけににこやかに、そして感じよく。
おまけに赤字もさほど多くない。

あれれ・・・
関取はここにもいた。


NS880_新大阪の空を見る

2013-02-28 06:22:57 | 歩道橋

2/26(火)

そもそも月曜日の夕方から行くハズだった。
しかし、先方の理由だか何だかわからんけれど、
金曜日の夕方、取締役から火曜日に変更だとの連絡、
抑えていたホテルをキャンセルし、火曜に変更した。
そんなドタバタ、行き当たりばったりのような出張。

本末転倒のようなメタメタな2日は、
そんな前段から始まっていた。

いつもよりも1時間早く起き、
そして1時間早く家を出る。



かなり冷え込んだ朝、風も強い。
もちろん富士山もキレイに見える。
この何時間後には至近距離でご対面なのだ、
ああ、素敵だ。



品川発8時7分発だから、ちょっと時間が・・・
ありそうでない、品川駅では毎度のこと。



のぞみ207号
喫煙スペースのさらに先だから、
のぞみはまだすごいスピードで飛んでくる。

さてと、乗り込んだところではたと気づく、
E席を抑えたハズが、A席になっていたことを。
JR東日本を恨むのか、JR東海にクレームをつけるのか、
どうすればいいのか?いや、面倒はゴメン・・・

しかし、C席にはデブのゲーマーがずっぽりと。
見えねえよ、富士山が。

さすがにJR東海への恨み節がアタマの中でじゃかじゃかと。



ラ・テール 海老カツバーガー
嫁さんがかなり好きなパン屋だし、
海老カツもかなりウマいらしい。
しかし、コレを朝から?
ウマいんだけれどさ、しかし、朝にはどうよ?



10時半には新大阪に到着。
しかし、新大阪で下車したことなんてほぼない。
タクシーで梅田方面へ向かったことはあったけれど、
しかし淀川を越え、梅田まで新御堂は大渋滞。
だから、JRで梅田まで行き、そこから地下鉄・・・
そんなルートを辿っていたし。

しかし、ここから進行方向を見る。



新大阪東歩道橋
X字型の素敵な橋が見えたのだ、
こればっかりはしょうがない、
寄道は必至・・・いや、どっちが?

それぞれ2脚ずつ微妙に湾曲した階段が下りる。
なかなか素敵な歩道橋。



新大阪駅方面
土地勘が全くないので、さすがに。
目の前に新大阪駅、そして、阪急ビル。
それぐらいしかわからん。



淀川方面
視線を90度ぐるっと巡らすと、こんな景色。
左側には、けっこうなプールのある保育園、
保育園レベルじゃないプールが。



東淀川方面
右側にその保育園、左手には公園。
大阪のおかんが・・・
秘密のケンミンSHOWだったら、そんなナレーション?
のんびり、きこきこチャリンコをこぐおばちゃん。
11時前、大阪の路はのんびりしていた。



江坂方面
目の前を新大阪駅へと減速中の新幹線が通り過ぎる。
そして、そのガードの向こうに・・・。

さすがに時間がない。
もう10時45分、さっと見よう。



日之出歩道橋
これは・・・もの凄く巨大に見えるけれど、
単なるI字型の歩道橋。
長い長い自転車用のスロープがそう見させているだけのこと。



淀川方面
目の前に新幹線の高架。
本来なら通過するのを待つけれど、そんな余裕は?



東淀川方面
目の前を新幹線のガード下。
てか、それだけ。



江坂方面
わからん、ホントに。
この先に何があるのかも。



新大阪方面
目的地はこの先にあるハズ。
しかし、どこ?

てか、何をしている?
行き当たりばったりにもほどがある、
いや、本末転倒?いやはや


NS840_大塚の空を眺める

2013-01-18 06:34:48 | 歩道橋

1/17(木)

考えてみれば、あの小動物はどこで何をしているんだろ?
考えてみれば、1年ぐらい思い出すこともなかった。
いや、考える必要もないんだけれど。

厳冬とはこの冬のこと、
そう思えば思うほどベッドから出られない。
おまけに外に出れば、路面は再凍結?
昨日よりはマシだけれど、つるんつるんと。



富士山はかろうじて見えるぐらい。
寒いのにこれでは、冬であることの価値がない。

会社に着いて30分後、1か月ぶりの飯田橋へ。
案件は2つ。
1つはいけそうだけれど、もう1つの秘密の案件はどうかな?
首を捻る、営業担当と供に。

1時間ぐらい打ち合わせをしてから、
有楽町線に乗って護国寺へ。
時間的にはかなり余裕があるので4番出口で地上へ。
50mぐらい西に進む。



護国寺第2歩道橋
都道437号、不忍通りを跨ぐ歩道橋。
中央分離帯に生い茂る緑の背が高く、
50mもある橋梁部の半分も見えない。
けっこう急峻なストレート型階段が1脚ずつ。



大塚方面
すぐ左手に護国寺。
入ってみようかと思ったら、
城西大学の名誉理事?告別式があるので、
いやはや無理無理。



早稲田方面
目の前に首都高池袋線が上空を走る。
そして目の前にデカ過ぎて、歩道橋と認識できないような建造物。



第三護国寺前歩道橋
コレは何がどうなっているのか・・・
ココの橋梁部を渡っていくと90度ぐらい曲がる。



そこから下りのスロープが連絡し、
そこで、異様な踊り場風の橋梁部。
そこから見上げる。



2つの歩道橋を連結したような構造。
その必要があったのか、どうか・・・。

反対側から見るとこうなる。



先に見た方がこうなり、



そこから連絡する歩道橋がこう・・・
よもやこんなに複雑怪奇な歩道橋があるとは。



大塚方面
北側を望む。
目の前ににょきりと突き出しているのは、
音羽の象徴、というか、音羽と呼ばれる出版社。
近所にはそこから分家した光文社があったり・・・。



池袋方面
北西側を望む。
マンションの向こうにサンシャイン・・・
有楽町線、護国寺の次は東池袋だしね。
左手に豊島岡墓地が広がる。



早稲田方面
このまま西へと進めば日本女子大を抜け、
明治通りを越え、学習院へ向かう。

この先にもう1つ歩道橋がある。
それが第1?
なんて思うけれど、そろそろ大塚へと向かう時間・・・
もちろん、あの小動物とは一切関係ないけれど。


L&P012_Part1_清水窪歩道橋とは?

2010-09-12 23:47:36 | 歩道橋
9/12(日)

Mais les yeux sont aveugles. Il faut chercher avec le cœur.

いつも見ていることでも、ちゃんと見ているとは限らない。
見落とすことだってあるし、そもそも見ていないことだってある。
偏見という色眼鏡が妨げることだって、多々ある。
サン・テグジュペリが言うように盲目なのだ、人間は。
しかし、心の目なんて誰が持っている?

タカ、トラ、バッタ!

相変わらず、真面目なのか?ふざけているのか?さっぱりわからん仮面ライダー。
龍騎も電王も最初は同じ感じだったけれど・・・。

10時15分ぐらいに家を出る。
電車は快適である、てか、寒いぐらいである、三田線の車両は。
先週に引き続きヒルマ・・・大岡山ではなく、洗足まで行く。
改札を出て、環七方面へとてけてけ。



ミスタードーナツ洗足ショップ
大復刻祭&100円セールなので、ガキの使いだ、嫁さんの。
嫁さんからのリクエストはないので、適当に選んで表に出る。
環七を渡って東急目黒線沿い(?)を進む。
1人でも、嫁さんと2人でも何度も通っている道である。
しかし、だ。



清水窪歩道橋
今までなんども目にしてきたけれど、1度は上っている。
しかし、歩道橋だとは認知していなかった。
今日、初めて看板を見て初めて歩道橋という名称を与えられていることを知る。

かなり低く見えるし、歩道橋とは思えないのだ。



清水窪歩道橋
下を目黒線が走り抜ける、見ての通り跨線橋なのだ、コレ。
確かに歩道橋だけどさ、跨線橋でいいじゃん、歩道橋なんて名前を与えなくて。



洗足方面
先の橋の向こう側に公園があったけれど、そこから環七まで完全に蓋をする、
そんな工事を冬からやっている。
大岡山から先、目黒線はほぼ地下鉄になりそうな感じ。



自由が丘方面
すぐ先に大岡山駅、その上空に東急病院。
すぐ左に東工大の100年記念館が顔をのぞかせる。

あちいな、ホント。
汗をだらだら流しながら、ヒルマに行って、大岡山から目黒線で帰宅。
昨日に引き続きがスタートしていた。
太鼓をでんでんと鳴らしながら、子供神輿が目の前を通り過ぎる。

ああ、このおばちゃん、昨日、見たぞ、、ああ、このおにいちゃんも。
余計なことばかり見ているな、オレ、ホントに。

again048_Part2_品川と目黒の境を眺める

2010-08-20 23:51:09 | 歩道橋
京都にいるときゃ忍とよばれたの 神戸じゃ渚と名乗ったの
横浜の酒場に戻ったその日から あなたが探してくれるの待つわ
昔の名前で出ています

「自動車ショー歌」「恋の山手線」なんてコミックソングも歌ったけれど、
本業はギターを持った渡り鳥、日活のスターだった。
ただ、美空ひばりとの結婚以降はどうにも。
大瀧詠一のプロデュースした「熱き心に」ぐらいか?復活したのは。

かつて、マイトガイと言われた小林旭も今年72歳、
昔の愛称では出られないだとうなあ。

なわてを出て、また武蔵小山駅に戻る。
だだっと戻って信濃屋さんへ。
ハニーローストピーナツが安いので、嫁さん用にお買い上げ。
カルディもつらつら見るけれど、あまり食指が・・・。

また駅前まで戻る、午前中の曇り空とはうってかわって、
日差しがじりじりと降り注ぐ。
パチンコ屋の横から都道420号、26号線通りに出る。



目黒区
駅前から100mぐらい進めば、すぐに品川区小山から目黒区目黒本町になる。
しかし、東天地本通りってなんだろね?
昭和な香りが漂うスナックとかがありそうだけれど。

この辺りは区画整理なんて言葉とは無縁だから、縦横斜めに道が走りまくる。
五差路、六叉路なんてそこら中にある、そしてまかり間違って入ると、
リアル迷路へようこそ、となる。

東天地本通りから北西へ400mぐらい進む。



アンティークカフェと看板にある。
建物がアンティークだからなのか?そんな感じの、
いつ崩れ落ちてもおかしくないような三角なビル。
1970年代に勘違いしちゃったような、そんな建物。

150mぐらい進むとバス停。
月光原
この辺りが、かつては田畑で月に照らされていたから、とか、
月光上人という高僧にちなんで、とか、
7代将軍・家継の生母の出家後の月光院にちなむ、とか諸説あるけれど、
いい名前だよなあ、目黒本町よりも、遥かに。
昔の名前の方がいい、そんな地名はそこかしこにある。

月光原バス停を通り過ぎて200m。



目黒本町歩道橋
片側1車線の26号線通りを跨ぐ。
こちらは折り返し型、向こう側はストレート型の階段が1脚ずつ。



目黒本町歩道橋 階段部分
折り返し型の階段は傾斜が違うのだ。
地上からはかなりの急勾配、そこから上は緩やかな階段。
これは初めて上った階段、ちょっと驚く。



大井町方面
左側に見える横断歩道の先の辺りまで品川区が伸びているけれど、基本は目黒区。
都道420号は直線なので、遥か先に武蔵小山の先、平塚橋交差点まで見える、
もちろん、視力1.5のおかげではあるけれど。



三宿方面
目の前にランドマークが他に何もない学芸大駅のランドマーク、
NTT唐ヶ崎ビルの鉄塔。
目の前の交差点を左に曲がって道なりに進めば、東急目黒線の洗足駅に出られる。

左側に下りて300mぐらい進む。



目黒郵便局前交差点
目黒通りに突き当たる。
このまま進めば東急東横線学芸大学駅の北側を抜けて、
246号の三宿交差点へと向かう。
三宿に行ってもいいけれど、暑いのだ、とにかく。

左に曲がって、てけてけ進む。
1kmぐらいでダイエー碑文谷店に着く。
表のベンチで一服してまた進む。



碑文谷歩道橋

冬のきつい西日の中を上ったんだよなあ、12月に。
ただ、今日はそのまま素通り。
柿の木坂陸橋を通り過ぎて、都立大駅から東横線沿いに進む。

東横線沿いでふと見上げる。



雲から日差しが東に伸びる。
ぼんやり見上げながら、自由が丘へと下る。
この辺りは碑衾村、この名前の方がよかったよなあ。

again042_Part8_高井戸まで環八の空を眺める

2010-08-17 14:24:45 | 歩道橋
わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である

モーゼがシナイ山で授かったと言われる十戒はこんな言葉で始まる。
シナイ山、ジェバル・ムーサーはシナイ半島の南にある。
西にはスエズ湾、東にはアカバ湾、南には紅海という位置、
カイロの南東300km・・・なんでこんな所に来たんだろ。
エルサレムに行くならば、カイロから東南東に350kmで着く。
しかし、南東に300km進んで、ここからエルサレムに行くには東北東にまた300km。
アホな行程である。
しかも50日間もかけて300km進んで、まだエジプト国内にいる。
1日平均6kmはあまりに遅い。
海を渡るまでは1日中歩きつづけた、そう旧約聖書は語っているのに。

まあ、こんな無茶苦茶な、ある種のSFのような書物は奴隷制を認める。
ユダヤ人がユダヤ人を奴隷化することを認めているのだ、訳がわからん。
そもそも、ヤーヴェはユダヤ人をエジプトから開放したけれど、
結局はヤーヴェに隷属させただけのこと、ユダヤ人だって奴隷にしかすぎない。
バカな話。

四面道交差点
で左に曲がって環八に入る。
200m弱ぐらい進む。



上荻歩道橋
本線4車線と、青梅街道との合流車線2車線を跨ぐ。
階段はどちらも車道から遠ざかる形の折り返し型。



上荻歩道橋 内回り側階段
環八と平行に上ってから150度ターン、
さらに2つ目の踊り場で30度曲がって4段ぐらい上って橋梁部へとたどり着く。
もうちょっと単純に作れたんじゃない?



上荻歩道橋 外回り側階段
橋梁部から直線的に下りて、踊り場で150度ぐらいターン、
また踊り場で90度ずつ曲がって2方向へ4段の階段を降ろす。
どちらも凝ってはいるけれど、もうちょっと、ねえ。



練馬方面
四面道交差点の陸橋部分が目の前に見える。
ここから北へ4.5kmぐらい進めば目白通りとの交点である谷原交差点へ。
谷原交差点で左折して1.2kmぐらいで関越の練馬ICにたどり着く。
軽井沢に行く時にこのルートを使ったのは最初だけ。
だって環七の方が走りやすいんだもん。



瀬田方面
今度はJR中央線とぶつかるために、環八は下を潜る。
青梅街道と変わらず、マンションと銀杏並木・・・
違うのは電信柱がにょきにょき生えている所ぐらいかも。

右の外回り側に下りる。
環八は中央線の下を潜るからいいんだけれど、歩道は当然行き止まり。
よもや荻窪駅まで戻って、なんてシャレのようなことを考えながら歩き回る。
と、光明院なるでかい寺の横に下れる階段。
歩行者も当然中央線の下をくぐり抜けられる。

JRをくぐって300m。



荻窪歩道橋
片側3車線となった環八を跨ぐ。
階段はどちらも車道から遠ざかる形の折り返し型、
歩道がホントに狭いから、この形状。



練馬方面
正面を中央線が走り抜ける。
左の外回り側ににょきっと突き出してる鉄塔は、東京電力荻窪支社。
この先の交差点名になっているぐらい、この辺りには何もない。



瀬田方面
すぐ目の前というか目の下は善福寺川に架かる荻窪橋。
ここから北西に2kmぐらいにある善福寺池を源流とする川である。
下流に向かって進めば、中野富士見町で神田川に合流して、その名を消す、そんな川。

左の外回り側、手前のマンションの1階にはOKストア。
まあ、ここまで買いにくることはないけれど。

内回り側に下りて、善福寺川を渡るとSPOONの本社。
ホンダ車のチューニングでおなじみの会社です。
それ以外にはほぼ見るべきものがないまま、1kmちょっと。



高井戸北陸橋
ここから環八は高架化する、2本の主要道路を跨ぐために。
人間はもちろん上空は通れないのでそのまま直進する。



環八五日市交差点
まずは3時間前に起点を通り過ぎた五日市街道
関前五丁目交差点で井ノ頭通りと合流し、五日市まで続く。

ここから150mぐらい進む。



環八井の頭交差点
2つ目は渋谷から延々9kmぐらい走ってきた井ノ頭通りを跨ぐ。
ココを通ったのはもう半年前である、2月だけれど温かかったよなあ、
それが、この暑さ、四季の変化もおかしな感じになってきた。

400mぐらい進む。



高井戸小前歩道橋
1月に上った歩道橋なので、上空からの画像は割愛。
てか、この時点でもう携帯だって死にかけている。
一応、撮ってはいる、そして歩道橋ごとに自宅のPCメールに
添付で画像を送っていたからで、もう、大塚は卵になっている。
誰かオレの奴隷になってくれ、ホントに、もちろん大塚以外



高井戸駅前歩道橋
真横に京王井の頭線高井戸駅。
ホントに近いよなあ、ホームと。

今日の環八は約2,786km。
歩道橋は4基、560mぐらいに1基の割合で遭遇することになる。
これまでの環八だと、総延長29,136m。
歩道橋は43基、約680mで1基。かなり多い方である。

すでに16時ぐらい。
予定よりも1時間半オーバー。
家に帰って何かを作る気にもならない。
歩道橋奴隷はとぼとぼと高井戸小前歩道橋へと戻る。

again042_Part7_荻窪の空を眺める

2010-08-16 23:45:28 | 歩道橋
杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい

ヤーヴェはモーゼに指示する。
すると強烈な東風が吹きつけ、海が割れた。
このとき、本来は海底だった場所が乾いていたという。
映画「十戒」などにも出てくるシーンである。
まあ、こんなことはありえないけれど、聖書が語ることなのでしょうがない。

で、問題はこの海がどこか?である。
本来ならば地中海沿いに歩けばいいのだけれど、そのルートではない。
当時のエジプトの首都はペル・ラムセス。
カイロ中心部から東へ10kmぐらいに位置していたと言われる。
このペル・ラムセスから北へ向かえば地中海だけれど、それは否定されている。

なので東100km進んでみるとスエズに着く、
地中海とスエズ湾を結ぶスエズ運河のスエズである。
スエズから40kmぐらい北上するとグレートビター湖。
東西の幅は最大で10kmぐらいある。
その南にリトルビター湖、こちらは最大で4km弱。
東から強風が吹いて海が別れるとすると、南北に別れると考えるのが普通。
4kmぐらいならば、60万人以上が渡ることも可能かもしれない。

ただ、海が分かれるほどの強風である、人が進めるハズがない。
しかし、1人の脱落者もなくユダヤ人だけは通れる。
追っ手のエジプト軍は飲み込まれる・・・どう考えても無理である。

春木屋を出て、そのまま青梅街道を進む。
JR荻窪駅のロータリーを見ながら200m進む。



荻窪駅前歩道橋
得体の知れない車線数になった青梅街道を跨ぐ。
こちらの下り車線側は階段は1脚だけだけれど、駅前ビルへと接続する橋梁部がある。
上り車線側はストレート型が2脚下りている。

吹けよかろうじて起きたデジカメを向けてパチり。
ごめん、禿のおっさん。



新宿方面
正面に見える巨大なビルはインテグラルタワー。
天沼陸橋を渡って、荻窪駅前入口交差点に立つビルである。
この手前に春木屋がある。

で、右の下り車線2車線の隣、2階建てぐらいの構造物、なんだ?
手前に交番があったのはわかっているけれど。



青梅方面
車線がどうなっているのか、さっぱりわからん。
ココを初めて走ったら、キップを切られそうだ、よくて。
左の下り車線側に見える白いビルは新星堂本社、こんな所にあったなんてねえ。

上り車線側に下りて、新星堂本社前を向かいに見る所まで300m。



若杉歩道橋
いよいよデジカメが死に絶える。もうレンズが出たとたんに引っ込む。
しょうがないので携帯でがんばる。
しかし、SH906iのカメラはシャッターを切ってから、
実際に画像を記録するまでの時間が異様に長い。
だから、大丈夫だ、そう思っていても、人が歩いてきたり・・・。
ホントに時間がかかる、おまけに画像は荒いし。

両側で5車線ぐらいとしか言いようのない青梅街道を跨ぐ。
こちらの上り車線側は折り返し型、
下り車線側はストレート型に折り返しを組み合わせた形状。



新宿方面
これまた銀杏並木が続くきれいな町並み。
ふと気付けば電信柱がないのだ、青梅街道には。
遠くに見える赤い看板は荻窪駅前歩道橋が連絡する西友である。



青梅方面
方向表示板にあるように、すぐに環八が走り抜ける。

左の下り車線側に下りて150mぐらい進む。



四面道交差点
都道4号、青梅街道と環八が交差するこの地点、
十字路だから四面ではなく、この面とは村のこと。
上荻窪村、下荻窪村、下井草村、天沼村の4村の境界だったからである。

この先、青梅街道はまだまだ続くけれど、若杉歩道橋を上る前に携帯が震える。
帰ってこい!
当然、パン教室を終えた嫁さんからである。
なので、ここで青梅街道は終り。

成子天神下交差点からこの四面道交差点まで7,146m。
歩道橋はなんと12基。
550mぐらいで1基と遭遇することになる、そりゃデジカメも死ぬ。
青梅街道の起点となる新宿大ガード西交差点からだと約7,940m。
歩道橋は13基。
約570mで1基、最近の歩道橋の中ではかなり多い。

魔法の杖が欲しい、そう思う。
もちろん海を分けたり、カエルやイナゴは出さない、
デジカメを生き返らせたいだけ、それぐらいなら罪はないし。

again042_Part5_荻窪までの空を眺める

2010-08-16 11:47:19 | 歩道橋
ミグドルと海との間のピ・ハヒロトの手前で宿営するよう命じなさい。
バアル・ツェフォンの前に、それに面して、海辺に宿営するのだ。

エジプトを脱出する前にヤーヴェはモーゼに命じる。
その3か所がどこか、それは今ではわからない。
これまた、今では誰だかわからんペリシテ人の抵抗にあうかもしれないから、
地中海沿いのルートをとらせなかったとされる。
ペリシテ人とは当時、エジプトに隷属する民族だと言われている。
エジプトを退けられても、ペリシテ人は退けられないのか?
まったくもって意味がわからんが旧約聖書はこう記す。
コレを信じられる人がわからん、旧約聖書以上に。

杉並電話局前歩道橋を上り車線側に下りる。
150mぐらい進む。



博多鉄なべ餃子なかよし
何回目だったか、まだ餃子縛りがあった頃に餃子委員会を行った店。
下り車線側にあるので、ちょっとズームで。
ワサビを一切受け付けないYTに板わさを喰わせて、涙目にさせた店である。
懐かしいなあ、ってほどの過去じゃないけれど。

ここから200mぐらい進む。



区役所前歩道橋
片側2車線となった青梅街道を跨ぐ。
階段はストレート型が1脚ずつと単純な作りの歩道橋。



新宿方面
目の前の信号は、杉並警察署前交差点だけれど、
この先にはない、荻窪方面を振り返るとそこにある。



荻窪方面
左の下り車線の駐停車禁止の所が杉並警察署。
その奥に杉並郵便局がある。
その向かい側に杉並区役所。
その辺りの下が東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅がある。
先の歩道橋を右に進んで行けば、JR中央線の阿佐ヶ谷駅へ。

下り車線側に下りる。
しかし暑い、シマロンの黒デニムが紫外線を吸収してくれて、
下半身が異様なまでに気持ちが悪い、こんなに歩くんだったら、
ハーフパンツにすればよかった、そう後悔しながら400mぐらい進む。



杉並高校入口前歩道橋
両側5車線の青梅街道を跨ぐ。
ストレート型の階段が1脚ずつ、これまた単純な構造。



新宿方面
金太郎飴のような景色。
ホントに銀杏並木と10階建て以下のマンションしか見えない。
で、杉並高校ってどこよ?



荻窪方面
どうやらこの先の横断歩道を左に入って、ずんずん進めば杉並高校らしい。
かなり強引な歩道橋名だけれど・・・。
この歩道橋から南西を見やる。
今日の終点、高井戸の清掃工場の煙突が見える。

右の上り車線側に下りる。
もう、どうにもならん、てか、下り車線側を歩いている時に見えたのだ、
カクヤス
その文字が。
50mぐらい戻って、シルクヱビスを買う。
しかし、上り車線側は日向である、
イチョウの日陰を探してのんびりする。
流れた汗を取り戻したら400mぐらい進む。



西阿佐ヶ谷歩道橋
片側2車線の青梅街道を跨ぐ、階段はこちらが折り返し型。



西阿佐ヶ谷歩道橋 上り車線側階段部分
ここに到達する前は、歩道に合わせて階段を湾曲させているのか?
そう思っていたけれど、車道側はまっすぐに降ろして、
左側を湾曲させて広げている、なんで?



西阿佐ヶ谷歩道橋 階段部分
これまた橋梁部に3段の階段、ホントに謎なんですけど、コレ。



新宿方面
マンションと銀杏並木という町並みは変わらない。
ちょっと食傷気味になってくる。



荻窪方面
荻窪方面もなにも、左の下り車線側は荻窪3丁目。
目の前の交差点名は文大杉高前。
どこでどう切って読むのかすらわからん。
文化女子大付属杉並高校の略ということがわかったのはちょっと進んでから。

JR中央線の線路はもうすぐそこ、
青梅街道の車列が途切れると電車の音が聞こえてくる。
と、同時にデジカメがおかしな動きをする、
レンズが出て1枚撮ると、すぐに引っ込む。
デジカメの災厄は予知できたハズだけれど・・・。

again042_Part4_杉並の中心部を眺める

2010-08-15 23:12:48 | 歩道橋
真夜中ごろ、わたしはエジプトの中を進む。
そのとき、エジプト中の初子は、ファラオの王子から、
もっとも貧しい者の子にいたるまで、さらに家畜の子までも、すべて死ぬ。

モーゼはヤーヴェの言葉をファラオに告げた。
数日後、モーゼに率いられた60万人のユダヤ人とその妻子、家畜が
エジプト脱出の準備が整った夜に、殺戮の大惨劇が起きた、そう旧約聖書は告げる。

平均的な家族構成が仮に5人兄弟であれば、1/5の人が死ぬ、
つまり、エジプトは人口が4/5になってしまったことになる。
しかし、エジプトの記録にはそんなものはないし、
殺戮することで名を残すことが神の目的とはどういうことだ?
最初から従うようにエジプト人を作ればいいだけのことである。
都合のいいように解釈することは、このようにいとも簡単なことである。

高円寺歩道橋を下り車線側に下りて進む。
200mぐらいで次の歩道橋。



新高円寺歩道橋
片側2車線プラス右折車線となった青梅街道を跨ぐ。
こちらの下り車線側は通常のストレート型、上り車線側は折り返し型に見える。
階段を上って行く。



新高円寺歩道橋 階段部分
上りきったと思ったら、また4段の階段。
ココからはこんな感じで橋梁部に階段を設ける歩道橋が多くなる。
若干、階段の斜度をキツくすればいいだけで、こんな形状にする必要って?
おまけに、橋梁部の床部分にはコアラやらパンダやら鶏などが描かれる。
これまた必要?
まあ、神よりは。



新宿方面
正面には下りたばかりの高円寺歩道橋。
左の上り車線側の左端、日本コムシスのビル、
環八沿いにもできていたし、最近、やたらと進出しているけれど。



荻窪方面
目の前に五日市街道入口交差点。
都道7号、五日市街道の起点が左車線側、横断歩道の辺りである。
左折すれば、かつての五日市町、今のあきる野市まで進む。
檜原村や五日市から木材を運ぶための街道だったらしい。
そして、青梅街道は石炭を運ぶ街道、東京と言っても、23区を過ぎればそんなもん。

右の上り車線側に下りる。
日差しが出てきたりして、気温も上昇する。
しかし、それと反比例するかのようにデジカメのバッテリー、
なぜか赤信号がともる、今日、最後までは保ちそうにない。
けれど、こんな日に限って、次から次へと現れる。



馬橋消防署前歩道橋
新高円寺歩道橋から300mぐらいに位置する。
片側2.5車線の青梅街道を跨ぐ。階段は両側ともに折り返し型。



新宿方面
正面の横断歩道の辺りに、東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅入口がある。
その先にクイーンズ伊勢丹・・・あとは銀杏並木が続くばかり。



荻窪方面
歩道橋名の由来となっている馬橋消防署は先の信号の右、上り車線側にある。
ただ、上り車線側の地名は高円寺南3丁目、下り車線側は梅里2丁目、
馬橋という住所表示は今はないし、その由来もわからない。
馬が渡っても壊れない橋があったとか?

下り車線側に下りるとスーパーいなげや。
灰皿があるので一休みして、また300mぐらい歩く。
いや、ホントに多過ぎだ。



杉並電話局前歩道橋
こちらの階段は折り返し型、向こうの上り車線側はストレート型、
だけに見えるけれど、まただ。



杉並電話局前歩道橋 階段部分
新高円寺歩道橋はそれでも4段あったから、わからんでもない。
しかし、この2段って?



新宿方面
ホントに銀杏並木とマンションしか見えない。



荻窪方面
かつて日本には三公社五現業と言われるものがあった。
日本専売公社、日本国有鉄道、日本電信電話公社が三公社、
今のJT、JR、NTTとして民営化されている。
だから、電話局前と言われてもねえ、今じゃNTT東日本だし。
その、かつての電話局が左の下り車線側すぐの所にある。

ちなみに五現業とは郵政省、林野庁、大蔵省所管の紙幣印刷事業、
同造幣事業、通産省所管のアルコール専売事業。
紙幣印刷は独法の国立印刷局、造幣はこれまた独法の造幣局へとなっている。
今でも国が直接行っているのは林野庁だけである。
時代は変わるものである。

ただ、時代の問題ではなく、現在の問題である。
デジカメが殺戮される寸前にまでなっている。
確実に保たない、昼ごはんは携帯だな、そう思いながら上り車線側に下りる。