缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU365日目_Part1_カレーうどん

2010-02-28 20:57:12 | レシピ
2/28(日)

11時に嫁さんの携帯が振動する。
すごいよ、もう品川だって

9時前から嫁さんは東京マラソンを見ていた。
パン教室の生徒さん、その旦那さんが走るらしい。
9時にスタートしたものの、参加者は3万人以上。
旦那さんがスタートしたのは90分後の9時半。
つまり90分で15km走ったらしい。
時速10kmぐらい、もちろんプロはその倍のスピード。
そのまま走れれば、4時間半ぐらいで42.195km。
16,200秒を走って過ごす、どんな感じなんだろ?

嫁さんと一緒に家を出る。
ただ、嫁さんは大学時代の友達に会うために麻布十番へ。
オレはいつも通り、ヒルマへと向かう、ホントに氷雨の中を。

帰ってきたら、東京マラソンは主役が選手ではなく久本雅美。
スポーツ番組からバラエティに成り下がり、
そして、すべての番組の右側には日本地図。
遥か南米チリから津波がやってくるのだ、
22時間、つまり79,200秒かけて。

昼ごはんは1人分なので、一瞬マックに心が動くけれど、
いやはや、カレーが。
そして1週間前に買ったうどんが1玉。
ええ、そうするしかないですよね、カレーうどんしか。

昨日、玉子が賞味期限だったので固茹でにして、
日本酒、みりん、醤油、それぞれ大さじ1に漬けて味玉を作っておく。

フライパンにオリーブオイルをひいてベーコンを炒める、弱火で。
ナツメグと白コショウをふったら、細切りにしたタマネギを。



タマネギを入れたら中火にしてざくざく炒め、
透明になりはじめたら、日本酒を回し入れる。



強火にしてアルコールを飛ばしたら、水300ccを加える。
沸騰したら和風だしの素を小さじ1.5ぐらい加えて弱火に。
残りのカレーを加えてしばらく煮込む。



とろ火に落とす。
カレー粉とガラムマサラ、チリパウダーで味を調える
うどんは投入して温度が下がった後、再沸騰して1分半ぐらいで。

味玉をのせたら出来上がり。



カレーうどんには味玉じゃなくて温泉玉子だよな、
そう思うけれど、しょうがない。

かなり濃い味だけど、カレーうどんだしね。
ただ、うどんは元気だ。変にカレーを吸わないから救われた。

31,536,000秒。
何かがわかったか?わかったことは多かった。
何かが変わったか?変わらない、本質的には。
ただ、そろそろ夏休みは終わらせよう。

DoaU364日目_Part2_カツオのたたきサラダ

2010-02-28 09:13:57 | レシピ
環八の瀬田付近で陥没

OKストアに行く途中でラジオから流れてくる。
環八が混んでるかもしれないから246に回避するか?
そう考えるけれど、見てみたい、好奇心が勝る。

しかし、だ。
すいすいなのだ、どっちも。
好奇心は猫をも殺す、そう言うけれど、人は殺さないらしい。

瀬田周辺とはどこだ?何があった?
サイトをふらついても何も教えてくれない。
ただ、瀬田交差点の歩道橋の上からテレビカメラ。
しかし、ニュースになるほどのことでもなさそうだし。

陥没は見てみたかった。
明日も天気は悪そうだ、よければ見にいってもいいんだけれど。

晩ごはんで仕込みが必要なものなんてない。
洗って切ればいいだけだ。

レタス3枚を洗って、5mm幅ぐらいに切る。
木曜日に買ってきたミニトマトを洗う。
乾燥ワカメを水でもどしてから5cmぐらいに切っておく。

あとはOKで買ってきたカツオのたたきを切るだけ。



柚子ポン酢におろしニンニク、おろしショウガを和えて、
ざっとかければ出来上がり。

156円@100gとは思えない、カツオのたたきは。
うまさなあ、ホントに。
解凍モノでもいいんじゃね?
高知とか産地で水揚げされたばかりのものを食べたら、
そりゃ違うんだろうけれど、そんなもん喰う機会はそうない。
環八が陥没する確率ぐらいのもんだ。

DoaU364日目_Part1_メンチカツカレー

2010-02-27 18:53:13 | 食べ物
2/27(土)

mince meat
つまり挽肉である。
これをcutletにする、つまり
♪小麦粉、卵に、パン粉をまぶして 揚げれーば♪
そうメンチカツである。

洋食であるけれど、欧米では食べられない食べ物、和食である。
ミンスミートカツレツなので、関西風にミンチカツの方が近いけれど、
東京ではメンチカツと言われる。
ハンバーグを揚げたものだけれど、なんでこんなものが生まれたんだろ?
さっぱりわからんけれど、しかし、嫁さんがエレベーターで叫ぶ。
メンチカツだよ、メンチカツ!
OKストアのエレベーターに貼ってあったチラシ、見たまんまを叫んだだけ。

昼ごはんは前夜のオリエンタルのカレーである。
何か揚げ物をトッピングするのもいいよな、そう思う。
2階で白ワインやらラム酒やら足りないものを買って、
3階に上がると、メンチカツがホントにある。
嫁さんがメンチカツを掴むと思ったら、コロッケだよ。
しかし、メンチカツも喰いたそうな顔である。
しょうがねえなあ。

家に帰って昨日のカレーを温めればいいだけ。



ジャガイモがほぼ形をなくしているので、粘性が上がっている。
昨夜、焼肉を食べに行っていた嫁さんは初見である。

黄色っぽいカレーって豚肉のカレーを想像しちゃうんだよね
嫁さんはそもそも肉が喰えなくて、カレーも肉抜きで食べていた。
友達の家で出された時、食べたらしいけれど、その後、さすがに吐いた、と。

だから黄色いカレーはイヤなのだ。
いや、豚じゃないんだって、牛すね肉だって、そう言っても
牛肉は茶色いイメージだから、なんかヘン
で、食が進まないのだ、嫁さんは。
結局、あと1食分ぐらい残る。
夜はイヤだ、てか、晩ごはんは決まっている。
明日もカレー?
う~ん、明日も洋食という和食か・・・。

DoaU363日目_Part2_オリエンタル即席カレー

2010-02-27 10:50:11 | 食べ物
世の中は評価でできている。

モノの値段だって売る側が勝手に値段が付けられる訳ではない。
買う側が評価する、最終的に。売れなければ下げざるをえない。
裁判は裁判官が評価する、量刑という名の下に。

ちょっと大きな会社だと人事評価か行われる。
目標を立て、その目標の達成率で評価が決まる。
営業はわかりやすいけれど、管理部門はかなり難しい。
ミスなく、それは当たり前であって、目標にはならないからだ。

同様に、何かを作る部門でも難しい、客観的な評価ができないからだ。
芸術作品だって同じだ、客観的な評価はない。
権威のあるものが、これは素晴らしい、その一言で決まる。
論理学で言う権威による誤謬でしかないけれど、
キム・ヨナと浅田真央のメダルの色を決めたのも、
論理的には誤謬でしかない評価というものである。

昼寝する?
フィギュアスケートを見終えた嫁さんがニコニコ顔で言う。
外を見ればけっこうな勢いで雨がふっている、
ああなるほど、そう納得する。
ただ、ハローワークに行くって言ってたじゃん、オレ。

ちゃんと16時前に着くけれど、なんだか遅いのだ。
かなり待って呼ばれると、意味がわからんことを言われる。
いや、もちろん悪い話ではない。

しかし、だ。
どういう評価なんだ?さっぱりわからん。

帰りにキミサワに寄る、ビールが足りないのだ。
つらっと見ていると、なんだかスゴいものがある。



オリエンタル即席カレー
昭和20年に発売された粉末タイプのカレーである。
元祖即席カレーはハウスだけれど、コレがかなりうまいのだ。
シェアではハウス、S&B、グリコでほぼ100%。
オリエンタルはホントに局所的な人気?
昼のヨコイに続いて、またも名古屋飯だ、なにしてんだか。

牛すね肉が20%オフだったので、それも買う。

18時に家に帰ってから、すぐにカレー作りにとりかかる。
牛すね肉に塩をふって、臭みをとる。
汗をかいたら、ナツメグとタイム、白コショウをふっておく。
小さめのジャガイモ3個の皮をむいて、水にさらす。
セロリを細かく刻む。
ニンジンの皮を剥き、テキトーに切る。
タマネギ1個は櫛切りにしておく。

鍋にオリーブオイルをひいてセロリを炒める。



強めの弱火ぐらいで炒めはじめる。
セロリの香りがたったら牛すね肉を放り込む。



牛肉を入れたら強火にして表面の色が変わるまで炒める。
強火のままニンジンを炒める。
ニンジンにオリーブオイルが絡んだら、ジャガイモも放り込む。



ジャガイモが崩れないように、ざっくりと。
白ワインを100ccぐらい入れてアルコールを飛ばす。
水1,000ccを加えて沸騰させる。
タマネギは食感を残したいので、この時点で投入。
とろ火に落として、ことこと1時間ぐらい煮込む。

一度、火を落とす。
オリエンタル即席カレーを少しずつ加え、しっかりと混ぜ合わせ撹拌。



中火で沸騰させたら1時間ぐらい休ませる。
それから、とろ火で1時間ぐらい煮込んだら完成。



This is the curry rice !
そんな感じのできである。
とろっとはしていないけれど、さらっともしていない。
茶色よりも黄色っぽい感じ。
牛すね肉の香りが漂うし、その食感もいい、なかなか。

オレにとってはこれぐらいの辛さがちょうどいい。
言いたくはないけれど、昔のカレーライスなのだ。
しかし、OKはこれをカレーと認めないかもしれない。

カレーの評価って何だ?
これまた個人の趣向でしかない、食べ物すべてに言えることだけれど。

DoaU363日目_Part1_スパゲッティハウス ヨコイ

2010-02-26 21:33:55 | 食べ物
2/26(金)

目の前で女性が泣いていたらどうするか。
19歳の女の子だったら、やっぱり恐ろしい。
金をむしり取られるんじゃないか?そう思う。
40歳すぎの女性だったら、そりゃ逃げろ、当たり前だ。
刃物を持っているんじゃないか?そう思う。
いや、ホントに怖い。

12時過ぎ。
嫁さんが涙声で叫ぶ。
よかったよ、よかったよ
テレビでは、嫁さんお気に入りの鈴木明子が楽しそうに滑っていた。
なんで泣くんだ?嫁さんが。意味がわからん。

ただ、オレは鈴木明子の滑りをちゃんと見ていた訳ではない。
だってキッチンにいたんだから。
今日の嫁さんの希望はこれである。



スパゲッティハウス ヨコイのソース
日本製麻という富山の会社が作っているパスタソースである。
いや、パスタじゃないな、スパだな、かの地では。

そう、名古屋の有名なあんかけスパ屋の味を再現したソースである。
すでに何度も食べているけれど、コレを食べたいと言うのだ、なぜか。
しかも、今までは1人用のソースだったから、オレはちょっと食べるだけ。
しかし、だ。
キミサワで50%オフで売っていたのは2人用×2という物騒なもの。
オレもこれか・・・。

レトルトなので小鍋で温める。

冷凍させていたハンバーグを解凍する。
マルハニチロの白身&タルタルソースを電子レンジで温める。

さて・・・。
セロリを刻む。タマネギ1/2個は櫛切りに。
冷凍させていたほうれん草を取り出す。
そしてバターなのか生クリームなのか、未だにわからんものを切り出す、
そう48%である。

フライパンに48%を入れて溶かす。
やっぱりさ、生クリームだよ、これ、だって白いもん。
溶けた所でセロリを放り込む。



しっかりと炒めたら、ほうれん草とタマネギを。
タマネギは食感を活かしたいので後入れ。



パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
本来はスパゲッティの方がいいんだけれど、ないものはない。
8分半ぐらいでちょうどいい感じになるので、フライパンへ。
バター(?)を絡めるように混ぜ合わせたら皿へ。

ハンバーグ、フライをのせて、パスタの周囲にソースを回しかける。



むーん。
これはどうしたことか。
ただ、ヨコイのパスタソースを食べ、チャオのソースも食べた。
名古屋にいたときよりも、あんかけスパを食べる頻度は高いかもしれない。
しかも、今回のソースはまだ2人前残っている上に、賞味期限は5/8だ。
3ヶ月以内にまた食べるのだ、なんてこった。

14時過ぎ、19歳の女の子が泣いていた。
韓国国籍の女の子は、たぶん達成感で。
日本国籍の女の子は、たぶん金メダルがとれなかったことに対して。
浅田真央の涙が自分の失敗に対するものだったら救われる。
彼女には次がある、しかし、4年前に
しーちゃんと同じ色のものが欲しい
そう言ったカエル顔には次はないのだから。

DoaU362日目_Part2_蒸し鶏

2010-02-26 14:34:56 | レシピ
Besser spät als nie.

何もないよりも遅れる方がまだいい。
諺ではそう言う。
でもさ、そうなのか?とも思う。
遅れて役に立たないことだって、けっこうある。

昼ごはんはイカ味付とテキトーに済ませたけれど、
その前に晩ごはんの仕込みはちゃんとしておく、
夕方、出てしまうからなんだけれど。

冷凍させておいた鶏胸肉に、日本酒をふって電子レンジで解凍。
出てきた水分をペーパータオルで拭き取ってから、
塩を多めにふって、また日本酒。ラップで包んで冷蔵庫へ放り込む。
これでおしまい。
あとは帰って来てからで十分。

1時間で終わると思っていた用事は2時間。
自由が丘着は19時半。キミサワに寄る。
嫁さんに頼まれていたソーセージとミニトマト、タマネギを買って帰る。

しかし、だ。
ドタキャンである。
金曜日のパン教室がなくなってしまった訳である。
まあ、ソーセージとタマネギはいいけれど、ミニトマトはどうする?

Besser nie als spät.
気分的にはそんな感じ。
遅れてきた連絡は、何の役にも立たない、
金の浪費が発生しただけだ。

先週の宅配野菜の残り、白菜をざくざくと刻む。
耐熱皿にざっとあけて、鶏胸肉を叩き起こして、冷凍庫からブロッコリーを。



あとは電子レンジである。
ダイヤルメニューから「肉・魚の蒸し物」を選んでスタート。
10分ちょいで、電子レンジは「できました」そう言う。
見ると、厚い部分がまだちょっと生、再加熱する。



いい感じで裂ける。
胸肉なのでジューシー感はさほどないけれど、
しっかりした肉質でなかなかいい味わい。
柚子ポン酢で食べる。

北彩館で買ってきたスタミナ源たれでもいいけれど、
開けたてだと、ニンニクがキツいから胸肉は負けちゃうし。

Besser alt als neue.
そんなことだってある。

DoaU362日目_Part1_ちょうした「いか味付」

2010-02-26 10:36:43 | 缶詰
2/25(木)

ノルウェーの処刑法

ジャンプはそう言われていたけれど、もちろんウソである。
ただ、そう考えられてもおかしくはない、無茶苦茶だもん。
誰が考えたんだ?てか誰が始めたんだ?あの無茶な競技。

てか、冬季オリンピックの競技全てが滅茶苦茶だ。
スケルトンなんて処刑としか考えられないし、
リュージュなんて死人が2人しか出ていないの不思議なぐらい。
アルペンのスラローム系だって生きてる方がおかしい。

夏季オリンピックは基本は人力、人間の力が全てだ。
しかし、冬季オリンピックは人力以上のスピードとの勝負。
人力ではないのだ、基本が。
恐怖心に克つ、それだけの筋力と度胸が総てだ。

しかし、見ていて楽しいのは冬季オリンピック。
F1と同じだ、サーカスなのだ。
およそ人間業とは思えない、見せ物に近い感覚。

そう、F1。
今や空気力学だって導入されている、ボブスレーには。
イタリアチームはフェラーリだし、ドイツはBMW。
ホントにF1なのだ。
日本は当たり前だけど勝てない、そもそもマイナースポーツ。
アメリカの公聴会でフルぼっこされたトヨタが開発するとか、
そんなことが起きる訳もないけれど、そんな奇蹟が起きないと勝てる訳がない。

しかし、フェラーリもBMWもカナダに勝てなかった。
シューマッハーじゃないしね、ドライバーは。

オリンピックをたらたら見ている間に、とっくに13時を過ぎている。
食欲がまったくないけれど、しかし、なんか喰わないと。
作る気はまったく起きないので、好きなものを探そう。
そう缶詰を。

珍しい缶詰は嫁さんも一口は喰いたくなるはずなので、
ありきたりのものにする。



ちょうした「いか味付」
スーパーで100円で売っているようなモノである。
期待感なんてロト6の1等ぐらいのもんだ。

品名  :いか味付
原材料名:いか、醤油(小麦を含む)、砂糖、食塩、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)
固形量 :70g
内容量 :140g
賞味期限:缶蓋に記載
販売者 :田原缶詰株式会社 ITO3
     千葉県銚子市橋本町1982-1
お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120-054918

ちょうしたブランドで売っているのは田原缶詰である。
期待してもいいのはイワシ、だって銚子だし。
イージーオープン缶ではない、缶切りできこきことやるタイプ。



岩手缶詰の「いかまるごと姿煮」とは当然違う。
輪切りにされたイカがごろごろと。

栄養表示 一缶あたり(液汁を除く)
エネルギー 93kcal
たんぱく質 15.0g
脂質    1.12g
炭水化物  5.1g
ナトリウム 672mg
食塩相当量 1.7g

イカはヘルシーだよな。
70gで93kcalしかない、いかんな、こんなんじゃ。



お皿にあけてみると、ゲソまで入っている。
小さいイカを丸ごと1杯使ってるってこと。

一切れ食べてみる。
ちょいと固いか?

電子レンジを600wにセット、40秒加熱。
ちょっと温かいかな?ぐらいの感じ。
これ以上だとイカが固くなる、ちょうどいい柔らかさ。

まあ100円だ。
ただ、加熱する前にショウガを足しておけばよかったな、そう思う。
そうすれば、缶詰だって立派な一品になる。
料理法が確立されていないだけだ、日本のボブスレーみたいに。

DoaU361日目_Part2_里芋と豚もも肉の煮物

2010-02-25 21:11:54 | レシピ
その言葉は21世紀手前ぐらいから使われるようになった。

モチベーション

そもそもは、動機付けという意味だけれど、
やる気というニュアンスで使われはじめる。
モチベーションを下げないように
上肢からそう言われるようになる、部下に対して。
やる気がないなら辞めればいいじゃん、そう思ったけれど、
たいていの場合、やる気をなくしがちなヤツほど仕事ができる。
なんだかねえ、ホントに。

昼過ぎまでテレビを見ていたので、ぐだぐだ感が両肩にずっしりと来る。
何かを作ろうなんてモチベーションはさらさら起きない。
ただ、先週の宅配野菜で届いた里芋はなんとかしなければならない。

里芋をざっと洗って水から茹でる。
沸騰して10分ぐらいで軽く水にさらして粗熱をとる。
皮は例によってつるっと簡単に剥ける、楽でいいなあ、痒くもならないし。

表面のぬめりを包丁で六方切り、いや八方切りぐらいかな。
鍋に里芋を入れて、ひたひたになるぐらいまで水を張る。
日本酒100ccを加えて火にかける。

ニンジン半分を縦に4等分して、厚さ5mmぐらいに切って、
鍋に放り込む。

一煮立ちしたら、灰汁をひいて弱火に落とす。
みりん大さじ2を加えて甘みを入れておく。

そもそも、おしゃれ小鉢ぐらいのもんだ、この煮物は。
ただこれ以上、何かを作る気にもなれない。
豚もも肉を入れればいいじゃん、そう思う。
解凍しないで、冷凍してある豚もも肉を放り込む。



弱火でことことやってる場合じゃない、もも肉なので。
中火にして煮込む。

しかし、だ。
肉というか動物性たんぱく質は急激な熱変化はNGなのだ。
せめて解凍してから入れればよかったのに・・・
モチベーションの低さは基本すら忘れさせる。



ニンジンは激しく甘くなった。
里芋もいい感じの味わい。
豚もも肉は固いまんま、ったく。

しかし、嫁さんにはコレでは足りないよね、そう思う。
卵2個を割りほぐして、和風だしの素、醤油を少し足して、
みじん切りにしたネギを放り込んでしっかり撹拌。
あとは玉子焼きの容量で・・・
いやいや、ネギが入ると無理だよ、出汁巻きは。



層ができていないのである。参ったね、ホント。

焼き上がったぐらいで嫁さんが帰ってくる。
王将の餃子弁当は強烈だぞ!
とてもじゃないけれど、米を食べよう、そんなモチベーションはないらしい。

ぐだぐだだ、2人揃って、ホントに。

DoaU361日目_Part1_スパゲッティーニのセロリクリームソース

2010-02-25 12:00:44 | レシピ
2/24(水)

19歳の今頃、何をしていたんだろ?
テレビを見ながらそう思った。
大学1年最初の春休み、記憶にはもうないけれど、
バイトしては遊びに行っての繰り返し、そんなもんだろう。

しかし、テレビのなかでは19歳の女の子が跳んで、回っていた、
世界という舞台で。

嫁さんが月曜日にパン教室で使った生クリームを消費しなければならない。
2日連続だろうが、パスタにするしかないのだ。

セロリ1/2本をみじん切りにすれば、準備は終わったようなもの。
あとは冷凍させておいたハンバーグを解凍するぐらいだし。

フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを馴染ませる。
クリームソースなので、ボケた味になるのはイヤなので、唐辛子を1/2本。
ニンニクが馴染んだら弱火でじっくりと香りを出し、刻んだセロリを。



セロリの香りがたったら、白ワインを少し加えてアルコールを飛ばす。
水200ccを加えて煮立たせたら、固形ブイヨン1個を入れ、弱火で煮込む。
水分が半量ぐらいになったら、粒マスタード小さじ2を加える。



バジルとオレガノをちょっとふり入れたら、生クリームを投入。
とろ火に落として、水分をさらに飛ばす。
ハンバーグを手でちぎって、フライパンへ。



バラバラにならないように、フライパンを揺すって馴染ませる。

パスタは当たり前のようにディチェコのスパゲッティーニ。
その後、しっかりと加熱するので8分で引き上げる。
フライパンへ入れたら、強火にして煽るようにしてソースと絡ませる。



仕上げにパルメザンチーズと黒コショウをがりがりとやれば完成。

かなりコテコテな感じに見えるけれど、あの強烈な48%に比べれば
なんのその、である。
ハンバーグはクリームソースをちょっと吸い上げたぐらいで、
ハンバーグですよ、そう主張する。
ただ、肝心のセロリの香りがかなり消えてしまっていて、
単なるクリームソースに近いような・・・。

19歳の日本人もすごかったけれど、キム・ヨナは強烈だ。
浅田真央のスゴさを20秒で消し去った、生クリーム以上のインパクトで。

DoaU360日目_Part2_キハダの漬け

2010-02-25 11:13:03 | レシピ
海の鶏肉
和訳すると訳がわからんけれど、
はごろもフーズのシーチキンである。

このオイル漬けのツナがまあウマい訳だ。
醤油をたらしただけでもいいし、ちょいとマヨネーズも素敵だ。
ネギを散らしても、刻み海苔でも何でも合う。

で、このシーチキンの原材料となっているのがキハダである。
英語だとYellow fin tuna。
日本語でもそのまんまだ、ハダとは肌ではなくて、ひれのこと。
黄色いひれ
背びれと尻びれが黄色いからこの名前がある。

昼ごはん前、キミサワのちらしをみていた嫁さんが言う。
マグロ祭だぞ
あったかそうだし、久しぶりに刺身もいいか、そう思う。
嫁さんが出掛けたあとにキミサワでキハダを掴む、なにも考えずに。
台湾産の解凍ものではなく、三重県産の生である。
そそくさと家に帰って来て、バットを取り出す。
日本酒大さじ1、みりん大さじ2、醤油大さじ2を合わせる。
刺身の柵を半分ぐらい斜めにそぎ切りにする。



ラップをキハダに密着させるようにかけて空気を抜く。
落としぶたみたいな感じで。
冷蔵庫でゆっくり寝てもらう。
2時間後、ひっくり返してまたご就寝。

後は白菜の漬け物。塩とショウガで十分である。
食べる直前に取り出し、残っていたキハダもそぎ切りにすれば出来上がり。



漬けにした方から食べてみる。
いい感じで脱水して、マグロ自体もうまくなっているような。
しかし、だ。
生から食べた嫁さんが言う。
漬けにしなくてもよかったかも
生も食べてみる、うん、たしかにウマい、キハダにしては。
298円@100gだからね、そう言うと、嫁さんがキミサワのちらしを持って来る。
指差した先には198円@100gのマグロ、もちろん台湾産の解凍もの。

いやはやなんとも

行動する前にまず考えよう、前日の奇行の教訓がまったく活きていない。
ドン・キホーテだって、途中から反省することを覚えたのにねえ、
ったく。