ご無沙汰しました。
さて今週も足慣らしにと、日光の白根山を目指すことにしました。
自宅を午前3時過ぎに出て湯元の駐車場に5時半前に到着、エサを胃袋に詰め込んで5時40分ころ出発。
お天気もあまりよろしくなさそう、ガスっていて周りの山も見えません。
寝不足も相まってペースがあまりあがらないので、のんびりと上を目指すことにします。
お天気ならばのんびりと白根周辺でお花の写真でも撮ろうと思っていましたが、晴れるでしょうかね?日光地方には大雨注意報が朝から出ています。
お昼過ぎくらいから雨降りになるかな、心の中のお天気おねえさんがささやいていますが、さてどうなりますかな?
7:00AM 外山尾根に到着しました。時おり青空も見えますが相変わらずガスの中です。
前白根山までの道は今は一面キオンハンゴンソウのお花畑になっています。
*キオンに似ていますが、葉っぱの形からハンゴンソウですね、勉強不足でした。
7:50AM 前白根山頂に到着、一面のガス、何もみえません。
この分では白根本峰もガスかな?お花見どころではなさそうです。さてどうするかな?
お花見はあきらめて錫ヶ岳を目指すことにします。
さてここからどれくらい離れているのかな?どれくらいかかるのかな?なんて考えながら歩いていると、
避難小屋下降点をすこし進んだ辺りで、ガスの切れ間に白根山が少しだけみえました。が相変わらず雲が立ち込めています。
8:50AM 白根隠し山頂到着、ここまでは気持ちの良い草原の尾根です。
晴れていれば後ろに白根山が見えるはずなのですが。
ここから白檜岳のコルまでガレ場を一気に下ります。足を滑らしたら・・・なんて考えてしまうくらい緊張するところです。
コルから気持ちの良い岩混じりの尾根を辿ると、白檜岳山頂に続く笹原の尾根を進むようになります。
9:30AM 白檜岳
前夜降った雨で笹原はびっしょり、ズボンも靴もぐっしょり、まるで水の中を歩いているようです。
白檜岳頂付近から樹間越しに四郎山と燧ケ岳がみえます。西側、群馬県側はお天気です。
山頂から南へ向かい次のピークを目指します。錫ヶ岳方面は相変わらずのガスで、錫ヶ岳までどれくらいなのかの見当が付きません。
錫の水場手前の森の中の道です。時おりこんな気持ちの良い道が出てきます。
ここで登山者一人に出会いました。さらに女性二人が錫ヶ岳を目指しているとのことです。
やっと樹間越しに錫ヶ岳が見えてきました。10:00AM頃に水場を過ぎました。もう少しです。
森を抜けてれば広い笹原の尾根になり、ここには大きな池塘が2つあります。
錫ヶ岳の最後の登りです。あとひと登りと自分を励ましながら進みます。
10:45AM 長いながい登りもやっと終わり錫ヶ岳山頂に到着、ここまで長かったな。
湯元の駐車場を出ておおよそ5時間かかったことになります。山頂にはおねえさんが二人昼食の準備中です。
今朝の6時に白根山の避難小屋を出てきたとのこと。これから湯元まで下るのだそうです。
宿堂坊、三俣山へ続く県境尾根方面を見てもガスっていてよくわかりません。
さて、これからどうしようかな?
一つは今来た道を引き返し湯元へ戻る、もう一つは県境尾根をさらに南へ進んで柳沢へ下り、西ノ湖経由で小田代ヶ原経由にて湯元に帰る。
前者はアップダウンはあるが精神的には楽ちん、後者はルートもはっきりしないし長丁場になる、おまけにコンパスを忘れてきっちゃった!
このあと大雨が懸念され、後者は渡渉の問題もあるので、やはり前者で行くことにします。
あと2時間くらいで雨になるかも知れぬことを告げ、自分もそそくさとエサを胃袋に詰め込み、
11:10AM彼女らの後から錫山頂を後にします。
山頂からしばらく降りたところで、これから辿る尾根と遠く白根山が見えてきました。
11:45AM 錫の水場看板を過ぎ、30分ほど歩くと空が晴れだしました。
ここでやっと白根山が見えるようになりました。
振り返れば錫ヶ岳の全容もやっと見ることができました。
雨は降らないのかな?と思えるくらいに良い天気になってきています。
白根山と遠く燧ケ岳がよく見えます。ここからは分かるだけでも至仏山、平ヶ岳そして遠く荒沢岳が見えます。
さあっ先を急ぎます。
白檜會山山頂付近に見られる立ち枯れです。
白檜會山山頂へ続く笹の尾根を進みます。先ほどまでの晴れ間は何処かへ行ってしまいました。
1:00PM白檜會山から白根隠し、やはり雨が降るのかな?なんだか怪しい。
白根隠しとのコルに向かいます。白根山はまだ見えていますが、外輪山の東側からは再びガスがかかり出しています。
外輪山の一角白根隠しもガスに覆われ始めています。
コル手前の岩尾根で腰を下ろして、たぶん今日はこれが見納めとなると思い、しばし写真撮影をします。
さて、腰を上げてコルへと向かいます。雲行きもだんだん怪しくなっています。
白根隠しのガレ場を登りながら白檜岳方面を振り返るも、錫ヶ岳方面はすっかりガスに覆われています。
時おりガスもはれ白根隠し山頂までの気持ちの良い尾根が見れます。
辿った尾根を振り返ります。
白根隠し山頂南側から白根山を見れば、ズグザグに付けられた登山道に登山者が見えます。
右奥に五色山も見えます。
なおも草原のような気持ちの良い尾根を白根隠し山頂へむけ進みます。
1:40PM 白根隠し山頂へ到着しました。
さっきまで見えていた白根山もガスがかかり出しています。そして無情にも雨が落ちだしました。
朝は前白根からここまで1時間、帰りも全く同じ時間だけかかるはずです。
水も残り100ccくらい、前白根で補給するつもりでしたがここはあきらめて先へ行くことにします。
少し前から右ひざに痛みが出ています。前白根への最後の登りを終えれば後は一気に湯元まで下りになります。
2:20PMころに前白根山頂を通過、強くなった雨に一本をいれずに湯元を目指します。
錫の下りで追い越したおねえさんがたどうしただろうな?なんて考えながら、立ち止まらずに雨具に付いた雨粒やシラビソの葉っぱに溜まった雨粒で渇いた喉を慰めます。
外山までの尾根の一角、天狗平手前で無情にも左ひざまでもが痛み出しました。毎度のことながら嫌気が差します。
世田谷食品のお世話にでもなろうかな、なんて考えていたら今度はグルグルグル・・・コマーシャルソングが頭から離れなくなってしまいました。
全くもってたまったものではありません。
尾根も終わりここから一気に急斜面を下ります。相変わらずの雨、両膝の痛み、頭の中はエンドレスのグルグルのグルコサミン・・・どうにかしてちょ!
・・・やっとこさ長い下りから開放されて湯元のスキー場へ、錫の水場手前で行き会った登山者にここで追いつきました。
そして4:00PM湯元駐車場到着、長いながいハイキングもやっと終わりました。
おおよそ10時間30分の長丁場となりました。スキー場に着いた時にはすでに雨も上がり、思ったほど悲惨な姿にはなっていなかったようです。
そして本日一番の難関は、帰り道クラッチを踏み込むのが大変だったということは言うまでもありません。
参考時間
2012年9月1日
駐車場→(2時間30分)前白根山→(3時間)錫ヶ岳→(3時間10分)前白根→(1時間40分)駐車場
さて今週も足慣らしにと、日光の白根山を目指すことにしました。
自宅を午前3時過ぎに出て湯元の駐車場に5時半前に到着、エサを胃袋に詰め込んで5時40分ころ出発。
お天気もあまりよろしくなさそう、ガスっていて周りの山も見えません。
寝不足も相まってペースがあまりあがらないので、のんびりと上を目指すことにします。
お天気ならばのんびりと白根周辺でお花の写真でも撮ろうと思っていましたが、晴れるでしょうかね?日光地方には大雨注意報が朝から出ています。
お昼過ぎくらいから雨降りになるかな、心の中のお天気おねえさんがささやいていますが、さてどうなりますかな?
7:00AM 外山尾根に到着しました。時おり青空も見えますが相変わらずガスの中です。
前白根山までの道は今は一面
*キオンに似ていますが、葉っぱの形からハンゴンソウですね、勉強不足でした。
7:50AM 前白根山頂に到着、一面のガス、何もみえません。
この分では白根本峰もガスかな?お花見どころではなさそうです。さてどうするかな?
お花見はあきらめて錫ヶ岳を目指すことにします。
さてここからどれくらい離れているのかな?どれくらいかかるのかな?なんて考えながら歩いていると、
避難小屋下降点をすこし進んだ辺りで、ガスの切れ間に白根山が少しだけみえました。が相変わらず雲が立ち込めています。
8:50AM 白根隠し山頂到着、ここまでは気持ちの良い草原の尾根です。
晴れていれば後ろに白根山が見えるはずなのですが。
ここから白檜岳のコルまでガレ場を一気に下ります。足を滑らしたら・・・なんて考えてしまうくらい緊張するところです。
コルから気持ちの良い岩混じりの尾根を辿ると、白檜岳山頂に続く笹原の尾根を進むようになります。
9:30AM 白檜岳
前夜降った雨で笹原はびっしょり、ズボンも靴もぐっしょり、まるで水の中を歩いているようです。
白檜岳頂付近から樹間越しに四郎山と燧ケ岳がみえます。西側、群馬県側はお天気です。
山頂から南へ向かい次のピークを目指します。錫ヶ岳方面は相変わらずのガスで、錫ヶ岳までどれくらいなのかの見当が付きません。
錫の水場手前の森の中の道です。時おりこんな気持ちの良い道が出てきます。
ここで登山者一人に出会いました。さらに女性二人が錫ヶ岳を目指しているとのことです。
やっと樹間越しに錫ヶ岳が見えてきました。10:00AM頃に水場を過ぎました。もう少しです。
森を抜けてれば広い笹原の尾根になり、ここには大きな池塘が2つあります。
錫ヶ岳の最後の登りです。あとひと登りと自分を励ましながら進みます。
10:45AM 長いながい登りもやっと終わり錫ヶ岳山頂に到着、ここまで長かったな。
湯元の駐車場を出ておおよそ5時間かかったことになります。山頂にはおねえさんが二人昼食の準備中です。
今朝の6時に白根山の避難小屋を出てきたとのこと。これから湯元まで下るのだそうです。
宿堂坊、三俣山へ続く県境尾根方面を見てもガスっていてよくわかりません。
さて、これからどうしようかな?
一つは今来た道を引き返し湯元へ戻る、もう一つは県境尾根をさらに南へ進んで柳沢へ下り、西ノ湖経由で小田代ヶ原経由にて湯元に帰る。
前者はアップダウンはあるが精神的には楽ちん、後者はルートもはっきりしないし長丁場になる、おまけにコンパスを忘れてきっちゃった!
このあと大雨が懸念され、後者は渡渉の問題もあるので、やはり前者で行くことにします。
あと2時間くらいで雨になるかも知れぬことを告げ、自分もそそくさとエサを胃袋に詰め込み、
11:10AM彼女らの後から錫山頂を後にします。
山頂からしばらく降りたところで、これから辿る尾根と遠く白根山が見えてきました。
11:45AM 錫の水場看板を過ぎ、30分ほど歩くと空が晴れだしました。
ここでやっと白根山が見えるようになりました。
振り返れば錫ヶ岳の全容もやっと見ることができました。
雨は降らないのかな?と思えるくらいに良い天気になってきています。
白根山と遠く燧ケ岳がよく見えます。ここからは分かるだけでも至仏山、平ヶ岳そして遠く荒沢岳が見えます。
さあっ先を急ぎます。
白檜會山山頂付近に見られる立ち枯れです。
白檜會山山頂へ続く笹の尾根を進みます。先ほどまでの晴れ間は何処かへ行ってしまいました。
1:00PM白檜會山から白根隠し、やはり雨が降るのかな?なんだか怪しい。
白根隠しとのコルに向かいます。白根山はまだ見えていますが、外輪山の東側からは再びガスがかかり出しています。
外輪山の一角白根隠しもガスに覆われ始めています。
コル手前の岩尾根で腰を下ろして、たぶん今日はこれが見納めとなると思い、しばし写真撮影をします。
さて、腰を上げてコルへと向かいます。雲行きもだんだん怪しくなっています。
白根隠しのガレ場を登りながら白檜岳方面を振り返るも、錫ヶ岳方面はすっかりガスに覆われています。
時おりガスもはれ白根隠し山頂までの気持ちの良い尾根が見れます。
辿った尾根を振り返ります。
白根隠し山頂南側から白根山を見れば、ズグザグに付けられた登山道に登山者が見えます。
右奥に五色山も見えます。
なおも草原のような気持ちの良い尾根を白根隠し山頂へむけ進みます。
1:40PM 白根隠し山頂へ到着しました。
さっきまで見えていた白根山もガスがかかり出しています。そして無情にも雨が落ちだしました。
朝は前白根からここまで1時間、帰りも全く同じ時間だけかかるはずです。
水も残り100ccくらい、前白根で補給するつもりでしたがここはあきらめて先へ行くことにします。
少し前から右ひざに痛みが出ています。前白根への最後の登りを終えれば後は一気に湯元まで下りになります。
2:20PMころに前白根山頂を通過、強くなった雨に一本をいれずに湯元を目指します。
錫の下りで追い越したおねえさんがたどうしただろうな?なんて考えながら、立ち止まらずに雨具に付いた雨粒やシラビソの葉っぱに溜まった雨粒で渇いた喉を慰めます。
外山までの尾根の一角、天狗平手前で無情にも左ひざまでもが痛み出しました。毎度のことながら嫌気が差します。
世田谷食品のお世話にでもなろうかな、なんて考えていたら今度はグルグルグル・・・コマーシャルソングが頭から離れなくなってしまいました。
全くもってたまったものではありません。
尾根も終わりここから一気に急斜面を下ります。相変わらずの雨、両膝の痛み、頭の中はエンドレスのグルグルのグルコサミン・・・どうにかしてちょ!
・・・やっとこさ長い下りから開放されて湯元のスキー場へ、錫の水場手前で行き会った登山者にここで追いつきました。
そして4:00PM湯元駐車場到着、長いながいハイキングもやっと終わりました。
おおよそ10時間30分の長丁場となりました。スキー場に着いた時にはすでに雨も上がり、思ったほど悲惨な姿にはなっていなかったようです。
そして本日一番の難関は、帰り道クラッチを踏み込むのが大変だったということは言うまでもありません。
参考時間
2012年9月1日
駐車場→(2時間30分)前白根山→(3時間)錫ヶ岳→(3時間10分)前白根→(1時間40分)駐車場