野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

中禅寺湖は青い

2012-01-18 22:24:59 | 山歩き・山の写真
これもずいぶんと前になります。
紅葉のきれいな時期の奥日光は大変混雑してしまいます。
ならば奥日光の南側、足尾の北側になる中禅寺湖南岸の山はどうかな?
そんな思いで10月中旬、足尾のダムサイトから歩いて中禅寺湖を目指しました。
のんびりと車道を阿世潟峠へ、やがて車道も終わり山道になるとまもなく峠に到着。
狙い通り周りは見事なまでの紅葉、おまけに人もまばらでした。
登山者は殆どが半月峠からの人たちです。
そしてこれも予想通り、中禅寺湖の向こう岸の国道は大渋滞。
笑ってやりましたよ、こんな時期に走る道路じゃなかですばい。
紅葉と青い湖の大パノラマ、足で稼がなきゃ~こうはいかんがね!


その冬に、秋に見たあの景色がもし雪景色だったら?と思い、そのチャンスを待ちました。
数日続いた降雪後にと機会を待ちましたが、太平洋式気候のこの地では無理。
あきらめて行ったのが、ぽかぽか陽気の2月初旬のこと。
夜明け前に歩き出し、峠に着いたのは朝8時ころ。
峠からは秋とは違い青と白の景色が広がっています。

大きい山は男体山、平凡な構図だぎゃ

峠から社山へと途中のポイントでカメラをセット、のんびりとシャッターを切ったりご飯を食べたりしながら日の傾くのを待ちました。
そしてその時が来ました。
真冬でも結氷しない湖は空を映しこんで無機質なまでに深い青色になりました。
いっそう寒々しく見えます。


そして思いはめぐります。
湖の水が溢れ出そうな向こう岸の辺りから昇る朝日を記録できないかな?
季節でいったら夏至の頃かな?ちょうど梅雨時で無理かな?
なんて想像していると日暮れも近づいてきたので、本日はこれにて終了。
例によって下山はいつも星空の下。
1996年の冬のことでした。
カメラはマミヤ6 50mm フジクローム ベルビアです。

結局めぐらせた思いは今だ叶わずじまいです。

山頂から五色沼

2012-01-17 19:19:21 | 山歩き・山の写真
は白一色の雪原です。
雪の無い季節には青や緑色に見えますが、冬は分厚い氷が張り雪に覆われてしまいます。


五色山からスキーで滑り降りた五色沼、
ここは西の弥陀が池側から南東の避難小屋への風の通り道。
歩くのもやっとのくらいの風が吹き抜けていきます。

降り立ったスケートリンクの氷をばピッケルにて割って味わってみれば、
埃くさい雪を食べるより、沼の水で出来た氷のほうが美味いのにきまってます。
これは紛れも無く天然氷です。
希少価値から言えば天下一品の天然氷。
なにせ標高2000mの沼の氷ですもの。


女峰山頂からは

2012-01-16 23:40:00 | 山歩き・山の写真
男体山の向こう側に富士山が見えます。

もうかれこれ20年以上前になります。
正月も三が日が過ぎたころ、女峰山を目指して東照宮の裏手から続く登山道を登ったのは。
年末年始の不摂生と重い荷物が歩みを大幅に遅らせ、無情にも避難小屋のずっと手前で日はとっぷり暮れてしまいました。
あとは星を見ながらの牛歩戦術、なんてのん気にはなれず必死に尻に鞭を打って小屋を目指したのでした。
どれくらいで小屋に到着するかも見当もつかず、そろそろツェルトでのビバークを考え始めたころ、ひょいと飛び出たのが避難小屋前の空き地でした。
予想通りその夜は貸しきり状態、まったく以ってラッキーでした。

さて、これから3日間の別荘暮らしがこの夜スタートです。
まずは水作りから、用意していたビニールの大袋に詰められるだけの雪を詰め込み、ガソリンコンロで雪を溶かしていきます。
とま~こうして長い夜が始まるわけです。

で、明けた夜明けは吹雪いていたので、のんびりと休息日。
こうなるとただただ寝袋の中で寒さに耐えるしかありません。

で、またまた明けた夜明けは快晴なり。
急いで支度を済ませいざ頂上へ・・・。
ところが頂上へ続く深くえぐれた夏道、これがいまは吹き溜まりとなり胸までのラッセルが続きました。
昇ってしまった太陽はどんどんと平凡な色へと変わっていきます。

やっとのことで頂上に飛び出たすと360度の大パノラマ、
目の前には男体山が、そして遠くには富士山が


関東平野の先には遠く筑波山が
          ↓この辺に薄っすらとあります。


そして、西側帝釈山へ続く稜線の彼方には日光白根から根名草山までの山なみが

すべてNikonF2 フジクロームD50

しばし展望を楽しみ山頂を後にしました。
荷物をまとめてもと来たルートで下山です。
上りも長かったが、下りもうんざりするほど長かったなぁ~。
それ以来、もうかれこれ20年以上も山頂を踏んでいません。





いづるそば

2012-01-15 19:56:50 | ぶらぶら
朝食を済ませた後、北へ向けて旅に出ました。
てきとうに何処かへ行って、お腹がすいたら蕎麦でも食べればいいやと。
でもって何処かをぶらついて大都会宇都宮へ迷い込み、
結局たどり着いた先は栃木県南の山奥のそのまた奥の「いづるや」。


そう、先日食べた蕎麦が美味かったので本能に導かれるままに。
本当は、日も傾いてきたし、家に近い所でということでなんです。
5合蕎麦にてんぷら、おみやげに銀杏200円、キャベツ100円、そばかりんとう350円なり。
本日はエコ運転を心がけ、走行距離180kmくらいで、平均燃費11.0km/Lなり。
すごいジャン!

そして帰宅後、朝出来なかった接木を行いました。
先日の接木(シェークスピア)の1本が芳しくないので、
今回はシェークスピアを1本とオマル・カイヤムそれにジュード・ジ・オブスキュアを1本ずつ行いました。
今度は上手くいくかな?

巨大ローズヒップ

2012-01-15 09:03:31 | バラ
朝一番、バラの接木をやろうと思い、
表にある台木のポットを持ってみるとカチンカチンに凍っています。
表の水道の蛇口もカチンカチンで凍りついています。
庭全部が凍りついてしまっています。
これでは作業が出来ないので諦めるしかありません。
そういえば朝7時の室温は2℃しかありませんでした。

写真は昨日剪定を済ませたアルバ・セミプレナのローズヒップです。
ここまで放っておくと、硬かった果肉も簡単につぶれるくらいに柔らかくなります。


おっと!味見するのを忘れた。

今日もバラの剪定

2012-01-14 17:53:45 | バラ
今日も午前中からバラのお手入れです。
寒くて寒くてなかなか作業が進みません。
ず~っと日陰で西風の中オールドローズの剪定作業です。

寒さで身体もしんどくなった頃、日向に移ってオールド、イングリッシュの最後の剪定を済ませました。
ここのところの寒さで、すっかりワイルドベリーの葉っぱも紅葉してしまいました。
この日向の場所は冷たい西風も当たらずぽかぽかです。


自分のすぐ後ろにある塀の際では、半分陽だまりでまめつんが昼寝中です。
暖かで気持ちがいいんだろうな~


よく見れば
片方の目は薄目になっています。


昨日(金曜日)の朝8時には、うちの庭でマイナス5度まで下がりました。

青い隼くん号

2012-01-13 22:15:32 | その他
F-Xとは次期主力戦闘機導入計画を言う。
我が家のF-Xを今回はモザイク無しでお見せしよう。


ハマはPOTENZA RE070 245/40 R18というのがくっ付いている。
ちなみにホイールは18インチ8.5Jというサイズのものがくっ付いている。


お分かりだろうか?飛ぶ為の大きな羽がくっ付いてないのである。
代わりにこのように厳ついハマ(*)が前後左右4つくっ付いているのだ。

残念ながら、今回お見せできるのはここまでである。


(*)ハマとは別名タイヤとも言う。
ちなみにハマは北関東(南東北とも言う)と鹿児島県の一部で使われているらしい。
と、昔テレビで言ってた学者さんがいました。

ガキのころは自転車にハマくっ付けて乗っていました。
ハマとは自転車などで言う補助輪のことですよ。

さすればF-Xのハマは離陸する為の補助輪か?

F-Xとは次期主力戦闘機導入計画を言うのである。

樹氷

2012-01-12 23:32:20 | 山歩き・山の写真
昨日の予報どおり、今日はこの冬一番の寒さになりました。
寒いついでにもっと寒くなるような一枚を、
夕日に照らされた樹氷です。



山を覆っていたガスが晴れてみれば、森の木々は樹氷となっていました。
そして日暮れの迫ってきた樹氷の森はオレンジ色に染まっていきました。
日光白根の外輪山である前白根山から五色山への尾根上での撮影です。

その後、強くなった西風に、木々を覆っていた氷はぱらぱらと落ちてしまいました。

ペンタックス6x7、200mmで撮影しています。
気温はマイナス20℃位でした。

遠く白根山が

2012-01-11 22:07:45 | その他
昼休み、何時も散歩道からは遠く足尾から日光の山がすっきりと見えました。



遠くに見える山は、まず左から鉄塔の向こうに見える雪を僅かに纏ったのが足尾の袈裟丸山。
右に移って、これまたほんのり白いのが皇海山。
ず~っと右に行って真白なのが、毎度お馴染み日光白根山。
そして右端が男体山です。

日中はぽかぽかでしたが、明日はこの冬一番の寒さになるとか。
春を思わせるような陽気も、今日一日だけのようです。

公園にある早咲きの紅梅も、春はまだまだ先だよと教えてくれます。

関東平野は雲の下

2012-01-10 22:17:46 | 山歩き・山の写真
冬の日光白根山頂からの日の出です。
元日に公開したのと同じ朝の撮影です。
ペンタ6x7の200mmレンズを広角に変えて、山頂付近から遠く男体山までを写しています。
日の出時のこんな条件では地上が黒く潰れてしまいますが、雪の山では地表の雪のおかげで潰れることはありません。

がしかし、写り具合は感と経験を基に想像するしかありません。

また太陽を隠している雲の状態によって色彩は劇的に変化していきます。
ほんの僅かな時間で光が赤みをおびて来ました。
デジカメと違い写り具合をモニターで確認できないので、露出を変えて数カット撮影しておきます。

それぞれに良さはあると思いますが、これは好みの問題になります。
優柔不断のおらには結論が出せません。
下のカットのほうが綺麗に見えますが、上のカットもこれはこれでいいな~。
う~ん、どっちがいいかな~?迷うな~ 


この朝の天気予報では関東地方は曇り空であることを伝えていました。
その雲は確かに中禅寺湖の南岸の山々に遮られていて北上できません。
この奥日光は関東平野を覆う雲海の上にあったわけです。
大きくは崩れませんでしたが、やがて白根山頂も雲の中に隠れてしまいました。