広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ160228 直島~家プロジェクト 角屋「Sea of Time '98」

2016-03-28 08:00:27 | 食べ物




「角屋」は初の家プロジェクトで、200年以上前の家を、漆喰仕上げ、焼板、本瓦を使った元の姿に修復したそうです。

直島がアートな島として再生しようと美術館などが出来ても、島民の皆さんは最初の頃は他人事のようで、今のような感じではなかったそうです。

そんな中、この作品の作者 宮島達男氏が島民の皆さんにカウンターを渡しそれぞれが好きなスピードで時を刻むというアートを試みました。

この作品 「Sea of Time '98」へ の参加により、島民の皆さんもアートに対して積極的になり今日に至っているようです。


客家(はっか)という中国の少数民族(孫文、鄧小平、李登輝などの有名な指導者を輩出)の教えに、

百聞は一見にしかず、されど百見(ひゃっけん)は一行(いっこう)にしかず
→→→百回聞くよりも一回みた方が早い、さらに百回見るよりも一回体験したほうがもっと早い

というのがありますが、やはり遠巻きに見ているよりも、一度の参加で意識も大きくかわるようです。

客家の教えは前にブログで紹介しているのでご参考に、
http://blog.goo.ne.jp/publicitydiary/e/7ac18e444774735a347262eaaf60e41d



さて、その角屋の「Sea of Time '98」ですが、たどり着いたのは16:29いや、16:30?

すぐに出るからと言うことで、急いで裏に自転車を留め、特別に見学させてもらった。

家プロジェクトに関しては事前予習をほぼしていないので、その時はどんなアートが待っているのかわからないまま、古い町家の中に吸い込まれて行った。

中は薄暗く、何かがチカチカしている。

見てみると、家の中に水が引かれており、その中を色々な色のカウンターが瞬いていた。

廊下というか、水辺?を暗い足元の中、歩くのはちょっと不安だし、瞬くカウンターがその不安感を煽る。

なんか、多くの作品が五感を研ぎ澄まし挑んでくるように感じるのは私だけだろうか。

修復された町家は時の流れをそのまま留めているのか、その薄暗さも昔し、昔しの時代の生活の色なのかとも思われる。

行灯の生活だったらこんな感じなんだろうか?

カウンターがどこまで時を重ねると現代の灯りになるのだろうか?

ふと、そんなことを思ってしまった。

現代アートは奇怪なものが多いですが、地中美術館の作品や、須田さんの作品やこういった作品なら理解できるかも。

ちょっと心配なのは、水を張っているので、町家が痛まないかなぁと思うこと。


閉館間際だったのに、入れてくれた係りの人に感謝。

これにて家プロジェクトを4軒とANDOミュージアムの計5軒を足早に観れた。

次回はゆっくり廻りたい。



家プロジェクト 角屋
http://benesse-artsite.jp/art/arthouse.html


http://www.osanpo-tokyo.com/travel/chugoku_shikoku/1310naoshima/naoshima218.html





沢山、写真がアップされているが、昔は撮っても良かったのだろうか???





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ブログ160228 直島~家プロジェクト 碁会所の椿

2016-03-24 23:48:23 | Travel&Sightseeing






家プロジェクトの「南寺」と「はいしゃ」は参考ブログのお薦めだったが、個人的に観たかったのはこちらの「碁会所」。

Benesseハウスミュージアムの「雑草」の作者須田悦弘さんのもうひとつの作品「椿」。

「碁会所」という名前は昔、碁を打つ場所として島の人々が集まっていたことに由来しているとか、お向かいの「茶寮おおみやけ」さんのご隠居さんが碁をこの場所で打っていたからという噂もあるが真相は不明。

中に入ると二つの部屋があり、左手の部屋には“椿”が散りばめられていた。

もちろん、これは須田悦弘氏の作品で木彫りで出来ている。

右手の部屋には何も無い。


速水御舟の「名樹散椿」から着想を得てつくられたそうだ。

速水御舟
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E6%B0%B4%E5%BE%A1%E8%88%9F

山種美術館「名樹 散椿」
http://www.yamatane-museum.jp/collection/collection.html

椿がある、ないでこんなにも雰囲気が違うのか…。


もちろん、この「碁会所」も他に人はおらず、私一人りだったので、ボランティアのおじさんが親切に色々と説明してくれた。

部屋の仕切りになっている“竹”だが、実はどちらかが、木彫りで竹ではないのである。

おじさんに「さあ、どっちだ?」と言われ、ドキドキしながら答えたが、合っていて良かった。

答は書かないので、ぜひ現地で見比べてみてください。

そして、もう一つ、おじさんに言われなければ気付かなかったのが、庭の本物の椿。



「五色椿」だそうで、色々な色の椿が咲くらしい。

畳の上の椿は、この五色椿が風に吹かれて、まるで飛んできたみたいだ。

そして「よく見てご覧ん」と言われ五色椿をじーと見ると、なんと椿が咲いているではないですか!!

本当に、この時期しか見れない貴重な体験だ。

本来ならもう少し咲いているらしいのだが、今年は暖冬でだいぶ落ちてしまったらしい。

それでも、幾つか咲いていてくれたので、とても嬉しく、かなり得した気分でほっこりできた。

もちろん、此処も写真は不可なので自分で撮ったのは外観のみ。

貼ってあるのは探してきたもの。
何処の美術館も意外に写真がブログで紹介されているので、
もしかして、昔は写真が撮れたのか?それとも盗撮か?




「碁会所」
http://benesse-artsite.jp/art/arthouse.html

http://111.89.141.224/arthouse/gokaisho.html


お薦めのブログ
http://s.ameblo.jp/naoshimataishi/entry-10332947954.html


http://artechnishikawa.osakazine.net/e343513.html

http://creativesollah.blog27.fc2.com/blog-entry-10.html

http://blog.livedoor.jp/naoshima_2006/archives/50564480.html





庭の写真の五色椿だが、ちょうど私が逢えたのもこのくらいの花のつき具合だった。





Benesseハウスミュージアムの須田悦弘氏の「雑草」




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ブログ160324 高校生の間で銭湯ブーム?!

2016-03-24 21:29:08 | 食べ物

おすこのためにドラえもんのおもちゃをゲット( ゜ロ゜)!!するべく、マックでハッピーセットを食べていると、お隣に中学生?高校生?と思われる坊やが3人。

ムダ話しをしたあげく、急に「さあ、銭湯に行くぞ!」となった。

しかもあちこちの銭湯名をあげ、終わりの時間までチェックしているツワモノだ。

下町だからか?はたまた、若者に銭湯ブーム到来なのか?


何はともあれ、銭湯がこれから先も生き残っていけるように大いに若者も活用して欲しい。

広くて大きな風呂に富士山は最高だ(人*´∀`)


ところで、この3人。
若者の割りに寒い寒いと言って、三人とも膝掛けをしていた。
(マックで貸し出ししてるのかなぁ?)
確かに今日は三月だというのに寒いが、若い男の子が膝掛けをして寒いと言うほどではない。
しかも、近くのドアが閉まりが悪いようで少しでも隙間が空くと、ぶーぶー言って、わざとらしく思いっきり閉める。
まあ、ドアを閉める行為はいいとして、そこまで寒くはない(笑)

そんな、寒がりだから銭湯がいいのか?
実はじじーなのか???


ところで、聞こえてくる話しによると3人は学校も違うし、明日、休みとそうじゃない子がいたから、やっぱり、高校生かなぁ?
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ブログ160228 直島~家プロジェクト はいしゃに入れた

2016-03-24 21:10:16 | 食べ物




16:14

宮浦港から戻ってきた時には入れなかった「はいしゃ」にやっと入館。

自転車は建物のすぐ横に留められたのでよかった。

自転車で回る人達は、必ずしもすぐ横に駐輪場があるわけではないので、要注意ですよ。(*`・ω・)ゞよ

さて、この「はいしゃ」も今回の観光で参考にしたブログ「直島に行ってきた」の作者のお薦め。

南寺とはいしゃは絶対に観た方がいいと書いてあったので、家プロジェクトの外れの位置なのだが、えっちらほっちら戻ってきたのだ。

錆びたトタンの壁にタイル貼りの外水道。そして、井戸。

これらは、どこまでが当時のものなのだろうか?

ANDO MUSEUMを見てしまうと、造り変えられた建物のような気がして、古きよき建物の好きとしては、素直に感銘できない。

内装もかなり荒らされているというか、現代アートだから仕方ない。

明治村のような佇まいを望むならちょっと、、、、

もう少し、昔 歯医者だったという何かをアートに込めてくれればなぁ。

ちょっと残念。(/。\)


「はいしゃ」を造作したのは大竹伸朗さんという廃材を使ったアートをする方で、I LOVE湯も大竹氏の作品だそうだ。

I LOVE湯はそんなに廃材ぽくなかったが、「はいしゃ」にあった自由の女神とI LOVE湯のマンモスはイコールな気がする(笑)


「はいしゃ」
http://s.ameblo.jp/naoshimataishi/entry-10332518872.html


「I LOVE湯」
http://ritou-navi.com/2015/08/05/%E7%9B%B4%E5%B3%B6%E9%8A%AD%E6%B9%AF%E3%80%81i-love-%E6%B9%AF%EF%BC%9A%E7%9B%B4%E5%B3%B6/



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ブログ160228 直島~ANDO MUSEUM

2016-03-24 20:28:33 | Travel&Sightseeing








南寺から少し道を戻ると南寺と逆側にANDO MUSEUMはある。

さて、自転車を留めようかと駐輪場を探すが、なんとANDO MUSEUMにはなく南寺の駐輪場に留めなくてはならないようだ。

しょうがないので戻り、留め直す。
かなりの時間のロスだ。

駐輪場に共通とか書いておいてくれればいいのに…。

15:58
ギリギリANDO MUSEUMに到着。

16:00最終入館で16:30閉館なのでギリギリだった。

受付の人ももう、来ないだろうと片付け始めていたので、ちょっと怪訝な感じ…。

すいません(≡人≡;)


ANDO MUSEUMは直島の町家を改築して造ったと聞いていたが、改築というか、一度、バラして建て直した感じ。
なので、地下もある。

直島の美術館群がどのように造られていったのか、写真や設計図、ジオラマなどで見ることができる。

時間を考えると、ザっとしか見れなかったが、次回はゆっくりと資料を見てみたい。


MUSEUMの中は外の古い町家からは想像もつかない、ANDOコンクリートの設え。

わたしが万が一、建築家になってたら何を造ったであろうか?


やっぱり、一軒家とか、狭小住宅やリノベーションとかがいいなぁ。(笑)








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