昨日は母の介護認定のための訪問調査員さんが来る日だった。
立ち会いのため、いつも通りに母宅に行く。
あら、小ぎれいに片付いている!
どうやら掃除機かけた?らしい。食卓の上もすっきり。
いつもは散乱している衣類もベッドカバーの下に隠してある。
今日はどういう人が何のために来るか、先日からもう何十回も説明してあるが、
母はよくわかってない様子。
普通にしてたらいい、素直に聞かれたことに答えたらいい。
出来ないことは出来ないと言えばいい、エエカッコだけはせんといて。
と言ってあるが、
おそらく母はエエカッコするだろう。
てか、たいがいのひとはそうだよね。
調査員の女性が到着、自己紹介を済ませ、
「さっそくお話を聞いていきますね。生年月日と今のお年はおいくつですか?」
「お住まいの住所は覚えておられます?」
「今日は暖かくて気持ちいいですけど、今の季節は春夏秋冬のどれですか?」
おお、矢継ぎ早!
私は地域包括支援センターの助言通り、
母の性格や日々の暮らしぶり、身体状況、治療中の病気、今の困りごと、今後望むことetc.
書いたものを用意しておいたので、そっと調査員さんに渡す。
それにさっと目を通しながら、母への質問が続く。
手足がスムーズに動くか、歩く様子、ベッドからの起き上がり動作etc.
実際にやらせてはチェックシートにレ点をつけている。
「よく動けてますね」
気を良くした母、
「TVの体操、見ながらやってますねん。
みんな膝痛い、腰痛い、言うけど私は全然大丈夫ですねん。
買い物も行くし、散歩も行くし」
(ウソばっかり~~よう言うわ!)
ふんふんと聞いて、またいろいろ質問に戻る調査員さん。
「ところで今日のお昼は何を召し上がりました?」
虚を突かれ、目が泳ぐ母。
「えーと、何やったかな」
私にSOSを求めるが、私は知らんぷり。
「いいですよ、では違うことをお聞きしますね。
この一週間ぐらいの間にどこへお出かけされました?」
答えられない母。だってどこへも行ってないもん。
また身体機能を調べるように「指何本立ててるか、見えます?」
と聞いておいて、
「お料理はどんなものを作りますか?」
「えーっと、煮魚とか野菜炒めとか・・・」
(ウッソや~ん。何年前の話やねーん)
え、この流れで次ソレ訊く?
関連性のない質問を突如振られると、とっさに言葉が出ないものだ。
なるほど、こうやって調査するのか、とちょっと感心する。
「私はどこから来たか、覚えておられますか?」
(え、玄関から来たとかはナシだよね^^; )
「市役所から来はったんでしょ」と母。
(おー、よく覚えてたわね)
「そうですそうです、今日はいろいろお話聞けてよかったです」
とまぁこんな感じで、だいたい30分で調査終了。
「マンションの出口がわからないので、案内してもらえますか?」
彼女の意図がわかったので、見送りがてら外に出る。
エントランスまで案内しながらいくつか質問を受ける。
「感情失禁ありますか、作話は?
ADL自立されていますが、短期記憶がないですね。
特記事項として報告しておきます」
だいたいこちらの今心配していること、今後の希望などは伝わったと思う。
さて、結果はどうなるだろうか。
部屋に戻ると母、
「なんであの人がウチに来たん?
なんで私がここに住んでること知ってるん?」
はあ~~、もうイチから説明する気力は残っておりませぬ
立ち会いのため、いつも通りに母宅に行く。
あら、小ぎれいに片付いている!
どうやら掃除機かけた?らしい。食卓の上もすっきり。
いつもは散乱している衣類もベッドカバーの下に隠してある。
今日はどういう人が何のために来るか、先日からもう何十回も説明してあるが、
母はよくわかってない様子。
普通にしてたらいい、素直に聞かれたことに答えたらいい。
出来ないことは出来ないと言えばいい、エエカッコだけはせんといて。
と言ってあるが、
おそらく母はエエカッコするだろう。
てか、たいがいのひとはそうだよね。
調査員の女性が到着、自己紹介を済ませ、
「さっそくお話を聞いていきますね。生年月日と今のお年はおいくつですか?」
「お住まいの住所は覚えておられます?」
「今日は暖かくて気持ちいいですけど、今の季節は春夏秋冬のどれですか?」
おお、矢継ぎ早!
私は地域包括支援センターの助言通り、
母の性格や日々の暮らしぶり、身体状況、治療中の病気、今の困りごと、今後望むことetc.
書いたものを用意しておいたので、そっと調査員さんに渡す。
それにさっと目を通しながら、母への質問が続く。
手足がスムーズに動くか、歩く様子、ベッドからの起き上がり動作etc.
実際にやらせてはチェックシートにレ点をつけている。
「よく動けてますね」
気を良くした母、
「TVの体操、見ながらやってますねん。
みんな膝痛い、腰痛い、言うけど私は全然大丈夫ですねん。
買い物も行くし、散歩も行くし」
(ウソばっかり~~よう言うわ!)
ふんふんと聞いて、またいろいろ質問に戻る調査員さん。
「ところで今日のお昼は何を召し上がりました?」
虚を突かれ、目が泳ぐ母。
「えーと、何やったかな」
私にSOSを求めるが、私は知らんぷり。
「いいですよ、では違うことをお聞きしますね。
この一週間ぐらいの間にどこへお出かけされました?」
答えられない母。だってどこへも行ってないもん。
また身体機能を調べるように「指何本立ててるか、見えます?」
と聞いておいて、
「お料理はどんなものを作りますか?」
「えーっと、煮魚とか野菜炒めとか・・・」
(ウッソや~ん。何年前の話やねーん)
え、この流れで次ソレ訊く?
関連性のない質問を突如振られると、とっさに言葉が出ないものだ。
なるほど、こうやって調査するのか、とちょっと感心する。
「私はどこから来たか、覚えておられますか?」
(え、玄関から来たとかはナシだよね^^; )
「市役所から来はったんでしょ」と母。
(おー、よく覚えてたわね)
「そうですそうです、今日はいろいろお話聞けてよかったです」
とまぁこんな感じで、だいたい30分で調査終了。
「マンションの出口がわからないので、案内してもらえますか?」
彼女の意図がわかったので、見送りがてら外に出る。
エントランスまで案内しながらいくつか質問を受ける。
「感情失禁ありますか、作話は?
ADL自立されていますが、短期記憶がないですね。
特記事項として報告しておきます」
だいたいこちらの今心配していること、今後の希望などは伝わったと思う。
さて、結果はどうなるだろうか。
部屋に戻ると母、
「なんであの人がウチに来たん?
なんで私がここに住んでること知ってるん?」
はあ~~、もうイチから説明する気力は残っておりませぬ