萩生田氏は全く好きではないし自民党に与するつもりもないが、
この件に関しては彼の言うことに同感だ。
高校授業料の無償化を誰が望んでいるのか。
そりゃその時は保護者は助かるだろうが、無償化ということは国民の税金を使うということ。
大事な税金の使い道を拙速に決めてはいけないし、
予算を通すために人数的にちょうどいい野党と組んで
国民がまだよく理解出来ていない野党の政策を妥協して通すなんて
まさにバナナのたたき売り、持ってけドロボー!じゃないか。
大阪では維新の政策としてこれをやった結果、
私立に行く子が増えて公立校の半数が定員割れとなった。
もしかして府は公立校を減らしたいのが本音か?
まぁ一時的に私立に流れても、私立は寄付金をはじめ何かとお金がかかるから、
やっぱり無理となって公立回帰が起こるのではと私は思うが、
その時にはもう公立校は統廃合されていて学校自体がなかったりして^^;
確かに貧富の差なく教育を受けられることは大事だし、
殆どの子が高校に行く時代ではあるけれど、
だからといって私立に行く生徒の分まで所得制限なしに税金を出す必要があるのか。
私立って、猫も杓子も行くところではないよね。
教育方針とか理念とかに共感して、公立には行かずに敢えて私立を選んで行くんでしょ。
授業料が高いのも、良い設備が整っているとか大学受験に強いとか高いなりの理由があって、
それを出せるから親も行かせる、行かせたい。
あるいはぶっちゃけた話、運悪く公立に落ちたら行くところ。
どっちにしても(高額授業料も含めて)自分で選んだのだから自己負担には納得しているはず。
所得制限なしということはそんな生徒の分も税金から出すということで。
「国費から1人45万円出すことは、憲法に照らして正しいのかも含めて深い議論が必要だ」by萩生田氏
全く同感。
赤字だらけのこの国で大盤振る舞いしている場合ではない。
この費用を捻出するために高額療養費の自己負担額上限引き上げが目論まれているのなら、
お門違いもいいとこだ
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他を当たってほしい。