東京女子医科大学病院の集中治療室で働く看護師さんたちに密着したルポ。
これは観ていて辛かった。
患者のことを我がことのように感じ、寄り添おうとする看護師さんたち。
だが理想の看護とは程遠い現実に、心身ともに疲弊していく。
家にも帰れず、食事もコンビニ弁当。
重い防具を身に着け、顔にはマスクの跡がくっきり。
平時でも看護師さんの仕事はキツイのに、
一時も目を離せない、ICUの神経をすり減らすような仕事。
それなのにボーナスはカットされる。
辞めるという看護師さんの身を案じて涙していた元看護師長さん、
体調を崩して休職したけどカムバックした看護師さん、
桁違いの第4波が襲いかかっている今、
どうしておられるだろうか。
また身体が悲鳴をあげているのではなかろうか。
コロナ患者受け入れが一部の病院に偏っているという現実、
これはどうしようもないことなのか、改善できることなのか。
現場の使命感におんぶしているだけではもうもたない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ea/3482aac1aafe6e6877cb54b2ee9549c3.jpg)
介護の世界もそうだけど、
一生懸命、真面目に取り組む人ほど辞めていく。
「いちいち感情移入していたら身がもたないよ。どこかで割り切らなきゃ」
老健で働き始めた時、先輩に言われたことがある。
その先輩もやっぱり辞めていった。
最初に仕事を教えてくれた、お手本になる人だった。
年下だったけどね。
ふと、そんなことを思い出したりして。
再放送:4/21(水)午前0時25分〜(火曜深夜)[総合]
「NHKプラス」見逃し配信(4/24(土) 午後9:49 まで) ↓
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021041709262?cid=jp-2NY2QQLPM3
私もみました。涙がでそうでした。
出産間近の方、定年退職された方(高齢者)まで呼び戻していました。
彼女達を動かしているのは使命感だけなのでしょうね。その心意気に頭が下がります。
政治家に爪の垢を送ってやって欲しいです。
政府がコロナ緩徐の受け入れを強制できるのは公立病院だけのため、公立病院が少ない日本では偏ってしまうらしいです。
もっと民間病院に経済支援をして協力を要請すべきだと思います。
それと同時に看護師の給料にも手当をつけるべきです。
アメリカでは、NYで時給150ドルで看護士を募集して全米から集めたというニュースを読みました。
こんにちは。
>出産間近の方、定年退職された方(高齢者)まで呼び戻していました。
ほんとに、損得勘定も我が身の危険も顧みず、使命感あるのみ。
なかなか出来ませんよね。頭が下がります。
看護師の娘を案じるお母さんの姿も、見ていて涙が出ました。
こんなにギリギリまで頑張っている人たちがいるのに、
政治家といわれる人たちは何をやっているのか。
患者が偏るのが構造的な問題なのであれば、
それを何とかするのが政治の役目でしょうに。
せめて、発する言葉に血が通っていれば、みんな我が事として考え、協力もすると思うのですが、
科学的根拠のない言葉ばかり。本気で取り組もうとしているのか。
結局、信頼されてないから何事も前に進まない。
最近、NHKのドキュメンタリーは重い内容が多くて、先日はクローズアップ現代で同居孤独死を扱っていました。
同居する家族がいるのに孤独死し、遺体が4日以上放置されていた場合、同居孤独死というらしいです。
Nスペの看護師さんの方は、政府の無策に尽きるように思います。
ある程度の技術を持った看護師さんでないとダメというのもあるのでしょうが、緊急事態に柔軟な対応が取れないというのも問題なのかも。
色んなことが他国に出来てなぜ日本で出来ないのか究明しないと。
こんばんは。
同居孤独死ですか。
同居家族が亡くなっても気づかないということですか?
寒々とした光景ですね。
コロナ感染、どこの国も封じ込めに苦労しているし、
ヨーロッパやアメリカに比べれば日本はまだマシかもしれない。
でも、台湾のように早期に収束させた国もあり、
なんでそういう国に学ばないのだろうと不思議です。
法律の縛りがあるから、あの国とは事情が違うからetc.
出来ない理由ばかり探して、独自路線を行っては失敗しているようです。
感染症ムラが癌だとわかっていてもメスを入れられないのはなんでだろう。