風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

Spoon Rest

2005年12月20日 | 清水ともゑ帳
ずっと欲しかったものの一つに、「お玉置き」がある。
よくあるタイプは縦型のものだけれど、私にとってはこれがどうも使いにくい。
できれば、調理の途中にサッと寝かせて、また、サッと手に取れるものが欲しかった。
姪夫婦がシアトルへ出かけた折に、私が理想とするお玉置きを買ってきてくれ、
先日、東京で会ったときにもらってきた。



日本にはなぜこのタイプのものがないんだろうと姪に言うと、
それは、キッチンの広さの問題じゃないのかなと言っていた。
そっかぁ、なるほど。
欧米のキッチンは一般的に広々しているから、
面積をとる横置きタイプのものでも作業に支障はなさそうだ。
うちのキッチンは狭いけれども、それでも私は横置きがいい。



思いがけずうれしかったのは、このお玉置きが18/8ステンレス製であること。
私は、この素材にこだわっている。
約18%のクロムと約8%のニッケルを含んだこの金属の割合は、
ひときわ丈夫で傷がつきにくく、サビに強いのだそうだ。
なので、我が家の調理器具はこのステンレス鋼が多い。

「お玉置き」は英語ではなんていうんだろうと思ったら、
「Spoon Rest」と書いてあった。



…で、SpoonがRestするとこんな感じ。

「お玉置き」と口にするたび、そのあとに「ヒロシ」と続けたくなってしまう。
『ロッテ歌のアルバム』をよく観ていた。
日曜日に放映していた歌番組。
司会は玉置宏さん。
学校がRestする日の楽しみだったっけ。

念願のお玉置きをガスレンジの脇に添え、料理もまた楽しくなった。


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