風の数え方

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第9回…「かまくら」

2018年12月15日 | 俳句・俳画・墨彩画
今年4月から受講中の俳画の通信講座、第9回目の課題は「かまくら」。

これまでで一番難しかった。
最初、お手本を見たときは、そんなに難しい課題とは思わなかったのだけど……。



雪蓑(ゆきみの)をはおる子どもの足と 背景のかまくらの墨の色が大変だった。
筆を運んだあと、表面が湿っているときはちょうどいい濃さだと思っても、墨が渇くと薄く感じる。

それで、次は少し濃いめにしてみると、濃すぎてしまい、不自然に見えてしまう。
墨のちょうどいい濃さを探るのがこれほど難しいとは思わなかった。
黄土で描く雪蓑と藁沓(わらぐつ)も決して簡単ではないし……。

お手本の絵は、かまくらの中の灯りがいかにも柔らかみのある温かそうな灯が描かれている。
そんなふうに表現できたらなと思うけど、なかなかそうはならなくて……。

飽きっぽい私にしては、6年間続いているとっても好きな趣味だけれど、「かまくら」のこの課題はくじけそうになった

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