カリンのような、クリスマスパーティーだった。
かつて、小説家の梶井基次郎は、
短編小説「檸檬」のなかで、
神田の丸善に檸檬を置いて帰るという、
クーデターのような暴挙を企てた。
今回のJ●POP CLASSIC CLUB TOKYOの
2ndコンサートを拝聴して、
「カリンのような、クリスマスパーティーだった」
と思った。
カリンとは、バラ科カリン属の落葉高木。
のど飴やはちみつ漬けでよく知られるカリンは、
芳醇な香りを持つ果物だ。
生食では硬くて渋いため食べられないといわれているが、
加工することで利用することは可能だ。
そんなカリン。
アンケートに「カリンのような、クリスマスパーティーだった」と書いたが、
あまりに何のことだかわからないだろうと思い、
こうして理由を説明している。
磨かれた表現力、創造性、発展性など、
とても大学生のクラブ活動とは思えない。
素晴らしい演奏の数々。
POPSの表現方を法を学びながら、「POPSとクラシックの融合」を合言葉に、
「圧倒的な演奏」目指して活動していますと、自己紹介していた。
カリンに似ているなと思った。
芳醇な香りを放ちながら生では食べることができない。
何らかの加工が必要だ。
茶番に見える寸劇も演奏との落差を強調させるためかも知れない。
今回のスペシャルゲストの島田歌穂との共演もそう。
何らかの工夫が必要なのだ。
素晴らしい音響空間と卓越した演奏だけでは、
お腹一杯にはならない。
香りだけで食べられないから。
浜離宮朝日ホールの中庭に植えられたカリンの木。
大きな実がひとつ落ちていた。
梶井基次郎をまねて、
大ホールに置いてくれば良かったな。
応援の証として。
かつて、小説家の梶井基次郎は、
短編小説「檸檬」のなかで、
神田の丸善に檸檬を置いて帰るという、
クーデターのような暴挙を企てた。
今回のJ●POP CLASSIC CLUB TOKYOの
2ndコンサートを拝聴して、
「カリンのような、クリスマスパーティーだった」
と思った。
カリンとは、バラ科カリン属の落葉高木。
のど飴やはちみつ漬けでよく知られるカリンは、
芳醇な香りを持つ果物だ。
生食では硬くて渋いため食べられないといわれているが、
加工することで利用することは可能だ。
そんなカリン。
アンケートに「カリンのような、クリスマスパーティーだった」と書いたが、
あまりに何のことだかわからないだろうと思い、
こうして理由を説明している。
磨かれた表現力、創造性、発展性など、
とても大学生のクラブ活動とは思えない。
素晴らしい演奏の数々。
POPSの表現方を法を学びながら、「POPSとクラシックの融合」を合言葉に、
「圧倒的な演奏」目指して活動していますと、自己紹介していた。
カリンに似ているなと思った。
芳醇な香りを放ちながら生では食べることができない。
何らかの加工が必要だ。
茶番に見える寸劇も演奏との落差を強調させるためかも知れない。
今回のスペシャルゲストの島田歌穂との共演もそう。
何らかの工夫が必要なのだ。
素晴らしい音響空間と卓越した演奏だけでは、
お腹一杯にはならない。
香りだけで食べられないから。
浜離宮朝日ホールの中庭に植えられたカリンの木。
大きな実がひとつ落ちていた。
梶井基次郎をまねて、
大ホールに置いてくれば良かったな。
応援の証として。