カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

パーマカルチャー その2

2007年08月13日 | 掲示板
管理人です。

以前、糸島で自然農法を実践されている方を取材したことがあります。実際に、この自然農法を実践している畑も見学しました。その時の感想は・・・「なんて、コオロギが多いんだ。まるで、コオロギを踏みつぶして歩くようだ」 ここが畑だと教えてもらわなければ畑だとわからない、そんな野放図に見えてしまう畑です。ですが、手間はかかるのだそうです。また、周囲からの冷たい視線を感じながら農作業をしなければならないので、自然農法に取り組むためそれなりの意志が必要だそうです。「一年を通して調査をしてみたい」と思いましたが、止めました。それはなぜか? それは、余計なシッポがおまけで付いて来たからです。
私は、自分がそうだからかも知れませんが、人の不安を煽ったり、それに便乗して人を煽動する行為が許せません。はっきり言って嫌いです。それなりの意志を持つために、この自然農法を実践されている方が、とある組織に属していたとしても不思議なことではありません。ですが、私には興味がなく、「○△さんの講演を聴きに行かない?」とお誘いをいただいても、馬耳東風なのでした。というか、自然農法自体にも興味が薄れてしまったのです。もっとニュートラルな取り組みでの自然農法や、遊び心にあふれた農法はないのでしょうか? 日本人には無理なのでしょうか?

そんな時に知ったのが「パーマカルチャー」でした。初めてこの「パーマカルチャー」の取り組みをみたときは、「おお、現代のヒッピーか」と思いました。ですが、興味があります。面白そう。TVで放映されていた方も、家庭からでる残飯処理や糞尿処理まで、サイクルに乗せ、再生可能な素材を用いて床暖房を手作りされていました。例えば家庭菜園では、害虫に弱い植物を害虫が嫌がるネギと一緒に植える「ペアレント・プランツ」という技術を実践されていました。確かに面白そうではありますが、拠点となる家と庭と畑がいるようです。もっと、都市生活を送りながらこの「パーマカルチャー」的生活を送る方法はないのかなぁ? 

いろんな方がいて結構。ですが、現在の環境から一歩だけ、環境保全型生活に変えてみる。それは、とても楽しいことだと思うのです。また、休日に味わう「パーマカルチャー」があっても良いと思うのです。無理せず・楽しく・長続きする。これはまさに「パーマカルチャー」の理念に合致するようにも思えます。
コメント
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