ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

我が家の年末年始の過ごし方

2011-01-04 | つれづれなるままに

我が家のお正月は昨年末に始まっておりました。
28日の夜、息子のチューター(家庭教師)から帰ってきて、
さあ、明日から都内ホテル行脚だのう、とパッキングの途中、
あれは夜11時過ぎでしたか、TОから電話が。

「なんでチェックインしてないの」

ええっ!確か明日からじゃあ・・・。
「今日フォーシーズンズなんだけど」

しまったああああっ。

海軍軍人であれば出港する時間を勘違いしてフネに乗り損ねるようなもの。
以前調べた懲罰報告書から判断すると、おそらくこのたびは30日謹慎の罰則です。

息子をすぐさま叩きおこし、「わーいナイトドライブ~」とはしゃぐ息子を乗せて都内のホテルに着いたのは12時。
なんと、この日の部屋はアップグレードで(勿論ホテルの御好意です)スィートルームだったというのに・・・
 

チェックインできるのが3時からですから、9時間もロスしたわけです。
日頃鷹揚な息子が
「ママー、これ、チョーもったいなくない?」
と非難のまなざし。

「いや、今日からお出かけと知ってたとしてもチューターは決して休ませません!
よしんば天が許したとしてもママが許しません。
だから一緒です」

「えー、教室の後すぐ行けば7時半にはチェックインできたのにぃ」
「・・・・・」
 
部屋に到着して真っ先にお出迎えしてくれたのは変なオブジェ(冒頭画像)
とホテル心づくしのウェルカムクッキー。



明けて次の日、何とこの部屋からは東京駅の新幹線発着が真下に見えることが判明。
全路線の新幹線くんが鼻面を揃えた瞬間です。
当然なのですが、全ての新幹線はこのホームに入り、同じ位置から出発していきます。
年末年始を故郷で迎える人でホームがいっぱいなのが見えました。

そして、12時にチェックアウト。
相変わらず駆け込みで仕事やら会食やらで忙しいTОと別れ、息子と二人でパッキングしにいったん自宅に戻りました。
昨夜着のみ着のままで飛び出したため、着替えを取りにいって出直し。

そして、次の停泊地、マンダリンオリエンタルに到着。 
ここは、我が家が都内で最もホスピタリティ、ハード含めて評価しているベストスリー
(マンダリン、フォーシーズンズ丸の内、丸の内ホテル)の一角。
評価の大きな理由は「気」が良いということ。

霊感ではありませんが、不穏当な「気」には非常に敏感なわたしは少しでもいやーな気配がある場所にいると
「次第に気分が悪くなる」のです。
昔、サイパンのバンザイクリフではいきなり強烈な頭痛に襲われました。
また、ホテルではありませんが、銀座にある某玩具屋は気配が悪く立ち入ると頭が痛くなるので
「絶対ここ昔ヤヴァイことがあった」と思ってます。

さて、ここは「マンダリン」なので、ウェルカムお菓子も中華風。
現在フリーチャイナを心がけている我が家ですがここは香港系なのでOKとしています。

ところで、ここは近隣の「気」もいいのです。
この一角には三越本店や日銀があり、窓の下にはその日銀の建物が見えるのですが、皆さんご存知でしたか?
日銀の建物を上から見るとなんと

漢字の「円」の形をしている!

ということを。
この建物が立った当時、周りに高いビルは全く無かったんですよね?
一体鳥以外にだれがこの漢字に気づくというのでしょう!
鳥漢字読めないし。
それにもかかわらずこのような仕掛けを作る当時の日銀って。



今回のプランには毎朝食と何度か夕食が付いています。
そこで、美味しいイタリアンのバッフェ(チーズボウルでシーザーサラダを作ってくれる)をいただいたり
もしましたが、食べるばかりではなく、ここぞとエクササイズにも励みました。
ここ、ジムがすごくいいんですよ。
顔なじみのトレーナーに「最近来なかったですね」って言われてしまいましたが。

そして、此処から物凄く良く見えるのが今話題のスカイツリー。
これ、TОの知り合いの方が建設に携わる会社の社長なんですって。
伝わるかどうかわかりませんが、畏れながら伝言を頼んであります。
「デザインがイマイチでないかい?」って。

そう思いませんか?
東京タワーが(エッフェル塔のマネなので当然という説もありますが)完璧すぎるのでしょうか。




そして、この後、またしても家に着替えを取りに帰りました。
ホテルに泊まるのに毎日のように自宅に帰る。
まるで出勤しているかのようです。
そしてこの後、先日お伝えしたようにディズニーシーへと向かったわけです。

年明けはもう一度フォーシーズンズ、マンダリンとローテーションの予定。
ホテルから初詣に行ったり、いつもはしない大画面での映画三昧、
息子はミスバスターズ(怪しい伝説)スペシャルを楽しみにしています。


お正月にはゆったりといい「気」の場所に身を置いて一年のよきスタートを切ります。
皆さまも幸先の良いお正月をお過ごしください。