「セキチク(石竹)」の花をご紹介します。
「セキチク(石竹)」はナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
「ナデシコ」のうち中国原産の観賞用の品種を「セキチク(石竹)」と呼んでおり、別名「唐撫子(カラナデシコ)」といわれています。
日本には平安時代に渡来したようです。
「セキチク(石竹)」は、中国で石の間に自生し、葉が竹に似て細いことから付けられたのが名前の由来となっているそうです。
草丈は10㎝くらいの「三寸セキチク」と、一回り大きい「五寸セキチク」の2種類があるようです。
・鉢植の赤い石竹です
・白とピンクの石竹です
・小さな花ですが、真っ赤で美しい花です。
花言葉 「女性の美」
石竹(なでしこ)を詠んだ大伴家持の歌を2首ご紹介します。
・「石竹(ナデシコ)の その花にもが 朝な旦な
手に取り持ちて 恋ひぬ日無けむ」 (万葉集第3巻408)
(あなたがナデシコの花だったらなあ。そうすれば毎朝手にとって愛でるのに。)
(坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈った歌です。)
・「秋さらば 見つつ思(しの)べと 妹(いも)が殖ゑし
屋前(やど)の石竹(ナデシコ) 開(さ)きにけるかも」
(万葉集第3巻464)
(「秋になったら見て偲んでください」と言って妻が植えた庭のナデシコが
咲き始めたことだ。)
(軒下に咲くナデシコの花を見て詠んだ歌です。)
「セキチク(石竹)」はナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
「ナデシコ」のうち中国原産の観賞用の品種を「セキチク(石竹)」と呼んでおり、別名「唐撫子(カラナデシコ)」といわれています。
日本には平安時代に渡来したようです。
「セキチク(石竹)」は、中国で石の間に自生し、葉が竹に似て細いことから付けられたのが名前の由来となっているそうです。
草丈は10㎝くらいの「三寸セキチク」と、一回り大きい「五寸セキチク」の2種類があるようです。
・鉢植の赤い石竹です
・白とピンクの石竹です
・小さな花ですが、真っ赤で美しい花です。
花言葉 「女性の美」
石竹(なでしこ)を詠んだ大伴家持の歌を2首ご紹介します。
・「石竹(ナデシコ)の その花にもが 朝な旦な
手に取り持ちて 恋ひぬ日無けむ」 (万葉集第3巻408)
(あなたがナデシコの花だったらなあ。そうすれば毎朝手にとって愛でるのに。)
(坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈った歌です。)
・「秋さらば 見つつ思(しの)べと 妹(いも)が殖ゑし
屋前(やど)の石竹(ナデシコ) 開(さ)きにけるかも」
(万葉集第3巻464)
(「秋になったら見て偲んでください」と言って妻が植えた庭のナデシコが
咲き始めたことだ。)
(軒下に咲くナデシコの花を見て詠んだ歌です。)