今日、10月10日は「目の愛護デー」です。
「目の愛護デー」は、中央盲人福祉協会が1931年(昭和6年)に10と10を横にして、目と眉に見立てて、失明予防の運動として「視力保存デー」を制定したのが始まりです。
その後、1938年(昭和13年)から1944年(昭和19年)までは9月18日を「目の記念日」としましたが、1947年(昭和22年)に再び10月10日を「目の愛護デー」と定め、1950年(昭和25年)から厚生省(現厚生労働省)が共催となり、、目の健康に関しての活動をしています。
この他にも10月10日を記念日にしているものはたくさんあります。
簡単にご紹介します。
・「アイメイト・デー」
東京盲導犬協会が盲人と盲導犬への理解を深めてもらおうと、目の愛護デーに
あわせて制定しました。
・「萌えの日」
縦に書いた「十月」と「十日」をあわせると「萌」になることから。
・「釣りの日」
魚の異名の一つである「とと」の語呂合わせから、全日本釣り団体協議会と日本
釣り振興会が制定しました。
・「マグロの日」
726年のこの日、聖武天皇の伴で明石に赴いた山部赤人が、マグロ漁を称えた詩
を詠んだことに因みます。日本鰹鮪漁業協同組合連合会が制定しました。
・「缶詰の日」
1877年のこの日、北海道石狩町(現在の石狩市)において、日本最初の缶詰
(中身はサケ)が作られたことに因み、日本缶詰協会が制定しました。
・「島の日」
1998年(平成10年)10月10日午前10時10分、日本の有人の島425島を見直し、
光を当てようと「日本の島425プロジェクト」がスタートし、「島(とう)10(とう)」の語呂
合わせで制定されました。
調べて見ると、語呂合わせやこじつけで制定された、記念日がたくさんあるものですね。