らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「神無月」と出雲大社

2008-10-18 | 雑学
10月は旧暦の呼び名「神無月」ですね。

「神無月」の語源を調べてみました。

「神無月」の由来には諸説あるようです。
1.「神無月」は、神を祀る月であることから、「神の月」とする説が有力とされてい
  ます。
  「神無月」の「無」は「水無月」の「無」と同じく、「の」を意味する格助詞「な」という
  ことのようです。

2.中世の俗説には、10月に全国の神々が出雲大社に集まり、諸国に神がいなく
  なることから「神無月」になったとする説があります。
  出雲国では反対に「神有月・神在月(かみありつき)」と呼ばれるようです。

4.その他の説では、雷の鳴らない月で「雷無月(かみなしづき)」が転じて「神無月」
  になったとする説。

5.新穀で酒を醸す月なので「醸成月(かみなしづき)」が転じて、「神無月」になったと
  する説があります。
                             以上 「語源由来辞典」より


出雲大社に神が集まるのは何故?
古事記や日本書紀には大国主命を始め、出雲系の神々が日本中で活躍していた
 ことが描かれています。
 このことから神々が出雲に集まるのは、里帰りや奉公するためといわれているよう
 です。

・その目的は、一般には縁結びの相談のためとされています。
 そのため、かつて佐渡には10月の縁談を避ける風習があり、北九州では神が
 出雲に向かう日(10日)と帰ってくる日(17日)には、未婚の男女がお籠りする風習
 があったそうです。 
 また、出雲に行くのは大国主神系の「国津神」だけであると言う説や、天照大神
 始めとする「天津神」も出雲に行くという説もあります。

・その中で「留守神」と呼ばれる留守番をする神も考え出されるようになりました。
 一般に「留守神」には「恵比須神」が当てられ、10月に「恵比須」を祀る恵比須講
 を行う地方もあるそうです。
                                (ウィキペディアより)