らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

シイタケ栽培

2008-10-16 | 家庭菜園

初めて「シイタケ栽培」に挑戦しましたので、その栽培方法をご紹介します。

「栽培方法」
1.「シイタケ栽培」には「ほだ木」「種駒」が必要です。
2.昨年2月、家内の実家で、1mほどに切断した「ほだ木」の原木8本と「種駒」を
  準備してもらいました。
3.その原木にドリルで穴を開け、シイタケ菌の入った円柱状の「種駒」を金槌で打ち
  込みます。(1本の「ほだ木」に30個余りの穴を開けました)

ここまでの作業は家内の実家で行いました。

・「ほだ木」の小さな黒い点が種駒を打ち込んだ箇所です。


4.自宅に持ち帰り、比較的日当たりが悪い北側に井桁に積み上げて、寒冷紗で
  覆います。
5.乾燥防止のため毎日水をかけました。
6.6月頃には、井桁を崩し、合掌に組み立てて寒冷紗で遮光します。
7.夏は日当たりの少ないところに移し、毎日の水遣りを欠かしません。
8.そして、2年目になった今年10月、初めてシイタケが発生しました。

・発生したシイタケです。


シイタケの菌糸は「ほだ木」の繊維方向に伸びるようです。
シイタケが発生している「ほだ木」の切断面には「種駒」を打ち込んでいません。

「初めての収穫」
・このシイタケが2個目の収穫です。
・1個目のシイタケは、「ほだ木」の間に挟まれて、発生に全く気がつかなかった
 ので、傘が開いてしまいました。

3年目となる来年春には、本格的に収穫できるのではと、今から楽しみにしています。



「住宅地内における栽培の問題点」
・日陰がないことと、乾燥防止ができないことです。
 朝夕の水遣りや寒冷紗を覆っても湿気が保てず、すぐに乾燥してしまいます。

「シイタケの栄養と健康効果」
・食物繊維やミネラルが豊富で整腸作用があり、便秘に効果的です。
・シイタケに含まれるレンチナンという成分は抗腫瘍効果、即ち、抗癌作用があると
 認められているそうです。
・同じくエリタデニンという成分はコレステロールや血圧を下げる効果があり、動脈
 硬化や高血圧予防などの生活習慣病予防に効果があるそうです。
・また、エルゴステロールという成分も含まれており、この成分は紫外線を受けると
 ビタミンDに変わります。
 ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症の予防に効果的といわれて
 います。