らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

東北紀行(その4)山形市(2)

2008-10-29 | 旅行

山形県の歴史探訪は今日の「最上義光(もがみよしあき)」で最終となります。

・「最上義光(もがみよしあき)」の銅像です。
 山形城主「最上義光」は出羽の戦国大名で、伊達政宗の伯父にあたります。

 最上義光は城下都市の建設に力を注ぎ、城外に商業施設を設定し、工業職人街
 を特設して人口の集中と民生の安定を図りました。

 更に最上川の改修、新田造成、産業の振興を図り、神社、仏寺を保護するなど
 して、民衆教化に寄与し、建築、美術、文学など中央の文物を導入し出羽の国に
 文化の華を咲かせたと言われています。

 現在の山形の都市基盤は最上義光の建設に負うものと言われているそうです。


山形城址、復元された「二の丸東大手門」です。
 山形城は1356年、斯波兼頼が羽州探題として山形に入部し、1357年に初期の
 山形城が築城されました。

 後に、最上義光が慶長年間に城郭を拡大、城下町を整備し、関が原の戦いの功
 で禄を得、出羽57万石(東北一の大大名)の本城となりました。


・この像は、上杉方の謀将 直江兼続が率いる2万3千の大軍をむかえ、自ら陣頭に
 立って敵を撃退し、山形を死守した最上義光が決戦場の富神山にむかって進撃
 せんとする英姿です。


・来年1月から始まるNHKの大河ドラマ「天地人」、「出羽の関が原」と言われて
 いる直江兼続と最上義光の決戦も繰り広げられるそうです。

    どうぞお楽しみに!