来年収穫する「イチゴ栽培」についてご紹介します。
イチゴの栽培は苗作りから始めます。
(1)「苗つくり」
・収穫が終盤になると蔓が伸びてきます。これをランナーと言います。
6月頃、そのランナーから芽が出て根を張ってきますので、これを育てて小苗と
します。
・方法はポットで育てる方法と
ランナーをそのまま畝に伸ばして根を張らせる方法があります。
今年は両方のやり方で育苗しました。
いずれの方法も夏は寒冷紗で遮光し、朝晩の水遣りは欠かせません。
・イチゴのポット苗です
(2)土つくり
・今年は夏の間、黒のマルチで畝を覆い、太陽の熱による消毒を行いました。
これで病害虫が死滅するものと思います。
(3)「畝つくり」
・元肥として油粕、鶏糞、堆肥、配合肥料を入れて土とよく混和しました。
・長さ約5m、幅60cmの畝を6畝作りました。
(4)「定植」
・今年はイチゴの定植を10日ほど早く、10月5日に行いました。
・上記の畝に、株間40cmで2条植えとしました。
・定植したイチゴの畝です。
定植から1週間経ち、苗は順調に生育しています。
(5)「追肥」
・10月下旬、株間に配合肥料を追肥します。
この頃には根が張っていますので、根に当たらないように穴を掘り追肥します。
このまま冬を越し、3月初旬、新芽が伸び始める頃にマルチをします。
これで収穫は5月の連休頃から始まります。