ウクレレ
2014-03-11 | 雑学
ウクレレを抱いて、「あ~あ やんなっちゃった」「あ~あ おどろいた」で社会批評を歌った芸能人に、ウクレレ漫談の牧伸二さんがいましたね。
私は、この人の面白おかしく社会批評する漫談が好きでした。
昨年4月に自殺されたと報道されていました。
まだまだ面白い漫談を聴かせて頂きたかったのでとても残念です。
・ウクレレ漫談の牧伸二さんです(ネットより)
さて、今日は彼の商売道具であるウクレレについて調べました。
ウクレレはハワイアン音楽には欠かせない楽器ですが、実はハワイ生まれの楽器ではないようです。
ウクレレの起源には諸説あります。
一つは、1879年8月23日にポルトガルの移民船によってブラギーニャという民族楽器がハワイに持ち込まれ、ウクレレになったと言う説。
他には、ブラジル移民の持ち込んだカバキーニョという民族楽器がウクレレの原型だったという説などがあるようです。
またウクレレの語源は、ハワイ語でukuは「ノミ」、leleは「跳びはねる」という意味で、ウクレレの演奏者の指の動きが、ノミが跳びはねている様子にそっくりなことから名前が付いたという説があります。
ウクレレがハワイの楽器として普及したのは、アメリカに併合される前、ハワイ王朝末期にカラカウア王、リリウオカラニ女王らの王族がこのウクレレをハワイの楽器として大いにプロモートしたことによるようです。
王や王女ご自身もウクレレを演奏し、作曲もされたそうで、「ハワイ・ポノイ」「アロハ・オエ」などの名曲を生み出したと伝えられています。
今ではハワイアンに欠かせないウクレレは、王族のプロモート(販売促進)によって確立したようですね。